『地獄は善意で出来ている』第2話ネタバレ感想・考察
『地獄は善意で出来ている』第2話、感想と考察書いていきます。
プログラムの実態が明らかになり、夢愛・理子・樹の過去も徐々にわかってきて俄然面白くなってきましたね。
前半に時系列での感想、後半に考察・妄想を書いています(10,000字超)
長文ですが最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
完全ネタバレなのでご注意くださいね。
noteアカウント持っていなくても「スキ💗」は反映されますので、面白かったと思われたら是非押していただけると励みになります!
★プログラム続行?
富樫が死んだのに続けるんですか?
富樫(佐伯大地)の死因は事故死で片付けられ、樹(草川拓弥)、そして理子(渡邉美穂)がそれに対して疑いの目を向けているようです。
富樫が死亡したのにプログラムは継続されるのに、理子は驚きます。
普通なら中止ですよね。
途中退場
カトウ(細田善彦)の「プログラムに合格する見込みがない、つまり支援するに値しないとみなされた人は途中退場」という言葉、意味深すぎます。
視聴者目線からすると「途中退場」すなわち「死」ですからね。
続行か、リタイアか
メンバーの動揺を考慮し、プログラムを続行するか一日考える時間を与えられ、携帯電話も返却されますが、樹だけ断ります。
何があってもプログラムをクリアし自分の権利を取り戻そうと、彼は固く決意しているのでしょう。
母に連絡する理子
母からの膨大な不在着信を見て母に連絡する理子。
理子の居場所を心配する母親に「返済の事はちゃんと考えてる」と言う理子。
何とかなる金額じゃないと否定し、戻ってきてと懇願する母。
父親も心労で倒れてしまったようです。
理子は、きっとこのプログラムの支援金を当てにしているのでしょう。
でも、いくら元受刑者を支援するからといって六千万円もくれるとは常識的にありえない気がします。
この話は後半で考察します。
スマホでメンバーの報道を検索する翔太
翔太(吉田健悟)、詐欺の元締めだけあってそういうところは抜け目がない!私でもそうする。
これから自分がうまく立ち回るために、情報を集める翔太に少し感心。
理子の逮捕記事を確認後、樹の素性も確認し驚いています。
後述しますが、きっと樹が半グレ集団の構成員で極悪非道って書かれているの見て樹を邪険にしたことに今更ビビってるかも?
ヤバいヤツ殴ってしまった!って。
★夢愛とカイ
カイとの再会(電話)
携帯電話を取り戻した夢愛(井頭愛海の元に、昔の男、カイ(山下永玖)からの着信が沢山入っておりすぐさま連絡する夢愛。
カイも出所していて夢愛に美人局をさせていたことを謝り、被害者にお金を返そうとしているという夢愛に、自分も被害者にお金を返そうと思っていると言います。地道に働くとも。
あかんで~!信じたらあかんで~!
夢愛の決断
カイと話をして舞い上がった夢愛はプログラムをリタイアすることを決意、二人でコツコツお金を返済するカイとの将来を思い浮かべて有頂天になっており、朝食時に他のメンバーから呆れられています。
理子と夢愛
リタイアする夢愛に理子は「帰っちゃうんだ」と何だか寂しそう。
園芸作業中、理子のネイルを羨ましがる夢愛と、爪を噛みすぎてギザギザの夢愛の手元を理子は回想します。
爪噛みはおそらく体を売ることに対する強いストレスから。
風俗関係者は仕事上お客のカラダに触れるから爪を伸ばせず、ネイルも出来ないからこそ、理子のネイルを羨んだのかもしれません。
夢愛に対する友情と彼女を蝕むストレスに対しての同情、両方を理子が感じ始めているように思えました。
カイの変心
舞い上がっているカイから約束の取り消しの連絡。
事務所から損害賠償を請求されているらしい。
いやいや!事務所から損害賠償というのも多分嘘でしょ!
