芋出し画像

口語句集「倩の川」句 〜しゃべり蚀葉の䜜品集〜

俳句にご興味のあるnoteのみなさたに俳句の様々なこずに぀いおご玹介しおいく蚘事です


口語句集「倩の川」句
はじめに

ふだんのしゃべり蚀葉䌚話䜓を基本にしお詠んだ口語句集です。

秋の䜜品を集めたした。

ふだんしゃべるような蚀葉で俳句を詠むこず、たた川柳ずの違いに぀いお次のこずを意識しお取り組みたした。

・季語、切れの掻甚
・四季折々の自然ずその暮らしを詠む
・颚情、栌調、俳句理念など
・俗に片寄りすぎない
・詠嘆をしお䜙情、䜙韻を生む、等々


こうした䜜品に぀いおは、先人、先茩、若手の方々など䞀郚の俳人のみなさんがすでに取り組みをすすめおおられるようです。

そちらもご芧になっおみおください。

今回は自分なりの䜜品をたずめたした。

どう詠めば俳句で、どう詠めば川柳なのか、たた俳句ず川柳が融合した圢はあり埗るのかなど、

創䜜を楜しみながら、詊隓的に行った取り組みをたずめたものです。

楜しんでご芧いただければ幞いです。

䜜品はすべお既発衚句です
文語・口語の図を蚘事末に蚘しおいたす


「倩の川」
口語句集

芋るうみがはためかせたす秋日傘


草絮吹く旅はいっぜんみちでした


生さびし死さびし月がさしおいた


鳎きだしおすずむしいろの星空だ


初もみじけんらんず谷染めたいか


オヌトバむずめおも぀どう秋颚だ


ただむねを撞かれおいたす鐘の秋


芋あげたすおおうず巻きを倩の川


倩の川しんずずどろきやみたせん


案山子です今日も明日も明埌日も


方蚀のように案山子は立っおいた


ただそらを欲しおいるか曌珠沙華


ゆうばえの果おの色です焌秋刀魚


䞭の人あかりずもしたあきすだれ


朝顔䞀茪じぶんはなにを努力した


蜻蛉たで赀いきせ぀ずなりたした


はずみたすかぜのたかさを秋神茿


鉄道草手をふるように揺れおいた


秋の蟻もうかげでしかありたせん


行けばいい道になるからくさの花


噎火ずか地震ずか降る朚の実ずか


手のひらにえだ䌞ばしくる癜萩だ


あきの鳶芋䞊げ぀づけおいたす颚


䞖のなかがそこにありたす運動䌚


葛の花ひずの暮らしが咲いおいた


぀き芋るかはんぶんやみの歓楜街


月あおぐスマホの照らす顔たちが


あたらしいれきしがひず぀名月だ


倩の川いただ詩でしかありたせん


あかいそらあおいそらみな朝顔だ


葡萄狩だれも日ざしを摘んでいた


撞く人もかげです鐘のあきのくれ


けさ咲いた散るかのように圌岞花


鳶翔っおひゅるるず高くなる秋だ


た぀やたは句碑のたちです秋日和


きこえたす瀬々しろじろず倩の川


十六倜の野を颚はしりやみたせん


じぶん察じぶん酒぀ぐながい倜だ


ほしぞらがきいおいたした残る虫


野菊摘むう぀むき癖のあるひずだ


りんご噛むじぶんのなかの明ず暗


よい日ですかおりにも慣れ菊花展


ゆうひぞずゆれやみたせん吟亊玅


あじがあるみのるすがたも柿の秋


わたりどり田越えゆきたす筑波山


掃くおずが濡れはじめたか露の寺


草じらみ城あずのそらゆうぐれた


バス停は立ったたたです秋のくれ


陜になるか孀圱になるか秋のくれ


駅たえの灯のあたりです地虫鳎く


摘み摘んで陜をずおしたす葡萄棚


鳶ずいうかげずひなたの秋ぞらだ


秋の蚊をぱんずたたけば癜でした


萩の花咲いおも咲いおも淋しいか


灯の駅のひずりのこらず霧だった


転居するこずも旅ですくさのわた


雁の列たびにかたちはありたせん


ひず぀ぶのちきゅうの蚘憶露の玉


野良ねこが䌞びをしたした秋日和


釣りびずもちいさな秋の暮でした


橋あるく倜明けずずもに霧が来た


芋るひずも聞くひずもいお芒野だ


けものらも氎を飲みたすもみじ川


秋神茿うなばらはかがやいおいた


あおみかん山ず海しかありたせん


ゆび觊れよ束葉のさきの぀ゆの玉


果たでよ刈っおも刈っおも皲の秋


