「完璧主義をやめたい。」……ほんとにそう?「今の自分では足りない」って、誰が決めた?
こんにちは。
もっとちゃんとしたい。
もっとできるようになりたい。
もっと良い自分になりたい。
そう思うことはありませんか。
できていないところが気になる。
人から褒められても、
「でも、まだまだ。」
と思ってしまう。
そんな自分を見て、
「私、完璧主義なのかな。」
「完璧主義をやめたい。」
そう思ったことがある人もいるかもしれません。
でも、
あるとき私は思ったのです。
「完璧主義をやめたい。」
……ほんとにそう?
そもそも、
「今の自分では足りない」って、誰が決めたんだろう?
🌿 昔の私は「最上志向」だった
私は以前、
米国Gallup社の自己理解・能力開発ツール
「クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)」
でいう、
「最上志向(Maximizer)」
という資質を持っていました。
最上志向は、
良いものをさらに良くする。
人や物事の強みに目を向け、
そこにある可能性を、
さらに伸ばしていく。
そんな方向に意識が向きやすい資質です。
クリフトンストレングスは、
自分の強みを理解するだけではなく、
企業での人材育成やチームづくり、
コーチングなどにも活用されています。
私自身も、
最上志向の
「良いものを、もっと良くしたい。」
という部分には、
仕事でたくさん助けられました。
もっと良い方法はないかな。
もっと伝わるようにできないかな。
もっとこの人の力を引き出せないかな。
そう考えることは、
私にとって自然なことでした。
でも、
今振り返ると、
ここには一つ、
とても大切なことが隠れていたように思います。
🌿 「もっと良くしたい」が、いつの間にか変わっていた
会社で、
若い子に広報の仕事を教えていたことがあります。
広報って、
自分が伝えたいことを、
そのまま伝えればいい仕事ではありません。
会社と社会をつなぐ役割だから、
「社会にとって何がニュースになるのか」
「どうしたら伝わるのか」
を考える必要があります。
だから私は、
彼女にもっとできるようになってほしかった。
もっと良い広報ができるようになってほしい。
そう思って、
一生懸命教えていたつもりでした。
でも、
いつの間にか、
私はこんなことを思うようになっていました。
「なんでこんなにできないんだろう。」
「あれもできていない。」
「ここも足りない。」
気づけば私は、
彼女のできていないところを、
探していたのです。
🌿 「彼女のため」だと思っていた
そのときの私は、
彼女のために言っているつもりでした。
もっとできるようになってほしい。
もっと成長してほしい。
だから、
できていないところを伝えている。
そう思っていました。
でも、
あるとき気づいたのです。
これ、
本当に彼女のためだけなんだろうか。
私は、
彼女の「足りないところ」を見ている。
でも、
もしかしたら、
自分自身にも、
同じことをしているんじゃないか。
🌿 自分の中の恐れや不安が、相手への厳しさになっていた
当時の私は、
自分の中にある
恐れや不安が、
とても強かったのだと思います。
失敗したくない。
ちゃんとやらなきゃ。
良い結果を出さなきゃ。
もっとできなきゃ。
そんなふうに、
自分自身にも、
とても厳しくしていました。
そして、
自分に向けていた厳しさが、
いつの間にか、
相手を見る目にも現れていた。
「なんでできないの?」
と相手を叱っているようで、
実は、
自分の中にある
「できなければいけない」
という鎖に、
私自身がつながれていたのかもしれません。
🌿 人に厳しいとき、自分にも厳しかった
もちろん、
「人に厳しい人は必ず自分にも厳しい」
と決めつけたいわけではありません。
人それぞれ、
いろいろな理由があります。
でも、
私自身を振り返ってみると、
確かにそうでした。
自分を許せていないときほど、
人の間違いが気になる。
自分に余裕がないときほど、
相手のできていないところが目につく。
自分に厳しいときほど、
人にも厳しくなる。
そして、
それは逆もあるのかもしれません。
自分を少しずつ受け入れられるようになると、
相手にも、
「そういうこともあるよね。」
と思えるようになっていったのです。
🌿 自分を受容できると、相手の見え方も変わった
少しずつ、
自分自身を受け入れられるようになって、
不思議なことが起こりました。
人に対しても、
寛容になっていったのです。
以前なら、
「なんでできないんだろう。」
と思っていたことが、
「どこでつまずいているんだろう。」
と思えるようになった。
「ちゃんと伝えなきゃ。」
と力んでいたときより、
呼吸も深くなる。
自分の中に余裕ができると、
相手を見る余裕もできる。
そんなことを、
体感するようになりました。
そして、
ふと思ったのです。
もしかしたら、
人に何かを伝えるとき、
「何を言うか」だけではなく、
「どんな自分から伝えているか」
も、
相手に伝わっているのかもしれない。
🌿 「もっと良くしたい」と「今のままではダメ」は違う
今なら、
この二つは、
似ているようで、
全然違うと思います。
「もっと良くしたい。」
これは、
今あるものを認めた上で、
さらに可能性を広げること。
でも、
「今のままではダメ。」
これは、
今の自分を否定したところから始まっています。
同じ「もっと」でも、
その根っこにあるものが違う。
そして、
自分を否定したままの「もっと」は、
いつまで経っても終わりません。
できるようになっても、
また次がある。
褒められても、
「もっと。」
成功しても、
「まだ足りない。」
そうやって、
ずっと自分を追いかけ続けることになる。
🌿 「もっと」の奥に、何がある?