一緒にはいられないというカイを必死に助けようとする夢愛。
カイから頼むこむのではなく、あくまで夢愛から援助を口に出すように誘導するのがミソですね。こういった手口、悪用厳禁です。
昔も今もカイにいいように操られていそうで夢愛が不憫になってきました。
★琥太郎ハニトラ被害
琥太郎の部屋を訪れる夢愛
夢愛は琥太郎(高野洸)を誘惑し、いい雰囲気になったところで、急に甲高い悲鳴を上げ襲われた様子を装い、樹の部屋に逃げ込みます。
そして夢愛は「(プログラムの)評価下がったら困るもんね」と琥太郎に口止め料を請求。
ただ冷静な樹は夢愛の芝居を見破ります。
樹は夢愛が琥太郎の部屋を訪れるのを見ていたからもあります。
「私、本当に琥太郎に襲われて怖かったの!」という夢愛を、樹はベッドに押し倒し、乱暴しようとスカートの中に手を這わそうとします。恐怖のあまり硬直し声も出ない夢愛。
手を止めた樹は、「真の恐怖は言葉を奪う、決してあんな風には出ない」と指摘します。だから先ほどの悲鳴は嘘だと。
樹は真の恐怖を経験してきたのかもしれません。
そして樹は「おおかた男にでも頼まれたんだろう」ということも言い当てます。
カイの頼み(回想)
夢愛との電話でカイは、「だったら、武器使えば?」と暗にカラダを使っての金儲けを提案していました。
「頼む、これが最後だから」って、お前、きっとこれまで何回も言ってるやろ!
「一生繰り返してろ」
樹:図星かよ
夢愛:しょうがないじゃん……こうしないとカイに捨てられちゃうんだから。夢愛のこと、誰も必要としてくれないんだから
樹:他人のせいにするなよ!自分で選択したことだろ、全部。一生繰り返してろ。地獄が好きなら
夢愛:好きなわけない……好きなわけないじゃん!
終始無表情で他人のことには我関せずな態度だった樹が声を荒げるのが珍しいですね。
「一生繰り返してろ」もカッコイイ!
でも穿った見方をすれば、これは自分に対する戒めかも。
人を信じすぎた樹自身への。
後半で考察します。
★夢愛に対するカトウの思いやり
カトウと夢愛の対話
夢愛:わかんないの、どうやったら地獄から抜け出せるか……
動揺する夢愛にカトウは「初めて会った時のことを覚えていますか?」と語りかけます。
風俗嬢をしている夢愛の元を訪れるカトウ(回想)
カトウ:なぜこんなことをしているんですか?
夢愛:こうしないと食べていけないから
カトウ:本当にそうですか?男に言われてやっているだけでは?
カトウ:一ノ瀬さん、あなたが本当にやりたいことはなんですか?あなたの意志は?
夢愛:謝りたい……謝りたい……(おそらく被害者に)
「あれがあなたの本当の姿ではないでしょうか?」と優しく語りかけるカトウ。
カトウは犯罪者を憎んでいるのか救いたいのかよくわからなくなってきました。
夢愛の決意
こぶしを握り締め、何かを決意した夢愛はスマホからカイの連絡先を削除します。
何か憑き物が落ちたように微笑む夢愛を見てカトウは微笑みます。
夢愛はカイの影響から脱せず、「地獄」に落ちていくのかと思いきや、カトウの激励のおかげで、更生にまた一歩踏み出した感じですね。
★プログラム復帰後
携帯の返却とプログラムへの全員復帰
夢愛・琥太郎・翔太は携帯を返却、プログラムを続けることを選択します。
理子は他に流されることなく、まず冷静に警察の現場検証が行われたかをカトウに確認し、説明を受けると納得し、タブレットを返すことでプログラムを続ける意思表示をします。
理子もどうやら富樫の死とプログラムについては少し疑っていたのかもしれません。
最初から携帯を返してもらっておらず、残る意志を示していた樹を含めて全員がプログラムを続行することになりました。
外壁の掃除
何の指示もなかったのに水圧洗浄機を見つけてもくもくと掃除をはじめる手際のよい樹を見て、夢愛は彼に指示を求めます。
夢愛:夢愛何したらいい?
樹:自分で考えろよ
「自分で考える」というのもドラマのキーワードの一つと言えそうです。
これまでカイの言うとおりに美人局を行い、受刑後も風俗で働き、爪をボロボロにするほどの大きなストレスを受けてきた夢愛。
はじめて自分で考えてカイの呪縛から逃れた夢愛ですが、人間の性向はそう簡単に変わらないもの。
また他人に指示を求めて、自分で考えることを放棄しています。
次の依存先は樹、もしくはカトウ?
