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【北米エンタメニュースまとめ】「J-POP SOUND CAPSULE」 Anime Expo 2026で開催」「中国のオンライン文学、国を超えた文化言語に」「Crunchyroll、ロサンゼルスにポップアップ体験場所」「世界中で急成長する日本のアニメ」

エンタメビジネスをリサーチするlibroによる日々の北米エンタメ市場などのニュースなどのまとめです。今週は


  • 「J-POP SOUND CAPSULE」 Anime Expo 2026で開催へ

  • 中国のオンライン文学、国を超えた文化言語に

  • Crunchyroll、ロサンゼルスにポップアップ体験場所をオープン

  • 世界中で急成長する日本のアニメ 米国では5人に1人が視聴


です。


暴走する米ユーススポーツの資本主義 孫の試合が見たければ「課金せよ」

エンタメとは遠いのですが、スポーツは「物語という感動をマネタイズする」という点でエンタメに近いと思って注目しているのですがこれはびっくりしました。アメリカという資本主義大国は注目するとすぐマーケットにするのでこういうことになるのか、と。

アメリカのマネーのスポーツへの注目はプロ→大学スポーツときて、今子供のスポーツ市場にきているもよう。日本も野球のシニアには相当お金が動いているとも聞きますがこわい。


フィリピン・ダバオで書籍一掃セール 日本の「本離れ」と重なる活字文化の岐路

フィリピンの書籍文化のひとつ。あまり読書が根付いておらず、大きな書店もないとのこと。とはいえセールとなると来るということは少しお高めなのですかね。


「J-POP SOUND CAPSULE」 Anime Expo 2026で開催へ

アミューズがAnimeExpo2026に参加です。昨年に続き、ぴあらと組んで「J-POP SOUND CAPSULE」を開催します。SPYAIRがいくの嬉しい。日本向けVIPチケット販売もあり。


中国のオンライン文学、国を超えた文化言語に

中国は小説文化というのを示す事例です。中国ではオンラインの漫画や小説が人気ですが、その小説が中国国内だけではなくグローバルな文学シーンで注目されつつあります。読者の反応を見ながら物語を進めるスタイルはフランスの「モンテ・クリスト伯」にも例えられます。同時代では評価されなかったという側面も。すでに海外の作品に、オンライン小説を通じて伝わった中国文化が取り入れられています。オンライン文学は今の中国の「文化輸出」の柱のひとつです。


“ゲームを殺すな運動”が大きく前進、「ゲーム保護法案」がカリフォルニア州下院で可決される。サービス終了後も遊べるように維持orできないなら返金を義務付ける法案

これのゲーム産業への影響を知りたい。カリフォルニア州の下院議会で「ゲーム保護法案」が可決されました。オンラインで販売したデジタルゲーム(ただし無料配布ゲームなどは対象外)に関して、ゲームの公式サービスが終了したあともゲームがプレイ可能な環境を維持することを求めるもの。不可能な場合は返金を義務付けるとのこと。


サイバーエージェント、マニラでアニメイベント開催

サイバーエージェント積極的ですね。フィリピンのマニラでアニメイベントを開催しました。



次のマンガ読者はどこにいるのか?ドイツから考えてみた

これは私も賛成です。幅広く「フィクション」が好きな人という観点から、アニメから入る漫画ファンだけでなく文学含めてほかのジャンルのフィクション好きを漫画に呼び込む努力が不可欠。ホラーや推理もの、ファンタジーははまりそう。記事にもあるようにスポーツは可能性大です。あとどこの国の書店でも「IKIGAI」が人気なので、関連漫画も探したいですね。


ボート、防空壕、銀行金庫室…世界で最もユニークな14の書店を見てみよう

銀行の金庫室書店は面白そう。


ラ・リーガと ALTAVA が提携、日本、韓国、中国でオリジナルのサッカー・ウェブトゥーンを開始へ

スポーツと漫画は急速に接近しています。「キャプテン翼」はもちろん、最近は「ブルーロック」も。「ハイキュー‼」は世界のバレーボール人気の上昇に貢献しました。その中でスペインでサッカー大会を運営するラ・リーガがALTAVAと提携し、サッカーをテーマにしたWebtoonを日本や韓国、中国で立ち上げます。ちょっと見てみたい。


