【JSL初期指導・DAY 3】「ひらがな・校歌・給食」学校生活に早く慣れるための授業案
今回は、私が国際教室で実際に行っていた
「最初の1週間の動き」の中から、3日目の様子を書いていきます。
国際教室での1日目のメニューを終え、
2日目に手形を作り、
「国際教室は、あなたの居場所だよ」と、わかってもらえた後の活動です。
DAY3の流れ
①ひらがな50音導入
②校歌を知ろう
③給食対策:お箸に慣れよう
①ひらがな50音導入
いよいよ国際教室で、本格的に日本語指導を始めていきます。
国際教室内にひらがなとカタカナの50音表を事前に貼っておきます。
(※教室に必要な初期教材一覧表を今後投稿いたします。)
始めはとにかく順番に声を出して一緒に読み上げていきます。
「あ」から「ん」まで言ったり、
行ごとに一息で読んで復唱したり、
「あ」「か」「さ」「た」「な」・・で言ったり・・・
今日は初回なので、視覚で文字を見ながら音を聞き、まずは慣れることを目標にします。
(※4日目からのひらがな指導のバリエーションは、次回の記事で紹介します。)
②校歌を知ろう
私が勤務していた学校では、毎週月曜日の朝に全校朝会がありました。
そして、月の最後の朝会では、校歌を歌うことになっていました。
そのため、国際教室の子どもにも早く「学校の一員」になってほしいという願いから、校歌の練習をすることにしていました。
全校朝会でみんなが歌っている時、ほんの少しでもメロディを知っているだけで「あ、知ってる!」「聴いたことがある!」と、安心するのではないかと。
まず、校歌の歌詞を見ながら、事前に録音した校歌を聞きます。
教室にキーボードを用意できる場合は、メロディを弾きながら一緒に歌っていきます。
③給食対策!お箸に慣れよう
学校給食では米飯の日があります。
家でお箸を使う機会があまりない外国ルーツの子どもたちにとって、給食の時間が「言葉がわからなくて緊張する時間」に加えて、「お箸が使えなくて困る時間」になってしまわないように、事前のステップとして取り入れます。
また、保護者にも「お家でも家族のみなさんでお箸を使ってみてください」と伝えます。
国際教室の授業では、「アイスブレイク」として、この「お豆ゲーム」を利用しながらお箸の練習をしました。
(画像をお借りしました)
この「お豆」は、一つ一つが形が違い、つかみやすいものとつかみにくいものがあり、大人でも苦戦する時があります。
年齢を問わず、楽しく使える素晴らしい教材(玩具)です!
こういった楽しく学べる市販のゲームや、国際教室にまず揃えておきたいマストアイテムは、近々【初期教材一覧】としてWord資料等も含めて詳しくご紹介予定です。
お楽しみに!
3日目までの活動を通して、子どもたちは「国際教室の過ごし方」や「学校の生活」に少しずつ慣れていきます。
土台ができたここからが、いよいよ本格的な日本語のステップアップです。
次回【DAY4以降】の記事では、今回導入したひらがな指導をどのように深めていくのか、子どもたちが飽きずに取り組める「指導のバリエーション」をご紹介します。
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