【JSL初期指導・DAY4】学級になじむ!クラスメイトの名前と教科名を楽しく覚える指導法
今回は、私が国際教室で実際に行っていた
「最初の1週間の動き」の中から、4日目の様子を書いていきます。
国際教室での3日目までのメニューを終え、
国際教室での学習にも慣れ始めた頃からの活動です。
DAY4の流れ
①ひらがな50音の練習
②教科書と教科の名前
③友達作り:学級の友達の名前を知ろう
①ひらがな50音練習
3日目では初めてひらがな表を見ながら声に出し、まずは慣れることを目標に練習しました。
4日目以降も引き続き見て、聞いて、わかるまで練習をしていきます。
(書く練習はまだ始めません。)
教室内に掲示してあるひらがな表で一緒に声に出したり復唱したりした後、一文字ずつ書かれたカードを用意します。できれば、行ごとに色を分けるとわかりやすいです。
バリエーションとしては、以下の通りです。
・行で並べる。
・「あかさたな」と、横の並びで並べる。
・先生が言った行を並べる。
・先生が言った行を並べた後、先生の言ったひらがなの順に並べる。
(あ・お・う・え・い・・・など)
・児童が言った行(もしくはひらがなの一文字)を先生が並べる。
このカードは、私は7×7センチに画用紙を切り、マジックで直接書いた手作りです。カルタを使ってもいいですが、まずはひらがなの字のみに集中してもらいたいので、この時点では使いません。
いつも先生→児童の流れだと退屈してしまうので、時には児童に先生役になってもらうと新鮮で楽しいです。
5日目以降も同じように繰り返し練習していきます。
②教科書と教科の名前
可能であれば児童自身の教科書を使用します。
教科書の教科名が漢字の場合は、ひらがなを書いたシールを貼ります。
児童が母語での読み書きができる場合は、ひらがなで書いたシールの下に母語で書いてもらいます。
この時もDAY2の身のまわりの物の名前を知る活動同様、教科書を持ち上げながら復唱させます。
活動のバリエーションとして・・
・早口で言い、早口でリピートさせる
・頭文字だけ先生が発音し、その後を児童に言わせる
・机に一つずつ物を置き、先生が言った教科書を取りに行く
・「○○と○○」と、2冊以上の教科書を取りに行く
広い教室であれば、なるべく遠くの机や棚に教科書を置いて取りに行かせるようにすると体を動かすことになるので飽きずに楽しくできます。
③学級の友達の名前を知ろう
学級の友達の名前を知ることが、学級の一員だと実感できる近道だと思っています。学級での活動も増えてくるので、名前を覚えることは大切です。
事前に担任の先生に教室内の机の配置と名前が入った表をもらいます。この時、できたら学級開きの時に取った写真も手に入れられるといいです。
仲良くなった友達がいる場合、すでに覚えた呼び方でもかまいませんが、これから覚える友達の名前は、「名字+さん」で練習します。
また、「○○さん、おはよう」「○○さん、バイバイ」などすぐに使えそうな実践的練習も入れることで、友達との距離がグーンと近くなります。
今回は4日目の活動内容を紹介しました。
まだ日本語での授業に参加するのは難しくても、友達の名前を覚え、「〇〇さん、おはよう!」と挨拶ができるようになるだけで、子どもたちの表情は一気に明るくなります。給食や休み時間をともに過ごす中で「自分もこのクラスの一員なんだ」という実感が芽生えていくはずです。また、自分の言葉をわかってくれたという自信にもつながります。
次回は【DAY5】、最初の1週間を締めくくる最終日の活動をご紹介します。
初期指導で必要な備品をまとめたリストはコチラです↓。
いいなと思ったら応援しよう!
今後の創作意欲の励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。