インドの出版業界は目覚ましい成長を遂げている

インドのブックフェアが非常に活況です。小説も人気ということはマンガやアニメも可能性ありそう。

こちらの記事も、インドのZ世代のアニメ人気についてです。


「AIは単純には置き換えできない」日本が楽しむZINEトレンド

なんか海外メディアのアレンジがあったのか、英語メディア最近日本のZINE人気がすごくフォーカスされています。こちらは京都新聞印刷が印刷機をZINEの印刷に貸し出しているという話。すごい転換だなと思いました。日本はとにかく印刷会社ネットワークが強くZINEや同人誌文化となじんだなという気がします。


TikTok、「スーパーアプリ」への道

TikTokは米中の政治でいろいろ振り回されましたが若者を中心にSNSとして浸透しました。その中でSNSからオンラインショップからホテルやツアーの予約などまでアプリ上でできるようにし、スーパーアプリになろうとしつつあります。すでに検索サイトとしても使われているらしい。TikTokはアニメコンテンツも多いので、聖地巡礼とかとも相性がよさそう。


インドネシア出張記(前編)マカッサル編

アジア文芸ライブラリーの編集を担当されている方による、インドネシア出張のリポートです。マカッサル国際作家フェスティバルへの参加や現地の出版関係者の方々とのミーティングが非常に興味深いものです。ジャカルタ以外の地域の書店の少なさなど、現地の出版事情だけでなく、インドネシアを市場としてみたときに、どう広げていくかの課題も見えてきます。

この方と現地の大学で教えられている方の話題の「ポップカルチャーが先か文学が先か」というのは面白い観点でした。インドネシアに限らず多くの世界の人々がいま(そしてこれまでも)、アニメや漫画を通じて「日本」と出会う中、漫画やアニメは日本の理解につながるのかーー「カグラバチ」読んで日本人がみんな刀持ち歩いていると思われたら困りますよね。でも桜木花道みたいな人はいそう。

文学もポップカルチャーも幅が広いので一概には言えないとは思いますが、「フィクションの出会いとリアルの理解」というのは教える方には葛藤があるのかも。フィクションで出会ってリアルにも興味を持ってくれたら最高ですがね。


CrunchyrollのAnimeNight、「対ありでした。お嬢さまは格闘ゲ-ムなんてしない」などを上映

恒例のCrunchyrollのAnimeNight。映画館でのアニメ上映ですが、今回は「対ありでした。お嬢さまは格闘ゲ-ムなんてしない」などを上映予定。話題の新作を映画館でいち早く見てもらおうというのと同時に、ファンのイベントでもある。

Crunchyroll、ロサンゼルスにポップアップ体験場所をオープン

最近Crunchyrollは、リアルの消費者との接点を増やしています。6月にはロサンゼルスにPop-Up Experienceをオープンする予定。没入型アクティビティやグッズ販売をします。期間は8月まで。基本は無料で有料会員は優先的に入れるシステムとのこと。うまくいけばグローバル展開があるのかも。


米国で新たな書店が増加中

グローバルでデジタル化が進む中、アメリカでは書店が増えています。American Booksellers Associationの2025年のリポートによると、25年に米国では605の新しい書店がオープンしたとのこと。これは常設店舗、ポップアップ店舗、オンラインを含みます。なお書店だけでなく、ゲーム販売店やコミック専門店も増えています。こうした店舗はモノを売るだけでなく地域で趣味のコミュニティを作ることにも寄与しており、そこが消費者に選ばれる理由になっているよう。


ドイツのDoKomi、2027年は7月開催

大盛況に終わった2026年のDoKomi。すっかり欧州のポップカルチャーイベントの中心になりました。2027年は会場の関係で7月開催に。結果としてパリのJapanExpoや米国のAnimeExpoと日程的に重なることになります。最近は日本のクリエイターによるArtist Alleyへの参加も増えてきています。


「キャプテン翼」、FIFAワールドカップ2026で特別コラボ

いまサッカー漫画といえば「ブルーロック」が世界を席巻していますが、元祖「キャプテン翼」も強い。FIFAワールドカップ2026で特別コラボです。アニメ版ではなく原作というのがいいですね。


