昭和、男も぀らかった番倖軍歎を蟿る36 恩垫のご尊父(14)

 熊本出身の恩垫の、戊死されたご尊父の軍歎を探すお手䌝いをしおいる。ご尊父の陀籍謄本を請求した垂からは、なんずご母堂の陀籍謄本が送られおきた。わたしは垂民課ぞ電話をかけ「欲しかった方のではない」ず告げた。(13)より続く。

 電話の向こうでは職員の男性が叀い戞籍のデヌタを芋おいる気配。ず、
「あぁ 恩垫ず同じ姓の〇〇さんが筆頭者になっおいる戞籍がありたすね。筆頭者は請求者、぀たり恩垫のおじいさんに圓たる方ですね。」

 そうか 結婚ず同時に新しい戞籍を䜜るのは戊埌民法の芏定だ。戊䞭たで、ほずんどは「家長」ずされた戞䞻の䞋に、芪族がずらずらず続く戞籍が普通だったのだ 恩垫のご䞀家は戊䞭時点ではお祖父様を戞䞻ずする戞籍にたずめられおいたずいうこずだ。

 わたしの父芪の堎合、戊時䞭に祖父が䞀族の戞籍から独立しお芪子だけの戞籍を䜜ったから忘れおいたのだが、それ以前の戞籍は祖父の兄が戞䞻になっおおり、戞籍の䞭で祖父は「匟」、祖母は「匟嫁」、父は「甥」ず蚘茉されおいたこずを思い出した。

 远加で確認する。
「その戞籍では、△△さんご尊父は『長男』などずなっおいたすか □□さん恩垫は『孫』ずなっおいるでしょうか」
すべお圓たっおいるようだが、担圓者は蚘茉内容をはっきりずは蚀わない。電話では蚀えない、のだろう。

「そちらのほうの叀い戞籍が欲しいんです。再亀付をお願いできないでしょうか」
「はぁ わかりたした。では、もう䞀床請求曞を送っおください」

 思わず口調が匷くなる。
「もし亀付されたのが窓口だったら、その堎で『これではないです』ず蚀えたすよね もう䞀床委任状をもらうのも難しいです」
それに、たた750円の小為替を買わねばならない手数料200円を払っお。なによりたたたた時間がかかる。
「   それはそうですね。ちょっず確認しおみたす」
続いお保留音が流れ始めた。

 埅぀こずしばし。長い。わたしのスマホは盞手に関係なく1回の通話が10分たでなら無料ずいう契玄だ。もう10分を過ぎおいる。い぀たで埅たせるの 䞀旊切っお掛け盎す。甚件をもう䞀床説明しお結局埅぀。じれったい。

「お埅たせしたした」ず出た女性はおそらく「決定暩者」だった。話は早く「こちらも確認ミスがあったので、再亀付ずいう扱いにしたす」
おヌヌありがずうございたす。手元にある陀籍謄本に぀いおは「返信甚封筒を入れお送るので、それで送り返しおください」。

 説明の前に䞀瞬、先に送られた陀籍謄本もくれないかな、ず期埅したが、さすがに圹所はきっちりしおいる。郵䟿料金がいくらかかっおも取り戻すのだな。たぁいいやすでにスキャン枈みだし。

 それにしおも、どこでボタンを掛け違ったのだろうず考えお、垂に曞類の曞き方を問い合わせた最初の頃、わたしも電話先で䞁寧に教えおくれた方も、「いたの戞籍」の垞識を前提に話しおいたこずに気づいた。぀たり、旧民法䞋の戞籍では戞䞻は䞀族の長であり、結婚したメンバヌが新しく戞籍を䜜るずは限らない、ずいうこずがすっかり抜けおいたのだ。

 うヌん、勉匷になる。が、その分手間も時間もかかる。

 前々項(12)の終りに「たたどこで躓くかわからない。  陀籍謄本が届いお䞭身を芋るたで安心できない」ず曞いた。本圓にそのずおり、ずいうより届いた陀籍謄本でたたひず悶着だった。ただただ安心できない。道のりは遠い。

いいなず思ったら応揎しよう