妊娠したら絶対これする|前編|死産|不妊治療
もしも、次にまた妊娠することがあれば。
もしも、妊娠していた時に戻れるなら。
妊娠21週で重症妊娠高血圧症候群の診断を受け、死産を経験した私が、妊娠したら必ずしようと決めたこと。
長くなったので前後編に分けて書いていく。
後編はこちら。
ではさっそく。
1.血圧を計る
妊娠前に血圧の異常を指摘されたことがなかったとしても、毎日血圧を計り、体調の変化を知る。少しでも高血圧が続くなら、受診の相談を必ずする。
誰も教えてくれなかった…
妊婦さんは血圧計るのが常識!
ぐらいの社会ならもっと早く対策できたのかな。これから妊娠する人には知っていて(計って)ほしい。
後期に妊娠高血圧症になっても、無事に子どもを産んでいる多くの事例をネットで見かけていたので、むくみや息切れ、胸の苦しさがあっても、大きな問題ではないだろうと油断していた、私の後悔。
2.妊娠中に契約可能な赤ちゃんの保険に入る
診断を受けて入院中に、早産となる可能性があることを現実のものとして想定したとき、さまざまなリスクを回避したいと思った。
その一つがお金。
NICUに長期入院になるかもしれない。
次々に手術が必要になるかもしれない。
県外へ通院しないといけないかもしれない。
一生付き合う病気や障害があったら…
未熟児養育費助成や、乳幼児医療費助成など自治体では支援があり、医療費の自己負担はさほど心配ないかもしれない。だから、正直自分がこうなるまでは入るつもりはなかった。でも、
・ベッド代やオムツ代
・交通費
・付き添う私たちの食費、旅費
・仕事をいままでのようにできなくなったときの収入減
など…心配ごとは少しでも減らしたい。
これは一例だけど妊娠22週未満、18〜43歳の妊婦が申込できるよう。出生日から保障が開始されるのが大切。
実際、入院中にあわてて契約しようとしたが、時すでに遅し。私の場合は健康状態が悪く、もう加入できなかった。
それが不安な気持ちに拍車をかけ、深刻な状況であることを改めて認識させられた。絶望感に襲われた。それほど危険な状態なんだ。
なんで入っておかなかったんだろうと後悔したから、もし戻れるなら必ず入る。
3.家族と上司以外に妊娠を告げない
不妊治療をしてきて、初期流産をしたこともあり、「妊娠は奇跡」って実感していた。
妊娠は奇跡。
妊娠に安定はない。安定期なんて名ばかり。
お腹が出てきて「誰が見ても妊婦さん状態」になったら人に知れるのは必然だから、それまで自分からは言わないぞ、と思っていた。
だけど、職場で力仕事を避けるため、とか、飲み会に呼ばれるから、とか、この人に知らせなかったら後で悲しませるかな、とか、小さな理由で人に知らせるきっかけができ、安定期にも入ったから、という理由でバリケードがゆるみ、少しずつ「あの人になら言ってもいいよな」がでてきて、安定期に入り周囲に打ち明け始めて2〜3週間で入院となってしまった。
あの人に言ってなくて良かった…!
あの人は知ってるから入院したって言わなきゃ…
生きて、健康に産まれるまで、妊娠を知らせるのは本当に限られた人でいい。
つわりのときは、まだ誰にも言えないのにムカムカしてしんどくてたまらなくて、なんで人に言えないんだ…って辛かったけど。
妊娠報告したときに自分のことのように涙して喜んでくれた友達には、死産になったことを話すのもやっぱりつらかった。
4.仕事では少しの無理もしない
退院後に産後休暇をいただいて思ったのが、ノーストレス!ってこと。仕事復帰後に思うのが、ストレスフル!ってこと。
腹が立つことがあって、冗談まじりにプンプンしながら話しているのだって「腹立つけど面白がれてる」って思ってたけど、実際すごくストレス感じてるってこと、体調に敏感になると気づく。
そうでなくても、人と付き合うの、すごく大変。
最低限の時間で最大の効果が出る仕事ができるのがベスト。
妊娠中ずっとテレワークとか、良いなぁ。
赤ちゃんを守れるのは、自分だけ。少しキツイなって思ったら、休むこと。
5.旅行も遠出もしない
妊娠中の旅行について、主治医と助産師さんに相談したときの話はこちら。
何かあった時に主治医のもとにすぐに駆けつけられない距離には行かない。後悔するのは自分。
こうしてみると、するべき・しないべきが並び窮屈に感じるけど、これが不妊治療、重症妊娠高血圧症候群により死産を経験した私の個人的な記録。
後編はこちら。
