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【マンガ業界Newsまとめ】ピッコマ10周年などGW直前キャンペーン増、xの海賊版論争継続中 など|4/26-245

マンガ業界ニュースの週1まとめです。
マンガIPの業界カンファレンスIMARTの主催やマンガIP市場調査を行うMANGA総研の代表である筆者が、マンガIP関連のニュースを、ビジネス系を中心に、短時間でチェックしていただけるようにまとめています。

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GW直前セール・キャンペーン増

今週は、GWの直前ということで、大きなビジネスニュースが少ない代わりに、大き目のセール・キャンペーンが多数で始めています。今年のGWが最大12連休という大型化しているところも影響あるやもですね。

来週にかけて更に多数出ると予想されますが、現時点でピッコマの10周年イベント系CPをはじめ、プラットフォーム、版元、媒体と、ここでも紹介しきれてない多くの施策が公開されています。

--セール・キャンペーン

DMMで70%という数字を見ると、ちょっと心配になりますねw


xの海賊版論争各方面から継続中

漫画海賊版利用をめぐり日本人クリエイターと海外ユーザーの間で議論沸騰

『ガチアクタ』作者・裏那圭氏、海賊版利用を英語で強く批判

先週もご紹介しましたが、xのタイムラインGrok自動翻訳と、おすすめTLへの翻訳言語応酬の熱が冷めやらない感じが続いています。

議論が起こること自体は良いのですが、大分こうエビデンスが定かで無いなぁというポストがバズったり、作家さんが直接巻き込まれたり、まぁ色々なことがx上で起きております。

先週も書いた通り、個人的には、海外の海賊版ユーザーが置かれている状況には一定の理解はあるつもりですが、基本は違法は違法のスタンスです。

作家に直接「ファンです!海賊版で読んでます!」という声掛けをするシーンを目の当たりにするのは、一時のBookOff論争を彷彿とさせ、「またか…」と、げんなりするところでありますが、色んな議論が起きています。

また、副次的と申しますか、直接関係あるとも言い切れませんが、日本漫画が海賊版として海外各国の漫画市場を破壊したというポストを投稿している方がバズっておりました。

色んな国の分析をされていて、例えばメキシコ版がこちらアメリカ版がこちら

これに対して、メキシコの現場から指摘が入ったり、(ポストに行くと、xアカウントのある方は翻訳が読めます)

アメリカ版は、コミュニティポスト提案がついたり、米国のマンガ事情の専門家から指摘が入ったりしています。

元の投稿については、AIによる調査や作文が入ってそうだなぁという予想もされるところがありまして(個人的意見です)、文章の方向性の切り口は面白いかなと思うのですが、現在のxの状況を考えると、国内漫画関係者だけでは無くて、海外まで巻き込んで正誤定かで無い情報が飛び交っておりまして、あまり良い状況とは思えないなとは思っています。

ただこれも、xによるバベルの塔再建直後の過渡期的なもので今後落ち着いていくのか、状況が更なる永続的な混乱に向かっていくのか、まだわからないところです。

業界で真面目に日々働いている方々としては、この辺りのトンマナというか空気というか、状況の把握はされておいたほうが良いかなぁというところであります。

特に、例によって作家さんにとって不幸なことが最小限になればなぁと思うところです。


国内News

KADOKAWAの「MFブックス」や「コミックアライブ」など、20弱のレーベルが、それぞれ独立して持っていたレーベルのページをKADOKAWAオフィシャルサイトに統一して運用するようになったとのこと。

ここまで色々バラバラだったというところも、いわゆる漫画編集部らしさだったように思うのですが、ComicWalkerがカドコミに改称され、全社的な動きの歩調が合ってきているというところでしょうか。運用的には、このほうが合理的ですよね。


白泉社・花とゆめ編集部がコミチ+導入です。
オープンキャンペーンとして3日間限定で最新話直前まで無料開放など実施されています。

白泉社のアプリ・Webの導入履歴を紐解くと

①アプリ「マンガPark」にて、少女誌・青年誌全ての作品を提供開始
②青年誌「ヤングアニマル」が、ファーストタッチをWeb版へ移行
③マンガParkが一部Web版の運用を開始
④「花とゆめ」がファーストタッチをWeb版に移行(今回)

一部筆者の個人的見解が入りますが、こうした流れでしょうか。
各レーベルの運用も多様化しております。


幻冬舎がBLウェブマガジンを「Fejju(フェジュ)」を創刊とのこと。


こちら興味深いのですが、世界的に人気の『キャプテン翼』の、大空翼単体で、スポーツ選手のマネジメント会社「スポーツビズ社」がマネジメント契約を結んだとのこと。翼君をタレント扱いして、IP展開につなげるということですね。

また、記事に引用されているイラストが、アニメ版ではなく、©高橋陽一とクレジットされた原作版権であることが読み取れます。

タレントマネジメントとなると、キャラクターの出方として、一定の可塑性(衣装変えたり、思わぬ使われ方をしたり)が考えられ、現状の市場環境というかテクノロジーを考えると、vtuber化やAIコミュニケーションなど、色んなパターンが考えられます。

ということで、どんな感じの事例が出てい来るか、高橋先生自身がどうかかわるか、そのうえで集英社がどういう役割を担うかなど、興味深いところです。上手く行って欲しい。


『ドラゴン桜』の三田紀房さんらが、教育格差是正の財団を設立とのこと。良いですね。

これそのもはとても良いのですが、漫画家さんが財団を立てる際に、マンガそのものに還元する財団ってあまりないのはなんでなんでしょうね。大抵は、その作品の扱ったジャンルに関することが多いですよね。トキワ荘プロジェクトを運営していた頃から、そうしたことをしたい漫画家さんがいたら、お手伝いしたいなとは思ってはいるのですが、やはり難しいでしょうか。


