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年1000展みる男が選ぶ!2025年アート展覧会ベスト10+α

最初に質問。
あなたは美術館で、どっちタイプ?

A. アート作品をまず見る派
B. 解説をじっくり読んでから作品を見る派

コメント欄やSNSでぜひ教えてほしい。

さて年間1000展ペースで見てると、正直ほとんど記憶に残らないアートもたくさんある。脳って便利なもので、心が動いたものだけ残してくれる。

ここでは2025年に見たアート展の中から私の心を強く揺さぶったものを10展選んでみた。


10位:オノ・ヨーコ

展覧会を紹介するはずが、オノ・ヨーコさんを10位としたい。
2025年は、彼女の作品がいくつも、ずっと印象に残ってて。
シンプルすぎるのに映画「国宝」より心揺さぶられた。

まずは個展にあった作品。

脚立の先に…。

鳥肌たちました。
意味とか意図とかじゃなく、鑑賞者である自分はどう感じるか。それだけだ。私は勝手に勇気づけられたというか、奮い立たされた。
最近、たった三段の脚立の上にすら乗ってなかったかも?とか。

これは東京都現代美術館で見た、衝撃作品だ。

※AIで再現

紙が1枚ぶら下がっていて、ただ穴が開いているだけの作品。
それは「手をつなぐため」のものだった。

※AIで再現

想像が広がる。
国も年齢も宗教も超えて手を繋ぐイメージが。

※AIで再現


そして、これですよ。大阪・国立国際美術館で見た作品。

縫い針が1本立ってるだけ。
タイトルは「忘れなさい」。
あなたはどう感じる…?

これまた鑑賞者各々の心が、脳が、揺れる作品だ。
言い切らずに、刺してくるような。


9位:MSCHF「マテリアル・バリュー」

我々の仕事が一瞬で無意味になる展示。

オフィス空間に大雨。努力とか成果とか価値とかそんなものが、自然の前で崩れる。

笑えるのに、笑えない。アートって、優しくしてくれるだけじゃなくて、こういう乱暴もできるんだなと。

さらに最近のMSCHFのニュース(牛の生死をめぐるプロジェクト)も含めて、存在自体が倫理テストみたい。
アート=美と思っている人は驚くだろうな。

あなたはこういう“悪趣味ギリギリ”のアート、アリ? ナシ?


8位: 横尾忠則「連画の河」

集合写真から連想で絵がつながっていく。

絵そのもの以上に「思考の流れ」が展示されてる感じが面白い。

発想をアウトプットすることって大事だなと、あらためて。
頭の中でぐるぐるしてるだけじゃ駄目だ。
出せば出すほど、次が出てくるものだ。


7位 レティシア・キー(KYOTOGRAPHIE)

髪の毛で造形し、写真作品にするもの。

まず見た目で刺さる。
そのあと背景(自身のルーツやコンプレックス、社会における女性の立場、京都での滞在制作など)を知って、もう一段刺さる。

私が好きなのは、こういう二段構えの作品だ。
ユーモアがあるのに、浅く終わらないタイプ。


6位: 岩崎貴宏「Floating Lanterns」

教会の中に、災害や戦争で失われた建築が浮遊している。
安藤忠雄建築のこの風の教会にある意味が、感じられた。


5位: 内藤礼 「breath」

派手じゃない。けど静かに効く。
鑑賞というより、自分の心の音量が上がる。

美術館で“自分の内側”に会いに行く感じ。
こういう展示が年末に残るのは、ちょっと分かる気がする。


4位: ムルヤナ(国際芸術祭「あいち2025」)

編みものの表現で海のような風景。色が眩しい。
珊瑚や生き物が光を浴びてるみたいで、「自然を守りたい」が湧いてくる。
ポエティックで、しかしちゃんと刺さる作品。


3位: 岡﨑乾二郎「而今而後(ジコンジゴ)」

綺麗、気持ちいい、好き。
それで終わってもよいけど、考え始めると底がないような。

意味が分かる/分からないじゃなくて、
自分はどう感じたか。
自分はどう捉えるか。

そして、自身を更新し続ける岡﨑さんに刺激を受ける。


2位: アンゼルム・キーファー「ソラリス」

重い。けど行ってよかった。
二条城が、世界の傷の保管庫みたいに感じられた。

とはいえ悲劇の展示というより、巨大な心臓。
歴史の血が流れている感じ。

宇宙感もある。
SF映画を見てるような瞬間があった。

あなたは、重い展示って避ける?
それとも必要だと思う?


1位: 玉山拓郎「FLOOR」

美術館といえば、壁に絵が展示されている、みたいな“常識”を外してくる。
作品は空間そのもの。美術館が改造されてる。

有名建築の内部に、構造物のエイリアンが侵略してきたみたいな違和感。
夕方になると光が変わって、空間が変わって見える。

こんな展覧会、見たことない。


おまけ:ベスト10に入らなかったけど心に残ったアート

他にもたくさん印象深いアートがありました。

・巨大蜘蛛の下でバレエ
・万博じゃないところに落合陽一のnull2
・ヴィトンに巨大かぼちゃ
・実はアーティストとしてすごい、木梨憲武
・水がアート!?
・道端に100を超えるアート
などなど。

ぜひ動画で見てほしい。

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