ここで、
少しだけ立ち止まってみたいのです。
「もっと良くなりたい。」
そう思ったとき、
その奥には、
何があるでしょうか。
純粋な好奇心?
成長したいという気持ち?
可能性を広げたいという思い?
それとも、
「今のままではダメ。」
という不安?
「認められなければ。」
という恐れ?
「ちゃんとできなければ。」
という焦り?
同じ
「もっと頑張りたい」
でも、
その奥にあるものによって、
私たちの生き方は、
ずいぶん変わるのかもしれません。
🌿 強みそのものが、私たちを苦しめるわけではない
私は、
最上志向だったことを、
悪かったとは思っていません。
むしろ、
その力があったからこそ、
できたこともたくさんあります。
人の可能性を見る。
良いものを見つける。
もっと良くする方法を考える。
それは、
今でも私の大切な部分です。
ただ、
その力に、
「今のままでは足りない。」
という認識がくっついたとき、
少しずつ、
苦しさに変わっていった。
だから、
もしかしたら、
強みそのものが問題なのではなく、
その強みを、どんな認識の上で使っているのか。
そこにも、
生きづらさの種があるのかもしれません。
🌿 完璧主義をやめなくてもいいのかもしれない
だから今は、
「完璧主義をやめなきゃ。」
とは、
あまり思いません。
それよりも、
自分の中にある
「今の自分では足りない」
という認識を、
一度見つめてみる。
そっちの方が、
大切なのかもしれない。
もっと良くなりたい。
もっと成長したい。
そう思うことは、
悪いことではありません。
人の可能性を信じることも、
素晴らしいことです。
でも、
その奥に、
「今の私はダメ。」
が隠れていないか。
そこを、
少しだけ見てあげる。
🌿 今の自分では、本当に足りない?
もしかしたら、
私たちは、
「足りない自分」を
何年も探しているのかもしれません。
もっと頑張れば。
もっと学べば。
もっとできれば。
もっと認められれば。
もっと完璧になれば。
そうしたら、
ようやく、
「これでいい。」
と思える。
でも、
本当にそうなのでしょうか。
今の自分に足りないものを探す前に、
今の自分に、
すでにあるものを見てみてもいい。
できていないことではなく、
できていること。
足りないところではなく、
持っているもの。
そこに目を向けても、
いいのかもしれません。
🌿 今日の問い
あなたは、
「もっと頑張らなきゃ。」
「もっとちゃんとしなきゃ。」
「もっとできるようにならなきゃ。」
そんなふうに、
自分を追い込んでいませんか。
そして、
誰かに対して、
「なんでこんなこともできないんだろう。」
そう思ったことはありませんか。
もしそんな瞬間があったら、
少しだけ立ち止まって、
自分にも同じ言葉を
かけていないか、
見てみてください。
相手を変えようとする前に、
自分の中にある緊張を、
少しゆるめてみる。
すると、
相手の見え方も、
変わるかもしれません。
そして、
「もっと良くしたい」という気持ちと、
「今のままではダメ」という思い込みを、
一度、
分けてみてもいい。
だから今日も、
問いを届けます。
「今の自分では足りない。」
って、
誰が決めた?
……ほんとにそう?
🌿 あなたの声を聞かせてください
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました😊
あなたは、
「もっと頑張らなきゃ。」
「もっとちゃんとしなきゃ。」
そう思ってしまった経験はありますか。
また、
人に厳しくしてしまったあと、
「もしかして自分自身にも厳しかったのかも。」
と気づいたことはありますか。
もしよければ、
コメントで教えていただけたら嬉しいです🌿
🌿 比べないワーク
「自分の足りないところばかり探してしまう。」
「もっと頑張らなきゃ、と自分を追い込んでしまう。」
そんな方へ。
自分の認識をやさしく見つめる
「比べないワーク」
をご用意しています。
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🌿 アンケートのお願い
私は今、
「人は、どんな思い込みによって生きづらさを感じるのか。」
そんな研究を続けています。
皆さんからいただいたお声は、
「誰もが、生まれたままの自分で安心して生きられる世界」
を目指すための、
大切な研究データとして活用させていただきます。
あなたが、
「こんな思い込みを持っていた。」
「もっと頑張らなきゃ、と思っていた。」
そんな体験があれば、
ぜひ教えてください🌿
👉 アンケートはこちら
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🌿 プロフィール
私は、
身近な出来事を通して、
自分が信じてきた世界をやさしく見つめ直すnoteを書いています。
「ほんとにそう?」
という問いを届けながら、
誰かの正解ではなく、
自分自身の答えに出会うお手伝いをしています。
認識が変わることで、
生きづらさが少しずつやわらいでいく。
そんな世界を目指して、
このシリーズを書いています。
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