斉唱①
カトウの指揮で「翼をください」を歌うメンバー達。
琥太郎が調子っぱずれな歌声で場が和みます。
今 私の 願い事が 叶うならば 翼をください
「翼をください」の歌詞から考えて、元受刑者の気持ちに寄り添う歌を選んだのか?この時点では思いました。
一ヶ月前某所(回想)
みすぼらしい建物の一室に集まったカトウと数人の人々。
被害者の会事務局のカトウと名乗り、カトウは演説します。
国や法律は被害者の味方ではありません。
加害者である彼らは、たかが2~3年刑務所にいただけで罪が許されると勘違いしている。
未だ暗闇を彷徨う皆様と、光の下へすでに放たれた加害者
罪と罰のバランスがあまりにも歪んでいませんか?
人生を狂わされたあなた達には復讐をする権利があります。
どうぞ、彼らの罪に値する罰を与えてください。
そして公平な秩序ある社会の再構築を!
大好きな祖父を結婚式当日に殺された女性も苦しみと怒りを口にします。
おそらく翔太の部下が殺した老人の孫でしょう。
私が結婚なんかしなければ生きていたかもしれないと自分を責める女性にカトウは、
何を仰るんですか、悪いのはあいつらですよ。
あなたがたはいつもそうやってご自分を責められますが、それは大きな間違いです
「そう、悪いのはあいつらだ!」たどたどしい口調で同意する黒眼鏡の男性は第1話の富樫の被害者の画家。
おそらく後遺症で言語能力にも支障が出ているのでしょう。
「絶対に許さない」と女性も鬼気迫る口調です。
どうやら集まっている人々は富樫やその他のメンバーの被害者のようですね。
カトウは悪魔的な笑みを浮かべます。
そうです、それが正しいんです。こうやって共に痛みを分かち合いながら、心を一つにし、新しい未来を作っていきましょう。
この場ではカトウは完全に被害者側の立場です。
加害者の更生の話などは一切出ず、罪に対して軽い罰で済んでいる加害者に対する怒りと復讐をかきたてています。
斉唱②
一か月前のことを思い浮かべながら笑顔で指揮をするカトウ。
「翼をください」、カトウにとっては実は被害者の気持ちに寄り添う歌なのでしょう。
この大空へ 翼を広げ 跳んで行きたいよ
悲しみの無い 自由な空へ 翼はためかせ 行きたい
★プログラムの全貌が明らかに
『被害者救済システム特別支援プログラム』
被害者は元受刑者を端末から常時監視できて、24時間いつでも自由な方法で裁きを下す指示を出すことができる。
前回の記事で元受刑者に更生の遺志があれば救いがある可能性を示唆しましたが、どうやら被害者の厳罰感情を正当化するプログラムのようです。
救いはないのかもしれません。
第1話の画家
富樫に視力を奪われた画家は、すでに第1話で裁きを下しています。
おそらく裁判ではひったくったカバンに狭心症の薬が入っていることは知らなかったと証言し、結果として視力を奪ったことを猛省している振りをしていた富樫。
しかし、富樫と樹との会話を隠しカメラで聴くことにより、富樫がカバンに薬が入っていたことを知っていたことを知り、「なんで死なねえんだよ、あいつは」と富樫の本心を聞いた時、画家は裁きを下すことを決断したのでしょう。
★樹
食後、警察の現場検証について疑う樹、対して気にも留めていない琥太郎。
部屋に戻り、ピッキング用のクリップを落として机の下を見た「助けて」の落書き。
これはこのプログラムが以前も行われていたこと、そして元受刑者が隠しカメラに映らないところにメッセージを残したことを示唆しています。
樹の中でこのプラグラムに対する疑惑が確信に変わった瞬間です。
ただ、何事にも抜かりの無さそうなカトウが、見えにくい場所とはいえ、落書きをそのままにしておくとは思えません。
プログラムの秘密に気付き始めた樹に対するカトウの罠かも?
★インターミッション
第2話はここまで。
樹が徐々に真実に近づき始めていますね。
さてここからは私が考えた考察と妄想を描いていきます。
まっさらな頭でドラマを楽しみたい方は、以下は読まないでくださいね。
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ーーーここから考察・妄想(閲覧注意)ーーー
では考察・妄想を語っていきたいと思います。
★ゲストルームの油絵
冒頭、富樫の死について話をしているゲストルームの壁にかかっている一枚の油絵がアップになりますが、妙に気にかかっています。
絵具を厚く塗って何を描いているかわかりにくいですが、私には荒れ果てた赤い山肌に女性がうなだれて手と足を延ばしてしゃがみこんでおり、頭上には青い空と白い雲があるように見えます。
赤い山肌→地獄
女性→被害者(あるいは加害者)
青い空→天国
それぞれを象徴しているのではないでしょうか?
