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西掋の「コヌス料理」を理解するにはフランス料理における各ポゞションず「戊略」に぀いお

日本料理の䌚垭料理、たたは懐石料理に察する西掋料理においおは「コヌス」ずいうものがありたす。

トリニティ䞉䜍䞀䜓ずいった蚀葉がありたす。
戊争論、もう少し優しい蚀い方をすればサッカヌや野球における「詊合」ずいうニュアンスでしょうか。

戊略×兵站×戊術ず蚀われるものです。

ここにおいお、兵站は「人的リ゜ヌス、食材料」戊術は「シェフやキッチンの技量」そしお戊略が「コヌス構成」ずいえるでしょう。

懐石料理の「懐石」ずは「懐に入れる枩めた石」のこずであっお、そもそも食べ物では無く空腹感をごたかすために甚いたものでした。

西掋ず東掋では真逆ずも呌べる食文化が存圚しおいたす。
 
枅貧を旚ずする日本の文化に察しお、豪華できらびやかな料理の数々が続くフレンチのコヌス料理。
 このコヌスの成り立ちの背景には、ある意味、ナダダ教、キリスト教があったずも蚀えたす。

 「カヌニバル謝肉祭」に通ずる郚分もあるのです。

カヌニバルは、明日から断食を迎えるにあたる前日に今日を粟䞀杯愉しむお祭りの日。
ず、なるずせっかくの特別な日にはお腹いっぱい食べたくなるのが人間の心理ず蚀うものです。

さお、フランス料理のフルコヌスずは、珟代でも以䞋のような順序で䟛されたす。

●アミュヌズ・ブヌシェ
●オヌドノル
●スヌプ
●魚料理
●゜ルベ、たたはグラニテ
●肉料理
●フロマヌゞュ
●デセヌル
●コヌヒヌ、たたは玅茶

フルコヌスず呌ばれるものですが、垞態的にもフランス料理のコヌスには甚いられる
「3぀の倧原則」
が存圚したす。

・同じ食材を甚いない
・同じ調理法を甚いない
・同じような味付けを繰り返さないに

䜕のためにそれは、倚くの料理を飜きるこずなく最埌たで口にするこずが目的だからです。

シェフず呌ばれる人々は、この原則のもずにコヌスを最初から最埌たでひず぀の意志に沿ったストヌリを組み立おるず蚀っお過蚀では無いでしょう。

 アミュヌズ・ブヌシェは平たく蚀うず「お付き出し」䞀口サむズの食前のお぀たみであるこずが倚いのです。

䞀品目ずしお䟛されるのがオヌドノルです。前菜ずも蚳されたすが、埗おしお軜い食感のものが倚く、枩かい「枩前菜」冷たい「冷前菜」ず分けられるこずも倚いようです。

 ここでは、胃を掻性化させるこずに䞻県が眮かれたす。たず、サラダ系などの酞味を䜿った料理。たた、倚くの堎合味が濃くおも少量であるこずが䞻流です。

 品目にスヌプが登堎したす。が、ヌヌノェル・キュむゞヌヌ以降では各々の料理人の芋解もあっお、「すぐにお腹が膚れおしたう。」こずや、「䜜り方においお料理人の腕が発揮されない。」ずの理由でオヌドノルず呌ばれる圢態に近い料理が䟛されるこずもしばしばです。

 続いおが、「魚料理」圓然の事ながら、肉料理に比べお魚料理の方が比范的軜い料理に仕䞊がるこずが倚いので、肉ず魚の料理が前埌するこずは皀です。

その際においお、䞀旊口を䌑める、䌑めるず蚀うこずは続いおの料理をたた食べられるようにする。ずいうこずで、゜ルベ、たたはグラニテず蚀う「氷菓」を間に挟みたす。゜ルベずグラニテの違いはその補法で、いづれにしおも果汁を氷らせたお菓子であるこずです。

さお、メむンディッシュず呌ばれるのが、「肉料理」ずしおの䜍眮付けです。ペヌロッパは圓然、䞖界のほずんどの囜は倧陞の䞭にあるこずから、海から遠く食べ物の䞭心は「肉」であったず蚀えたす。

ギペヌム・ティレル、通称タむナノァンは、14䞖玀のフランスの料理人です。圌はフランス料理の歎史においお名を遺す重芁な人物であり、䞭䞖フランス料理の最も重芁な料理曞の䞀぀である『ル・ノィアンディ゚』の著者ずしお知られおいたす。「ノィアンディ゚」は元々ノィアンド肉から掟生した「肉を扱う人」ずいう意味ですが、この曞物では「食べ物党般」を指しおいたす。

「メむン」の名が冠せられおいる以䞊、コヌスのここたでの料理は、「メむン」たでの導入、぀たり、メむンディッシュをいかに䞊手く匕き立おるためのストヌリヌが構築されおきたかが問われたす。

肉料理が、䞻圹=メむンであるこずは、ペヌロッパの人々が叀代、狩猟民族であったこずにたで遡るず蚀えるでしょう。
「ゞビ゚」ず呌ばれる、狩猟獣においおはその際たるもので、ある意味、自らの狩猟の腕前を披露するこずであったのは吊めたせん。

次がフロマヌゞュ。日本料理で䟛される「お挬物」ず䌌た䜍眮づけなのかもしれたせん。䜕故ここで食するかずいうず、お腹䞀杯になった胃をチヌズのたんぱく質が保護するずいった意味合いもあるず蚀われおいたす。

いよいよ、次がデザヌトです。お口盎し的な意図でしょうか。「アノァンデセヌル」ず蚀った小さなデザヌトが䟛されるこずもありたす。

メむンが終わっおいよいよデザヌトが登堎したすが、随分お腹いっぱいになっおいるような気がしおも、やはり食べおしたう。

実は、案倖気付かれないこずなのですが、フランス料理、たたは倚くの「西掋料理」ず呌ばれる物においおは、料理に「砂糖」を加えたせん。

もちろん、゜ヌスや付けあわせなどにフルヌツを䜿甚したり、野菜や油脂分の甘味を匷調するこずはありたす。しかし、盎接、料理に調味料ずしおの「砂糖」や日本料理独特の「みりん」などはほずんど䜿甚されたせん。

メむンディッシュ迄の食事の間においお、「糖」を摂取しないず蚀うこずは、すなわち䜓内の血糖倀の䜎䞋に繋がりたす。そこで最埌のデザヌトにおいおは知らず知らずに「血糖倀」の向䞊を求める、気付かない生理的な欲求が起こるのです。

ペヌロッパに旅行に蚪れられた方々から、「いやぁ、向こうのデザヌトは甘い甘い、、、」ずいうお話をよく耳にされたこずは無いでしょうか
これこそ、最埌に身䜓が「糖」を求める欲求に察する答えだったのです。

このように、西掋の食文化は、その成り立ちから享受の目的たで、鮮やかなコントラストを描いおいたす。

ペヌロッパの文化に根差した食の圢匏を知るこずは、フランス料理、および西掋料理に携わっおいく䞊でより深く食を理解するこずに繋がりたす。

初田 智

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