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真夏の朝ごはん - 取り入れたい二つの成分

  八月に入り、季節の便りもまもなく暑中見舞いから残暑見舞いへと移行する時期。お盆を前に納涼祭や花火大会などが開催される時期でもある。

 昨日は地元・生駒の市民まつりだったが、あえて奈良の東から、山の辺の道の近くにある集落から納涼花火を眺めてた。天理から見ると生駒は北西の方角を見やることになる。
 間にある奈良盆地は随分と都市化が進み、明るくなった気がする。

 里山文庫での滞在中は基本的に引き篭ることにしている。食材も持ち込んだ分で事足りるので、今のところ滞在中は敷地からほぼ出ていない。昨日、花火が見やすい開けたところまで2、3分ほど歩いて移動したくらいだ。

 衣食住が完結した状態で外界と自分を切り離すリトリート(静養)の時間は、ほぼ完璧な執筆環境と言っても良いかもしれない。


生きることは忙しい

 一日の巡りは驚くほど早く、なんやかんやしていたら、いつの間にか時間が経っている。「忙しい」をスローガンに、暮らしの現場とその周辺で本当にやらなければいけないことから逃げ続けてきた人ほど、こうした過ごし方を取り戻す必要があるかもしれない。

 食事に関しては漬け置くタイプのものを少しまとめて作って、少しずつ消費したりもします。例えば今の季節なら夏野菜と薬味のめんつゆ漬けとか。

トマト、きゅうり、ゴーヤ、ゆで枝豆、玉ねぎ、大葉、ミョウガをめんつゆに仕込む朝

 ちなみにゴーヤと大葉とミョウガは収穫して持ってきたものです。

(下線リンクは各々の食材を収穫した過去記事への入り口です)

 薬味の類は刻んで豆腐に乗せるだけでさっぱりした一品に仕立ててくれるので助かりますね。

ミョウガのせ冷奴
大和当帰葉と大和橘のポン酢でいただきます

朝イチのチューニング時間

 と言っても「ぱぱっと手早く時短で」という主婦の発想ではなく、私は朝食に関しては作って食べて片付けるまでを二時間くらいかけたいタイプ。その一連の作業の間に一日のチューニングをする感じです。

 早起きしてこの時間を取ることができると、その日は仕事であろうと、執筆であろうと、めちゃくちゃ集中できます。

 勤め人としてさっさと家を出ないといけなかった時代(片道二時間の通勤)は体力に任せて(電車というゆりかごで寝たりして)乗り切ってきましたが、多分もう無理ですね。ちゃんと朝に落ち着いた時間があった方がいい。

 今でも出かける用事のある時はソワソワするし、ましてこんなに暑い季節は陽が上る前に外作業に繰り出すので、のんびりできません。だからこそ、こうしてリトリートに来ている間、朝ごはんに存分に時間をかけています。

土佐の香り米・玄米・そば米・たかきびのブレンドごはん、子持ちキクラゲ、肉味噌ゴーヤ炒め、目玉焼き、ミョウガのせ冷奴、大葉と梅干し入り味噌汁、イタドリ茶

 で、こんな暑い季節は外作業に出る前に、あれを食べて出かけた方がいいなあ、などとシミュレーションするわけですね。

夏の朝に積極的に摂っておきたいもの

 夏に夏野菜を食べるのはとても理に適っていると思うのは、夏野菜には水分がたっぷりと詰まっているから。夏場しっかり水分を摂る必要があるとはいえ、飲み物ばかりを飲むのは時に辛いものです。
 少し塩気を効かせた野菜であれば、汗とともに出てゆく塩類のほか、ビタミンやミネラルも一緒くたに摂取することができます。

小鉢に移すだけ

 そうそう、夏の朝食では塩分と水分を摂っておきたいところ。
 特に外作業に繰り出す際に塩飴と麦茶を持って出るのはいいのだけど、まず朝食でとっておいた方がしっかり汗をかいて体温調節できる感じがしますね。

冷やし梅茶漬け、大葉となめこの味噌汁、夏野菜の麺つゆ漬け、ウーロン茶

 梅干しも昨年土用干しをして瓶詰めにしておいたものを持参しました。
 冷たいウーロン茶を注ぎ、果肉をほぐし取ったあとの、果肉の残った梅の種は味噌汁に入れるとさっぱりします。

まさしく茶碗。緑茶やほうじ茶でも美味しい

季節のフルーツを添える

 例によって朝ごパンの日もあります。
 トーストだと水分少なめなので、野菜のほかフルーツがあると最高。

ハムエッグトースト、夏野菜のめんつゆ漬け、パイナップル、カフェオレ

 カフェオレには隠しフレーバーとしてゆずジャムを投入しました。ほんのり先日の土佐の名残りが感じられます。ついでにハムエッグトーストには、先日の記事でも登場した「ユノスコ」をぱぱっと振るってみました。

ゆずのしぼり汁で作った高知の青唐辛子ソース「ユノスコ」

 だいたい毎日蝉が鳴き始める4時半頃には起きています。
 夜食べるのが遅くなって、朝も遅めになってという日もあれば、今朝のように朝6時前には食卓についていることもあります。

陰翳礼讃


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