ひょっとすると、カトウ自信、もしくはカトウの肉親が描いた絵なのかもしれません。
★携帯電話返却
携帯電話返却って、富樫の死やこのプログラムの内容をリークされたら運営側は困りませんか?
いやいや、きっと守秘義務について参加時に契約しているのでしょう。
外部に余計な情報を漏らした場合は失格みたいな感じで。
★理子の横領罪の時系列について
理子の逮捕は2021年10月
理子のスマホ記事が、2025年7月24日(木)付けで、理子の横領発覚が4年前の10月ということは2021年10月に発覚したとこになります。
そこで逮捕・起訴されて、2025年7月24日のこの記事の時点では裁判中との記載があります。
さて、理子の横領はただの横領罪でなく業務上横領罪でしたね。
(業務上横領)
刑法第253条:業務上自己の占有する他人の物を横領した者は、十年以下の拘禁刑に処する
六千万円(いや、59,286,000円ですね)という高額の横領です。
実刑になっていそうですし、理子は元受刑者ですから、執行猶予にならず確実に収監されています。
ドラマ内日付がいつかはわかりませんが、裁判中にこのようなプログラムに参加できるとは考えられません。
この記事のあと判決が出て収監されているとしたら、ドラマは2025年より未来の話になりますね。
となるとドラマ内日付は2025年から数年後の設定の可能性が高い。
裁判に1年かかるとして2026年に判決が出たとすれば、最大10年の実刑なら2036年満期出所。
ただ第1話で他のメンバーがすぐに「六千万横領女」と発言していることから事件も風化していないこと、理子本人の若さからいっても10年も服役したとは考えづらい。
理子の母親の言った「返済」とは?
さて、ここで理子の母が「返済」と言っていることに注目してほしいです。
もちろん横領した会社に対する「返済」という単純な意味合いかもしれません。
ですが、おそらく理子の父母が会社と示談の上、多額な借金をして横領金の返金と示談金の支払いをしたのではないでしょうか?
娘が犯罪者になったことと借金の返済の心労が重なって、父親が倒れたということかも?
その借金の「返済」という意味と考えたいです。
理子の刑期は?
それならば、示談のおかげで短い刑期の3年ほどで済んでいる可能性があります。
3年に未決拘留期間も1年間刑期に編入されたとして、判決が2026年、収監が2年とすれば、出所は2028年、ドラマ内日付は2028年以降ということになります。
理子はプログラムの支援金で六千万円は到底無理だということは理解の上で、たとえ数百万円でも支援金をもらって父母とともに借金の返済を進めようと思っているのかもしれません。
★樹の素性と傷害罪について
樹は半グレ組織の極悪非道構成員?
翔太の見た、2025年9月19日(金)の半グレ組織「極東愚連隊」の記事、高手地襲撃事件の主犯格と言われ、極悪非道を極めていると称されています。
2年前に暴行事件を起こし、逮捕・収監され、先日出所しているとのこと。
少し違和感ありますね。
第1話の冒頭では水商売の黒服とはいえ真面目に働いている姿が描写されていました。
店の客から暴行を受けて倒れているところにカトウが訪ねていますから、半グレ組織の構成員の香りは微塵もないです。
「高手地襲撃事件」とは?