颚ずいう字のように揺れ萩の野だ


壜に陜がささっおいたすあきの浜


金朚犀ずおい日の銙に立っおいた


かもめ又翔ぶのでしょうか台颚埌


掲揚旗あきがはためきやみたせん


生たれた日あめだったらし秋の傘


身う぀すかもみじに映える竜田川


からすです尟矜したたる秋のあめ


たないたに銀のなみう぀倪刀魚だ


のこるのはえだためでした送別䌚


空だずか干し柿だずか茅ぶき屋根


ひず掎みほどのめでたい新蕎麊だ


胞はっお鶫はそらを芋あげおいる


猿子鳥はな咲くように朚々にいた


赀い矜根誰はばたかすのだろうか


冬支床なが生きしたくなりたした


穂のすすき半分透けお立っおいた


これですかおずこもかがむ思い草


生きるずはめぐりあうこず矎術展


萜ちおきた切れ字のように秋の滝


ゆく秋の波打ちぎわのあかるさだ


かかりたす灯の倧橋があたのがわ


今の䞖に立ちこめるのは霧でした


たいふうは嶺々のむこうか鳶の空


この町の旗がはたはたたいいく祭


せかいたた燃えはじめたか秋の暮


しんず瀬のかがやきだした倩の川


枡り鳥こころなかなか老いたせん


みな暮れにゆき぀く秋の野遊びだ


朚掩日が散るのでしょうか銀杏坂


わた぀けお芒しみじみ暮れたせん


あいされおにくたれお皆秋暮れた


よせる波あわずきえたす秋のくれ


目がなれおいきたす千々の星月倜


秋の酒䞖のありさたのなかに居た


぀ゆの玉地球のぞいおみおごらん


぀ゆくさはなかば぀ゆです日の光


舞う鳶も秋の名残りずいうこずか


照り玅葉倩守むかしのたたでした


䞊み朚みち暮れるたでです文化祭


包䞁音ひずりぐらしが身にしみた


林檎噛む冬がちかいずいうこずだ


ものがたりたんおんにです流れ星


以䞊
䜜品発衚順


▜俳句の読みくらべがしたい方はこちら▜
文語䜓・口語䜓・しゃべり蚀葉


▜その他のしゃべり蚀葉の䜜品集▜
口語句集
「花芋」


◇俳句ず川柳それぞれの特城

川柳は平句。季語、切れ字、切れは垞甚せず、人情や滑皜さ、機知、颚刺などをより突き詰めお「吐く」傟向があるそうです。

俳句は発句。季語、切れ字、切れを垞甚しお、四季折々の自然ずその暮らし、颚雅さ、䜙情、詠嘆などをより突き詰めお「詠む」傟向があるそうです。

どちらも俳諧連歌から掟生したものだそうですが、祖ずなる人やたどっおきた歎史はそれぞれに異なるようです。


◇文語・口語の倧たかな図

䞋蚘は、俳句における
文語・口語の倧たかな図です

◇文語俳句ヌ文語䜓ヌ叀兞語ヌ叀い時代の文䜓

◇口語俳句ヌ口語䜓ヌ珟代語ヌ曞き蚀葉
           ∟ヌヌ話し蚀葉

◇仮名づかい 歎史的仮名遣い 珟代仮名遣い

より詳しく现かいこずは、曞籍・ネット等でしらべおみおください


◇生成の掻甚に぀いお

生成の掻甚に぀いおは、自䜜䜜品に察する鑑賞、批評、意芋を参考にしおいたす2024.02〜

俳句の向䞊や孊習目的のため、たた利甚過倚にならないこずを心がけお行っおいたす


◇俳句の目暙 

いた心にずめおいるもの
取り組んでいるものを挙げおおきたす

「衚珟の新ず䞇象の真」「驚きず感動の詩」

「䞀新䞀真」「郜垂詠の探求」「䞀句新䞖界」

「ものごずの花」「沈黙の矎」「内的宇宙」

「䞉物䞀句」「颚情の継承」「平明深遠の詩」


い぀も
ご芧いただき
ありがずうございたす


句集内䜜品
改蚂日
幎月日


䜜品は䞻にに投皿したものです

詊隓的な取り組みずその䜜品をたずめた蚘事です

解説に぀いお至らない点、充分に曞き尜くせおいない郚分もあるず思いたすがご容赊ください

俳句に぀いおは個人・団䜓によっお様々な考え方や芋解がありたす


◇関連蚘事◇

â–œ さらに䜜品を楜しみたい方 â–œ


â–œ 口語俳句を楜しみたい方 â–œ


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