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【HIROの授業・研修デザむン】日々の授業や研修に悩む党囜のミドルリヌダヌの仲間たちに莈る 没入感を感じる授業づくり「出口の挔出ず䟡倀づけ」――䜓隓を「その堎の思い出」で終わらせず、次ぞの行動・䜙韻に倉えるフィナヌレのデザむン【第118号】

連茉の継続ず第118回のテヌマ

å…š4回でお届けしおきた新連茉『没入感を感じる授業づくり』。

今回でフィナヌレを迎える予定でしたが、珟堎のリアルな葛藀ず向き合う䞭で、私たちの探究に終わりはありたせん。次号以降も新たな芖点から「没入感のある授業づくり」をさらに深く探究しおいくこずずしたす。

前回第117号では、授業のスタヌトにおける「静寂の曞き取り」のゞレンマを突砎し、4぀の遞択肢ずペアワヌク、そしお珟圚地確認を掛け合わせた「System Reboot再起動時間」のデザむンをお届けしたした。

続く第118号のテヌマは「出口の挔出ず䟡倀づけ」です。 どんなにワクワクする導入から始たり、子どもたちが倢䞭で遞択を繰り返す玠晎らしい探究ができたずしおも、終わりのチャむムが鳎った瞬間に「はい、じゃあ今日の授業は終わり、ノヌト提出ね」ず事務的に終わらせおしたっおは、せっかくの䜓隓が「楜しかったアトラクション」の消費で終わっおしたいたす。

䜓隓をその堎限りの「蚘憶」に閉じ蟌めず、子どもたちの心に「次なる探究ぞの枇望」や「深い䜙韻」を残すためのフィナヌレの蚭蚈。そしお、珟堎のミドルリヌダヌが日々盎面する「1コマ完結の呪瞛ず定期テストのゞレンマ、そしお授業埌半の構造改革」の栞心に迫りたす。

1. テヌマパヌクの「出口」が持぀魔力ず「ピヌク・゚ンドの法則」

優れたテヌマパヌクや゚ンタヌテむメントの空間に足を螏み入れるず、私たちは心地よい疲劎感ずずもに、物語の䞖界に深く浞ったたた家路に぀きたす。その秘密は、アトラクションそのものの面癜さだけではありたせん。

お腹いっぱい楜しんだ埌に埅ち受けおいる、ショップの賑わいや倜空に打ち䞊がる花火ずいった「出口の挔出フィナヌレの蚭蚈」にありたす。

心理孊においお「ピヌク・゚ンドの法則Peak-End Rule」ずいう蚀葉がありたす。人間は、ある䜓隓の良し悪しを「最も感情が揺らいだ瞬間ピヌク」ず倚様な感情が着地する「終わり方゚ンド」の蚘憶で匷く刀断するずいう法則です。

぀たり、授業の終わり方が矎しく、孊びの䟡倀がビシッず心に刻たれお終われば、その1単䜍時間あるいは単元党䜓の満足感や孊びの定着率は䜕倍にも跳ね䞊がるのです。

2. 【私の反省】1孊期の授業埌半に芋えた「構造の綻び」ず葛藀の正䜓

しかし、ここで正盎に立ち止たり、私自身が1孊期の授業を振り返っお盎面したリアルな葛藀を告癜しなければなりたせん。

毎時間の埌半、私の授業は次のような定型化された流れになっおいたした。

  • 10分間の情報収集

  • ペアでの珟圚地確認

  • 生埒にくじを匕かせお「Lv.0〜3」の板曞担圓班を決定

  • 7分の班孊習

  • 各班の発衚ず、点ず点を線で぀なぐ教垫の問いかけ

  • バタバタずした終わりのチャむム💊苊汗

この䞀連の流れには、実践を重ねる䞭で芋えおきた深刻な「構造の綻び」が朜んでいたした。

  • ① 情報収集の「時間差の壁」ず個のペヌスのゞレンマ
    「10分間」ずいう䞀埋の蚭定では、資料の読み蟌みが早い子ずそうでない子の間に倧きな差が生じたす。かずいっお最初から班での䞀斉掻動にしおしたうず、自分のペヌスでじっくり思考を深めたい子が安心しお没入する䜙癜が倱われ、孊習の手が止たっおしたう。 「時間を区切らない方がいいのか」ずいう迷いもよぎりたすが、孊校珟堎である以䞊、時間は有限です。孊びを深くするために時間を区切らざるを埗ないずいう珟実の䞭で、この「時間差の壁」をどう突砎すべきか、非垞に悩たしいずころです。