この話題、なかなか続きますね。
鷹野さんの記事の、ログイン後に読める箇所は、なかなか力作なので、これを機会にHON.jpのメルマガへの登録もおすすめします。

そのうえで、この話題に私が触れにくいのが、日本向け海賊版の問題なんですよね。今でこそ、日本向けの海賊版は読みにくいようになってきていますが、ここ十数年を振り返ると、十代やそれより下の子たちにかなりの猛威を振るっていたことは、データは多分公開状態には無いと思うのですが、定性的にはそうした見方が示されたこともあるんですよね。言いにくいんですけども。


これちょっと良いなと思ったんですが、事業の進め方のスタイルを考えると総合商社の参入の場合、作品じっくり作るより、こういう感じのPOPMARTみたいにキャラIPを大きく早く海外にも伸ばすみたいなのが合ってるかもですね。


第 18 回エンタメ・クリエイティブ産業政策研究会議事要旨.PDF

政府の動き回りです。赤松さんは今の環境のほうが発信しやすそうな感じしますね。アニプレックスによる業界展望は、私も聞いてみたいです。

経産省の研究会議事録ですが、「分野を横断してコンテンツを中長期的に見るコントロールタワー機能は、ポートフォリオマネジメント」という辺りは、もっともなんですけども、これ実際どうするつもりなのかというあたりですね。


代表を務めるMANGA総研「マンガIP市場調査」関連記事です。
ご購入は以下フォームよりです。


Webtoon・ショート動画関連

楽天とWOWOWの共同IP開発で、Webtoon連動とのこと。座組が興味深いですね。


Plotto新作、LINEマンガ新着1位。


めちゃコミでヒットした『オークの樹の下』がピッコマへ展開


国内ショートドラマ戦線は、キャスティングが本格的になってきましたね。


海外News

当noteでも何度か紹介しております、いきなりWebマンガが中南米から火がついて、映像化に米国VizMediaが乗り出した『ニワトリ・ファイター』ですが、メキシココミコンで作家さんが熱烈な歓迎を受けたようです。良き。


紀伊國屋書店のロス店は、リトルトーキョーの中にあり、日本から漫画関係者が行ったときも視察のメッカで、米国における日本漫画販売の代表的な棚なわけですが、倍増の400坪+別にもう一店展開とのこと。


『チェンソーマン』新刊が『呪術廻戦』を超えて売れてるとのこと。アニメの配信タイミングを考えると、確かに強さを感じますね。

『週刊少年ジャンプ』の『ドラゴンボール』初回掲載号が8,000万円超えに

こっちはえらいことですね。あまり投機的にならなければ良いのですが。


タイトル訳:CODAはフランスのマンガ関連団体およびメディア規制当局と覚書(MOU)を締結した。

CODAのフランス向けの取組、仏AMW側を主導したというMangas.ioは日本漫画でフランスにて強いPFです。


海賊版対策のデータ周りです。こういうのは沢山出て欲しいですね。


韓国の施策。作家に直接打ち手を打つのは、日韓の施策の大きな違いではあります。


インドネシアには1995年からのやってる老舗の同人即売会もありまして、この辺りPixivとの相性は良さそうです。


libroさんの北米エンタメニュースまとめです。

サウジのマックのPVですが、日本語でナレーション(with字幕)始まってびっくりしたんですが、こういうものなのでしょうか。
そして、変わらずインド熱いですね。

新マリオ映画の興収1000億超えとのことですが、さすがに軽く超えてきますねー。

Crunchyroll Manga、集英社作品を追加

CrunchRollマンガの作品追加は、どんどん行って欲しいですね。


AI・画像生成関連

キャラとAIで話せるNAVER/LINEマンガの取組、第2弾ですね。
これと、先述のキャプテン翼の翼君が事務所に所属するような取り組みが上手く嚙み合うと良いようには思います。


OpenAIのイラスト生成のメジャーバージョンアップ、確かにちょっとレベルが上がってる感がありますね。アニメでもマンガでも無く、なんらかのキメラが生まれてる気はします。


出版社とAIの関係性として興味深い事例なのですが、学術論文と引用の関係性をAIで制御してビジネス化した事例があるとのこと。

この切り口は、版権とキャラのビジネスに応用できませんかね。AIが、漫画もアニメもゲームも全部学習すればとは思います。これは、例えば電子コミックの取次系の業務には応用できないかなぁとも。

こういうことだとは思うのですが。


ソースがいきなりスペイン語なうえ頼りない、どちらかというゴシップなので、話半分聞き流して欲しいのですが、FF7のティファのAI同人が削除されたとのこと。ありそうな話ではありますが…


私はどちらかというと、岡崎二郎作品の一連にある、人類とテクノロジーの行きつく先の無常さみたいなイメージをもっちゃいましたが、今現在書いてる人にも審査員している人にも切実ですよね。


AIあんまり関係ないですけども、スマートグラスって度が入れられるらしいんですよ。びっくり。


今週の取組・新人賞等

--各種取組

セールだけではなく、取組もGW前で増えてる感じですね。

DMMブックスがシリーズ購読機能を開始

リブレのビーボーイレーベル35周年展示@アニメイト本店

なかなかに手の込んだ取組

熊本は、ワンピに続きラオウですから、キャラが濃いです。

このイラストが良くて。


--新人賞・漫画賞

完成度ではなく可能性


記事のみ紹介

アジアでも人気とか

マンガ編集者が生存者バイアスに陥るとまずい話

自分に合うマンガ出版社の見つけ方|シーモアコミックス編集部の特徴をご紹介


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