緊急遮断の裏で不法ウェブトゥーン横行 ニュートッキ後継乱立

日本の漫画やアニメ、韓国のWebtoonを扱う海賊版サイトについては国や関連機関を挙げて取り締まりが進んでいますが、新しいドメインやテレグラムなどを使って利用者を維持しているところも。堂々と翻訳者も募集しています。一度「無料で自分の言語で読める」が体験できてしまうと、なかなかオフィシャル版に切り替えてもらうのは難しいですね。


「スティール・ボール・ラン」英語吹き替え版の裏側に迫るスタッフインタビュー


「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」のアニメ、Netflixだから日本からでも英語吹き替え版が見られるということでスタッフインタビューです。アメリカ大陸舞台ですから、吹き替えの方が言語的には「本場」ともいえる。「『SBR』はアメリカの過去を舞台にしているため、英語吹き替えでは、その場所と時代にしっかり踏み込める、楽しく、しかも正当性のある機会が与えられていると感じています」というのはまさしくそうだと思います。


アニメ「カグラバチ」ワールドツアーの日程公開

2027年の放送前に、日本を含む各国で上映ツアーをやるアニメ「カグラバチ」。第一弾の日程が公開されました。ドイツの「AnimagiC」、NYCの「AnimeNYC」など各国の主要コミコンで行われます。7月のAnimeExpoが最速かな?「グローバルは冒頭20分、原産国の日本はフルです」はうまいバランスだなと思いました。あとはアジア各国と中南米の上映がどこになるか気になる。インドネシアとブラジルはやりそうなのですが。


【日本人が知らない、世界のスゴいスタートアップVol.28】「売れた後」の話をしよう——日本コンテンツ輸出の死角

スタートアップ文脈からコンテンツの話が出てくるのはありがたいですね。推し活輸出のプラットフォームは本当にほしい。HYBEのWeverseみたいな仕組み。

インタビューは台湾の投資家の方へのもので、コンテンツの人気と同時にコンテンツのグローバルな「流通」はどんどん複雑になっているとのこと。特に税務、決済、コンプライアンスですね。日本のライブイベントでも海外のカード決済が使えないという問題もあります。

国を超えてコンテンツを提供する企業に対する税務当局の目も厳しくなっているようで、エピックゲームズなどが追徴課税を求められることも。日本も海外で稼げば海外の税務当局から納税を求められることになります。

グッズから電子書籍、ライブと幅広い日本のコンテンツを考えると一か所で対応できるプラットフォームは重要かも。しかも海外企業に手数料を払わずにすむもの。これを手掛けるのがMoR(Merchant of Record)で、日本発のMoRもすでにあるらしい。

世界規模の決済ソリューションを提供するもの。「売れる過程」と「売れた後」は重要ですよね。「コンテンツ産業を拡大させるためには、それを支えるエコシステムの形成」なうなづけます。


タイ、Bangkok International Content Marketを立ち上げ アジアのハブを目指す

各国コンテンツビジネスの後押しに乗り出しています。タイでは7月に「Bangkok International Content Market」が開催される予定。映画やテレビシリーズ、アニメをターゲットにしたBtoBのマーケットでグローバルな配信会社や制作会社、投資家を呼び込みます。目指すはアジアのコンテンツハブです。「Content Thailand」の名のもと、タイのソフトパワーをグローバルに売り込み、輸出産業にする狙いがあります。すでに「Yシリーズ」といわれるBLコンテンツがありますし、けしてむりな話ではなさそう。


世界中で急成長する日本のアニメ 米国では5人に1人が視聴

改めてグローバルな日本のアニメ人気について。米国では5人に1人が視聴し、アニメそのものがメディアとして普及してきたイメージです。とはいえ市場の伸びではインドのほうが調査機関の2020~25年では伸びが大きかったもよう。韓国や中国、ブラジルも伸びが大きい。 

さらに日本でも25年時点で55%がアニメをみており、20年の31%から増えている。そうとう多いな。


この企画を始めるきっかけになった菊池健さんのマンガ業界関連の日々のニュースをまとめるマガジンです。

トーハン・日販の動向は気になります。そうとう物流費の上昇が厳しいのだなと推察されます。本当に「全国で同じ価格で同時発売」というシステムの崩壊が近づいているのかも。


今週は以上です。引き続きよろしくお願いいたします。

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