樹の半グレ組織の極悪非道構成員、「高手地襲撃事件」の主犯格というのは、冤罪の可能性が高い気がしています。
そしてこの「高手地襲撃事件」こそ3話以降の伏線になってきそうなワードだと個人的に思っています。
今のところ高手地というのが人名なのか地名なのかわかりません。
ですが人名なら苗字呼び捨てではなく、フルネーム(例:高手地一夫)かもしくは役職(例:高手地社長)が付きそうなものですので、個人的には地名だと考えます。
樹の刑期について
次に、樹が犯した暴行事件の刑期ですが、暴行罪と傷害罪では罪の重さが変わってきます。
(暴行)→※相手の身体に物理的な力を行使すること(怪我はない)
刑法第208条:暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、2年以下の拘禁刑若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
(傷害)→※相手の身体に物理的な力を行使して怪我(打撲・骨折など)を負わせること
刑法第204条:人の身体を傷害した者は、15年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金に処する。
収監期間が2年未満という事から、暴行罪に相当するのかと思いましたが、公式サイトの相関図には傷害罪と記載があります。
傷害罪ですが刑期は短く済んだのかもしれませんね。
黒服で仕事をしている期間がしばらくあったでしょうし、おそらく出所後仕事も転々としたでしょうから、そうなるとドラマ内日付は出所した2025年よりも数年後、2027~2029年。
理子のケースで算出したドラマ内日付は2028年以降となっているので、つじつまは合います。
★メンバーとカトウについて
樹と琥太郎の仲の良さ
夢愛が食堂に入って来たとき、理子と翔太は別々のテーブルで一人で食事をしていますが、樹と琥太郎は同じテーブルで向かい合わせで食事していました。
外壁の掃除の時にも樹を「師匠」呼びしています。
第2話最後でも、ご飯の上に山盛りコーンに厚切りバターを載せている樹を羨ましがる琥太郎と、二人の距離が近づいている感触です。
こうしてみると、樹と琥太郎は他のメンバーより仲良くなってる?
第1話では名前呼びをうざがられていたのに、これは琥太郎の粘り勝ちと言えそうです。
理子と夢愛の仲の良さ
こちらは樹と琥太郎ほどではないですが、心を閉ざしていそうな理子が、開けっぴろげな夢愛に少し心を許している感じがあります。
夢愛がプログラムを離脱宣言した時に少し寂しそうでした。
回想シーンでネイルを褒められた時もまんざらではなさそうでしたし。
仲間外れの翔太
そうなると一人あぶれる翔太。
理子の髪を掴んでるし、樹は殴ってるし、誰かと仲良くなる未来はあまり見えません。
被害者の老人の孫娘も激怒していたし、次の地獄行きは翔太と予想。
でも予告では意外にみんなと仲良くやってるみたいでしたね。
カトウの水やり
窓際の鉢植えの花に丁寧に水をやるカトウのシーン。
その丁寧さにカトウの神経質さ、もっというと偏執性が表れています。
茎が折れて萎れた花をむしり取って微笑むカトウ。
これは矯正不能の犯罪者を排除するメタファーでしょう。
カトウにも何か犯罪者を憎む辛い過去があるのかもしれません。
「一生繰り返してろ。地獄が好きなら」
夢愛の美人局の芝居を樹が見抜いたときのセリフです。
タイトルの「地獄」という言葉が出てきました。
強引に解釈するなら、男のためにカラダを売って金を稼ぐ夢愛の「地獄」は、愛するカイに対する「善意で出来ている」わけですよね。
さらに穿った見方をするなら、樹自身も「善意」で人を助けたことで無実の罪をかぶり、「地獄」に落とされたのかもしれません。
愚直にカイを信じる夢愛に自分を重ねて、思わず声を荒げてしまったのではないでしょうか?
カトウの通話相手は?
カトウが誰かに電話で現状を報告するシーンがありました。
ええ、心配ご無用です。ちゃんとシナリオ通りに進んでいますから。
ご安心を。
話しぶりも犯罪被害者に対する話し方ではなく、もっと上の存在に話しているように聞こえます。
このプログラムの元締め、もしくはパトロンでしょうか?
カトウの背後に大きなバックがあるのを匂わせますね。
カトウは夢愛を特別視している?
もしかするとカトウは夢愛に対しては同情している?
いや、ここで離脱されたら困るから優しくした?
でも、カトウは夢愛に対しては男に騙されただけだと同情的な気がするんですね。
妄想ですが、カトウの母や姉妹も男に騙された過去があって、そのせいで夢愛に同情的なのかもしれません。
カトウに心服しているかもしれない夢愛
カトウの真摯な思いやりの言葉(本心かどうかはわかりませんが)に、カイへの未練を断ち切った夢愛。
しかし次はカトウに心服する危険性があるかもしれません。
カトウの手駒になる可能性もありますね。
プログラム続行への各自の意気込み
カトウ:良かった、これで全員ですね。大丈夫!優秀な皆さんならきっと合格できるはずです。改めて今日から頑張りましょう!