  • ② 圹割の固定化マンネリずじゃんけんの限界
    班での話し合いや板曞担圓が「い぀も同じ顔ぶれ決たった子」になっおしたい、クラス党䜓の圓事者意識にムラができおいるずいう課題がありたした。これたで最初のじゃんけんで圹割を決めお掻動しおきたしたが、班によっお機胜するずきずそうでない時の差が激しすぎたした。党員が圓事者になるためのシステムを、さらにアップデヌトする必芁性を匷く感じおいたす。

  • ③ 終わりの「バタバタ劇」ず圢骞化した起立
    着地のフェヌズがい぀も駆け足になり、䜙韻も䜕もなく、慌ただしくチャむムが鳎る。最埌は「起立しお挚拶」をしお終わっおいたしたが、正盎蚀っおこの圢匏的な起立の瞬間は、子どもの心にほずんど䜕も残っおいたせんでした。

さらに、私を最も悩たせおいたのは、「1コマ完結の呪瞛」ず「定期テストの範囲」の板挟みです。 「ここからここたでは教えないずいけない定期テストの範囲でもあるし  」ずいう進床のプレッシャヌがある䞀方で、「正解のない最適解をじっくり語り合いたい」ずいう理想がある。個人での探究に疲れおしたう生埒の姿が頭に浮かびながらも、実際には「1コマで綺麗に終わらせなければならない」ずいう思い蟌みに囚われおいたした。

この背景にあるのは、たさに「教えなければならない範囲」ず「語り合いたい願い」がうたくハマる時ず、時間が足りずにバタバタず消化䞍良になる時の葛藀そのものです。

3. 【私の挑戊】2孊期に向けた具䜓的な構造改革「䜕をし、どうゎヌルに向かわせるのか」

では、こうしたゞレンマを乗り越え、HIROは具䜓的に授業をどうハックし、子どもたちをゎヌルぞず導くのか。その手札をここに明らかにしたす。

① プリントのナニバヌサルデザむン化ず「時間差の壁」の突砎
➔情報が詰め蟌たれお文字が小さくなりがちだった孊習プリントQuest Roadmap等のレむアりトを培底的に芋盎したす。衚面を「むンプットク゚スト基瀎・因果関係」、裏面たたは別配付を「解答・解説」に分けるこずで適床な䜙癜ず文字サむズの拡倧を生み出し、資料の読み蟌みが早い子もそうでない子も自分のペヌスで安心しお没入できるスキャフォヌルディング足堎かけを匵りたす。その䞊で、䞋の「蚀葉のハコ」から蚀葉を遞ぶ安心感を担保し぀぀、限られた時間を有効に䜿うためにタむマヌで適切に個の思考時間を区切り、孀立させずに次の協働ぞず接続したす。

② じゃんけんを廃し、カヌド型で「掻動ず圹割」をデザむンする
➔その堎のじゃんけんで圹割を決めるやり方を思い切っお手攟し、あらかじめカヌド型で順番や圹割を匕かせる仕組みぞず移行したす。誰が情報を持ち寄り、誰が話しを進め、誰がボヌドに刻むのかをあらかじめ構造化し、どの班でも党員が自分のミッションに責任を持おる環境を敎えたす。

③ 班の成果を共有・統合するための「4぀のオルタナティブ遞択肢」の実装
➔これたでの「各班が板曞し、教垫が点ず点を線で぀なぐ」ずいう単調な動線から脱华し、孊習の質ず目的に応じお以䞋の4぀の手札を䜿い分け、党員を確実にゎヌルぞ導きたす。

  • ⑮ ギャラリヌ・りォヌク移動匏・盞互査読スタむル
    ➔
    各班のワヌクシヌトを机䞊に眮いたたた党員が垭を立ち、2分間で他班を芋お回り、付箋を貌ったりメモを取ったりする。発衚埅ちの時間をれロにし、党員が他者の芖点に觊れる圓事者になる。

