「授業がつまらない」を卒業!子どもが自ら最適解を掴み取る「ノート指導」の極意【第44回】
こんにちは、HIROです。
「先生、ノート見て!」
今日、一人の生徒が自信あふれる表情で私にノートを差し出してくれました。
実は彼女、ほんの少し前まで情報収集のまとめ方に悩み、授業中に鉛筆を止めて苦闘していた生徒です。
それが今では、自分なりに2色の色分けをし、分からないところを大きく強調し、学んだことを自分自身の言葉で記録しています。
試行錯誤の末に、彼女が自分なりの「最適解」を掴み取った瞬間。
「どうしよう……」と戸惑っていた生徒が、
「見て!」と胸を張るまでの歩みは、
教師として一番の幸せです。うれしかったです。
今日は、「子どもが自ら学び方を掴むために、教師ができること」について、私の泥臭い葛藤を交えてお話しします。
1. 「ドーパミン」に頼らない、一生モノの学び方を創る
私たちはつい、定期テストの点数や、効率的な暗記法ばかりを重視しがちです。しかし、勢いや効率といった目先の「ドーパミング(一時的な快感)」に頼る指導は、教室を通り過ぎれば忘れ去られてしまいます。
私が目指しているのは、
子ども一人ひとりが試行錯誤を楽しみ、
自分自身の「学びの流れ」を生み出せるモデルケースの創出です。
例えば、私の授業で活用している『STEP UP ROAD』。
これは、誰でも、どこでも、
明日から取り入れられる「思考の可視化」の技術です。
誰でもできる: 特別な才能は不要。ステップを追うだけ。
明日からできる: 今日の授業の板書から、小さな変更を加えるだけ。
「こういうところを、子どもたちと狙っていきたい」という教師の狙いが明確であればあるほど、子どもは迷わず自分なりの学びを設計し始めます。
2. なぜ、あなたの指示は「伝わらない」のか?
正直に言います。
私は最初からこんな指導ができていたわけではありません。
かつては、子どもが指示通りに動かないことにイライラし、
「なんでこんなことも分からないんだ!」と
自分本位な態度をとったこともあります。
組織の壁にぶつかり、
自分の授業に自信が持てず、
孤独を感じた夜もありました。
でも、泥臭く挑戦し続ける中で気づいたのです。
「指示が伝わらないのは、子どもが悪いのではない。
教師の『イメージの解像度』が低いからだ」と。
指示を出すとき、教師自身が「子どものノートに何が書かれるか」まで鮮明にイメージできているか。
これをA先生との対話の中で磨き続けました。
自分の「強み」は、自分一人では見えません。
同僚と「そもそも、なぜこれを教えるのか?」と議論し、互いの失敗をさらけ出す。
この力量形成のプロセスこそが、
3. 6.26公開授業へ向けて:研修を「物語」に変える挑戦
6月26日の市内公開授業まで、残り10日となりました。
今は期末テストや成績処理など、膨大な事務作業が山積みです。
しかし、私はこの期間を「研修を創り上げるプロセス」として楽しんでいます。
研修当日、参観してくださる先生方に「私にとっても学びがあった」と言っていただくために。
私は自分自身に問いかけ続けています。
「私が教師人生で最も影響を受けた研修は何か?」と。
それは、綺麗な理論を聞いた場ではありません。
同僚と「あぁでもない、こうでもない」とぶつかり合い、自分の足りなさに気づき、ストーリーを共有しあったあの時間です。
【詳しく第14回を参照👇】
だからこそ、
私の公開授業と討議会では、
単なる授業見学で終わらせません。
皆さんと共に「自分の強み」を再発見する、
そんな物語を創りたいと考えています。
読んでいただいた皆様へ:授業経営のヒントを明日へ
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
このNOTEでは、
私が日々の実践から学んだ「明日から使える授業経営のヒント」を、泥臭い葛藤とともに公開しています。
【「どの記事から読めばいいかわからない」という方へ】
まずは、私の実践の核となる以下の3つの記事から読んでみてください。
[第27回] 誰もが難しい本質に向き合い、挑戦する。班学習を120秒で自動駆動させた仕組みと、その先に出会った「次なる問い」 → 授業の「駆動」を自動化し、子どもが自ら問いに向かう仕組みを解説した人気記事です。
[第25回] 「先生、過去最高にノートが書けた!」仕掛けを変えた瞬間、子どもたちの目が「冒険者」に変わった。 → ノート指導を変えるだけで、子どもの学びの姿勢がいかに劇的に変わるかを描いた記録です。
[第6回] 問いは誰のものか ― 教師の問い/子どもの問い → 授業の質を決める「問い」を、いかに子ども自身の手へと手渡していくか。その本質に迫ります。
フォローしていただくと、
最新の「力量形成のプロセス」や、
授業でそのまま使えるワークシート案が
届きます。
今の現場でのリアルな悩みを、ぜひコメント欄で教えてください。
あなたのクラスでは…
子どもが試行錯誤しながら「自分なりの学び方」を掴んだ瞬間はありますか?もしあなたが同じ状況だったら、どんな言葉をかけてあげますか?
ぜひ、あなたの「教育の物語」をコメント欄で聞かせてください。
明日も、魂の1mm前進。
HIRO
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