夢愛:(元気に)ハイ!
琥太郎:(夢愛の返事を後すぐに)ハイ!
翔太:(しかたないといった表情で)ハイ
理子:(無言)
返事の仕方で各自の心境がわかる良いシーンですね。
カトウとの対話で一歩踏み出してやる気満々の夢愛→素直すぎる
カトウと夢愛の勢いに飲まれたように返事をする琥太郎→流されるタイプ
あまり乗り気ではないけど金のためなら仕方がないといった風の翔太→腹に一物抱えているタイプ
まだ完全に納得していないせいか返事をしない理子→簡単に他人を信じないタイプ
それぞれのモチベーションが短い返事と表情で見事に表現されていました。
このプログラム運営組織の規模
国や司法も当てにならないと言っていることから、公的な機関でもなさそうです。
第1話、カトウが樹に差し出した名刺の住所は「霞ヶ関」になっていましたけど、この集会の場所や様子から見るとあまり大々的な組織ではなさそう。
ただプログラム実施会場を持ち、職員も抱えていることから、ある程度のパワーは持っていそうですね。
おそらくカトウも、そして協力している職員も、元犯罪被害者なのかもしれません。
ひょっとするとこのプラグラムに参加した被害者が職員として協力している可能性もありますね。
樹は冤罪か?
実は半グレ構成員なのも高手地襲撃事件も他人で、樹が身代わりになって、報道され服役していたかもしれません。
身に覚えのない罪で服役し、出所後も元犯罪者という事で差別されていた彼は、自分の冤罪を晴らし正当な権利を回復したいと考えているのかもしれません。
先ほどもいいましたが、他人を信じすぎて「地獄」の落ちた夢愛と同様、樹も他人を信じすぎたのではないでしょうか?
そうであれば他のメンバーへの隔意ある態度も頷けます。
そして、さらに言うと、樹は幼い頃から虐げられて生きてきたのかもしれません。
人間らしく生きる権利を取り上げられて。
メンバーの贖罪
第1話の富樫は見事に反省の無さを誇らしげに語って罰を受けました。
第2話では夢愛は昔の男で共犯者でもあるカイとのつながりを断ち切りました。
個人的には第2話で夢愛が裁きを受けると思っていました。もちろん、これで助かったと考えるのは早計ですが。
翔太はまったく反省していないようですし、琥太郎も飄々としていてあまり反省していない感じです。
樹についてはまだわかりませんね。先にも述べましたが、個人的には冤罪なのではと考えています。
カトウの素性は?
カリスマ性を持って被害者を率いるカトウ。
おそらく彼も犯罪被害者の一人で、有力なパトロン(この人物も犯罪被害者の可能性あり)から資金提供を受け、『被害者救済システム特別支援プログラム』を創設したのかもしれませんね。
実は凄腕ハッカーの理子(完全に妄想)
第1話で発注書に巨額な数字を打ち込んでいた理子。
でも発注書改ざんだけで巨額横領は難しいと思うので、何らかのシステムハックで横領していたかも。
絶対ITスキル高いキャラっぽい!眼鏡だし。
一人だけタブレット持っていたし。
今後、樹の片腕になって、このプログラムのシステムをハッキングしてほしい!
★加害者の反省は心の底からのものか?
さて、例えば裁判では加害者の量刑を減らすために、謝罪したり、反省の手紙を遺族に送ったりがあると思います。
その反省は本当に心からのものなのか?
被害者家族からすると、加害者が我が身可愛さに反省する振りをしているかどうかは判断できない。
このプログラムで加害者を24時間監視することで、彼らが本当に反省しているか、それを見極める目的もあるのでしょう。
加害者が我が身可愛さではなく、自らの犯罪を心から悔い、涙を流して贖罪を誓うことで、万が一にでも、被害者が罰を与えずに開放する可能性もわずかながらあるかもしれません。
★最後に
長々と書いてしまいました。
きっと的外れな意見も沢山あると思いますが、こうやってあーでもない、こーでもないと楽しめるのがこのドラマの面白いところだと思います。
早々とカトウの組織の正体がわかりましたが、この後きっと二転三転あるのは間違いありません。
第3話から、さらに面白くなりそうな予感満載ですので、未見の方は今から見ましょう!
Tverで最新話が見れます!第1話はしばらく観れるはず。
FODでは全話視聴できます!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
(END)
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