2025年の日本アート界を振り返る
2025年もあとわずか。
年1,000展を巡る男が、2025年のアート界隈について振り返ります。
別途、
・世界のアートニュース
・芸術祭や訃報などのニュースまとめ
も投稿するので、フォローしてお待ちください。
今回は「日本の2025年アートニュース」。
GeminiなどのAIで情報収集してみたところ、パクリ問題、AIとアート、芸術祭でまさかの事件、モネや北斎が海外へ、など、色々ありました。

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大阪万博ミャクミャク問題と、落合陽一と、オノ・ヨーコと

大阪・関西万博、行きました?
2025年といえば、まずこれでしょうか。
…と言いつつ私、人混みが苦手すぎて行けてないんですが。
個人的には落合陽一さんのnull2、オノ・ヨーコさんの土に埋まったバケツ?の作品、
他にも名和晃平さん、鴻池朋子さんなど現代アートの豪華メンバーの作品が気になってました。
しかし、誰が予想しました?
「ミャクミャク」が、ここまでの"信仰"を集めるなんて。

大阪・梅田での音楽フェスへ行ったら、ミャクミャク目的の人が集まって大混乱!怪我人が出るなどSNSで炎上した出来事もあったりして。
もうほとんど「ミャクミャク様」ですね。
手のひら返しというのか、人の心なんてそんなものだなと興味深い。
失敗して大赤字になると言われていた万博は、黒字で大成功。
気持ち悪いと批判されたミャクミャクは、結果的に大人気に。
人って目新しさを求めるのに、慣れないものに拒否反応が出るという矛盾。ただそれも次第に慣れて、好きになるんですね。面白いですね。
太陽の塔もしかり、多くの人が拒否したくなるようなものこそクリエイティブであり、アート的だなと思ったり。
香川県「幻の芸術祭」事件

2025年、私は8つの芸術祭へ行きました。
その芸術祭についてショックだったニュースが、これ。
香川県で開催予定だった芸術祭。アーティストたちが作品準備を進めていたが、なんと主催者と連絡が取れなくなり、芸術祭そのものが開催されなかったとのこと。
せめてアート界隈「以外」でももっとニュースになって、被害を受けた作家さんたちがフィーチャーされたら良かったのですが。
様々なパクリ問題——盗作、トレパク、贋作鑑定の今後
徳島県立近代美術館が購入した贋作、全額返金される

美術館でさえ贋作を掴まされることがあるって驚いた、この問題。
結果的に売り手から全額返金されたんですね。
話題になって、美術館の宣伝になったかな?
購入を決めた担当者の立場がどうなったのかも気になるところですが。
本物のアートとは何なのだろう?
贋作を描いたヴォルフガング・ベルトラッキの能力は、同評価すべき?
あなたはどう思いますか?

ちなみにイギリスのテック企業が「AI鑑定保険」っていうのを始めたとのこと。
今後、贋作購入は減る?
江口寿史氏の作品はトレパク?あなたもパクってる?

トレパク問題も記憶に新しい。著名イラストレーターさんの作品にて、無許可の写真をトレースして使われていたと。Xが燃えましたよね。
面白いのは、叩いてる側も著作権違反では?という話題がありました。
つまり、「江口さんのこの作品、パクリでしょ!」とXに江口さんの作品画像を投稿していた場合、その投稿自体も江口さんに許可を取っておらず、著作権違反ではないかと。
著作権とか、そのあたりのことは難しいですね。
ネットで何でもシェアできちゃう時代、そのリテラシーも問われるところ。
「パクリじゃない」と判決が出た例も

一方で、展覧会での盗作疑惑で
1年間の出品停止処分
公益財団法⼈「日本美術院」の理事ポスト解任
を受けていた画家の梅原幸雄さんは、制作過程をしっかり公開することで無罪を勝ち取ったんですよね。
作品の構図が似てる、ポーズが似てる。そんなこと、いくらでも起きる。
けどコンテクストやコンセプトが違えば、別作品です。
なのに、素人じゃなく業界の方?が画家を処分したという点が興味深い。裏に何かあるんじゃないか?と勘ぐってしまう(シンプルに嫌われてたとか、公益財団法⼈の理事ポストを狙う人の策略とか)。
海外流出する名画——モネ、北斎はどこへ?

DIC川村記念美術館のコレクションであるモネ「睡蓮」、約70億円で落札。そしてシャガールは約41億円。そんなニュースが話題に。
日本が誇るコレクションが、次々と海外へ渡ってるんですよね。

岡田美術館も、葛飾北斎など125点のコレクションを売却。
カジノ王と闘う訴訟費用をまかなうためというから驚きです。映画かよ。
イマーシブアートって、アート?——チームラボ京都が示した未来
2025年10月、京都にチームラボの新施設がオープンしました。行きましたか?
これまであちこちでチームラボ見てきたので、しばらくいいかなと思いつつも、やっぱりこれは体験したい。
…40代男が一人で行って良いものか悩ましいですが。
ところでここ数年、「イマーシブ(没入型)アート」が増えているような。
プロジェクションマッピング、音響、映像、空間演出で五感を刺激する体験型アート。例えば、新しくできたこれとか。

でも正直、玉石混交な気も。
「ただ映像を壁に映してるだけじゃん...」
「インスタ映え狙いの空間ってだけで、5分で飽きた...」
そんな"なんちゃってイマーシブ"も多いような。入場料だけは高くて。
過去にゴッホのイマーシブへ行ったときは、造花のひまわり畑があまりにチープでがっかり。
しかも映像に人影が映らないよう、後ろで大人しく立ち止まってみるしかなくて。
一方、チームラボでは蘭の花が生花で感動したのを覚えています。
行っていない展覧会についてはあまり言えませんが、チームラボは圧倒的に別格で良いかなと。
違いは、「インタラクティブ性」と「アルゴリズムによる無限の変化」。
ただ映像を「見る」のではない「体験」がそこにあるかなと。
チームラボ以外を否定したいわけじゃなくて。
アートの入口として、「映えるから」と若者にも人気でしょうし、良いのではと思います。
M-1グランプリとアートの関係
先日のM-1グランプリ、見ました?
ヤーレンズが着けてたネクタイが、アートだったんです。
#ヤーレンズ 出井さん、楢原さん。
— ヘラルボニー / HERALBONY (@heralbony) December 21, 2025
M-1決勝の大舞台にヘラルボニーのネクタイを選んでくださいました。
「障害のある人と社会を強く結ぶ」そんな想いを込めてヘラルボニーが創業最初につくったのがこのネクタイです。
圧倒的に、堂々と社会と結んでくださいました。心からありがとうございました! pic.twitter.com/MaznwpAaqb
「ヘラルボニー」っていう、知的障害のあるアーティストさんの作品をアパレルとかプロダクトに展開してるブランド、どのネクタイをヤーレンズが着用していたと話題に。
ちなみに2024年は、兄弟コンビのダイタクがヘラルボニーのネクタイ着けてました。
「福祉として応援する」だけじゃなくて、ちゃんとカッコよくて、それなりに良い値段するのが、良い活動だなと。
2025年、アートなニュースから視点を得た
色々ありましたね。
それぞれ、単なるニュースではなく「視点」としてとらえると、アート界だけに限らない社会が見えてきたり。
あなたが一番驚いた、あるいは印象的だった2025年のアートニュースは何でしたか?
「これも話題になってたよ!」っていうのがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。!
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