  • ⑵ サむレント・コネクト無蚀の統合マップづくり
    ➔
    䞭倮の「問い」に察し、各班のキヌワヌドカヌドを黒板ぞ次々ず貌り付け、類䌌や察立を矢印で自発的に結んでいく。教垫が「線で぀なぐ」のではなく、クラス党䜓で巚倧な盞関図を創るラむブ感を生む。

  • ⑶ ゞグ゜ヌ・クロス・トヌク代衚者シャッフル察話
    ➔
    班の代衚者1名を陀き、他メンバヌは別班ぞ「䜿者」ずしお移動し、30秒で亀換セッションを行っお自班ぞ持ち垰る。党員が情報の䌝道垫ずしお濃密な察話を経隓する。

  • ⑷ クレヌム・オア・サポヌト他班の意芋ぞの承認・異議申し立お
    ➔
    1぀の班の発衚に察し、他班に「賛成か、別の芖点ずれがあるか」を即座に問いかけ、クラス党䜓が批評家・怜蚌者ずなっお意芋のキャッチボヌルの密床を高める。

④「1行のチケットExit Ticket」による掗緎された出口の儀匏 圢骞化した「起立・瀌」の挚拶だけに頌るのではなく、授業の終わりの数分間に今日手に入れた最匷の思考の歊噚チヌトコヌドや䞀番心に残った他者の意芋を付箋にたった1行だけ曞き殎らせ、出口のボヌドにペタッず貌っお退宀する仕組みを導入したす。これによっお、バタバタした終わり方が「自分の思考を蚀語化しお瀟䌚に眮いおいく」掗緎されたフィナヌレぞず倉わりたす。

4. 【特別章】ミドルリヌダヌが創る、職員宀・研修の「枅々しいフィナヌレ」

この「出口の挔出」の原則は、子どもたちに向けた授業づくりだけに留たりたせん。私たちミドルリヌダヌが䞻導する校内研修や職員宀の䌚議・チヌムマネゞメントにおいおも党く同じこずが蚀えたす。

職員䌚議や党䜓研修が「時間オヌバヌでダラダラず終わり、䜕が決定したのか曖昧なたた解散する」ずいう状態になっおいないでしょうか。これでは、組織党䜓の゚ネルギヌがすり枛っおしたいたす。

䌚議の終わりにあたっおも、䟋えば「今日の議論で、私たちのチヌムがどの『歊噚』を手に入れたのか」をスパッず䟡倀づけ、枅々しい空気感の䞭で定刻通りに終わるファシリテヌションを行うこず。

終わり方が矎しい組織は、次の動き出しにも圧倒的な掚進力が生たれたす。

おわりに――「没入感のある授業づくり」の次なる地平ぞ

å…š4回の予定からさらに広がるでお届けしおいる新連茉『没入感を感じる授業づくり』。 環境の蚭蚈、導入ず遞択の連続、そしお出口の挔出ず䟡倀づけ。これらが噛み合ったずき、教宀は単なる知識の暗蚘の堎から、子どもたちが自ら遞び、仲間ず知恵を出し合っお冒険する「ドラマの舞台」ぞず倉わりたす。

「1コマ完結の呪瞛」や進床の悩みに揺れ動きながらも、目の前の子どもたちのために詊行錯誀を続ける――そのプロセス自䜓が、私たちミドルリヌダヌにずっおの最高の探究です。

連茉はここからさらに、新たな芖点ず実践のステヌゞぞず突入したす。 さあ、2孊期の教宀から、新しい孊びの景色を䞀緒に創り出しおいきたしょう

HIRO

#教育者 #未来先づけ #孊びの倚様性 #ミドルリヌダヌ #孊校経営 #チヌムマネゞメント #キャリアデザむン #没入感 #授業づくり #日々の蚘録

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これたでの歩みず、私が倧切にしおいる芖点を凝瞮したNOTEです。あなたの教宀や職員宀で、䜕か䞀぀でも「明日のヒント」を芋぀けおいただければ幞いです。


いいなず思ったら応揎しよう