#143 中国政府のナラティブに対峙する術
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まとめ読みされたい方は是非どうぞ。
本稿はちょっと背伸びして(!?)政治的なテーマに挑戦してみました。
お粗末な中国理解の弊害
巷では「存立危機事態」に関する高市首相の国会答弁の話題で持ち切りですが、現代ビジネスに投稿された関連記事が興味深い内容だったので精読してみたくなりました。
冒頭ではこう書かれています。
現在の日本における中国理解はあまりにもお粗末な状態だ。政府、国会議員、メディア、国民の各層において、中国の動きを捉える上で重要な情報、中国政府とその関係機関による言論統制の特徴、彼らが作り出すナラティブを把握できていない。
ここまでを読んで、皆さんはどのような感想を持つでしょうか?
「自分の意に沿わないと経済的・軍事的圧力を掛けて来るような国のことなんて理解する気になれない」
そんなヒステリックな反応をする方は少なくないと思います(実際にSNSは燃えに燃えていますし)。
しかし、どうやらそれでは相手の思う壺のようなのです。
社長に叱責される島耕作
と、ここで思い出されたのが「取締役 島耕作」のこのシーンでした。

島は、リストラの腹いせに本社ロビーで自殺を図ろうとする同期社員の説得を試みますが、結局自刃させてしまいます(ロビーは血の海に…)。
これは、島の対応の甘さを勝木社長が叱責するシーンです。
「そんなに甘い認識だと上海では大失敗するぞ」
折しも島は上海地区の担当役員として抜擢されたばかりでした。
この事件を通じ、中国人相手のビジネスの厳しさを思い知る島。
中国人のメンタリティについては知人から忠告を受けていたのですが…。


どうやら感情的になっては足をすくわれてしまいそうですね。
中国政府のナラティブへの対抗策
「中国政府の口車に乗らずに日本の国益を守るためには?」
この記事では次の3つの対抗策(心持ち)を提案しています。
1.中国政府のナラティブには意図がある。それに煽られると日本は国益を損なう。
2.日本にとっての正論は現在の中国政府には通じず、日本は中国のナラティブを覆すナラティブを生み出す必要がある。
3.人間性の破壊が深刻なレベルにまで及んでいる中国と同じ土壌で闘おうとせず、弱みを握られることを避け、淡々と日本自らの目的と利益を見据える。
端的に言えば、1は「相手の口車には乗るな」、2は「相手の思惑の逆を行け」、3は「相手の裏の顔も想定しとけ」ということになります。
※劉局長の「裏の顔」は、案外こんなだったのかもしれません(爆)。
対人関係にも役立つ「心持ち」
Attitude is everything.(心持ちが全て)
最後は本題から離れます。
今回紹介した「心持ち」は、(中国人だけでなく)対人関係全般で応用が効くんじゃないかな?と思っています。
とかく日本人は「純粋まっすぐ君」(byよしりん)が多い。
なので相手の口車に乗りやすく、弱みを握られやすく、墓穴を掘りやすい。
全ての人間を「疑ってかかれ」と言うつもりはないけど、少しでも違和感を覚えたら「純粋まっすぐ君」はできるだけ早めに卒業すること。
それが国益(貴方のメンタル)を守る「切り札」なのだから。
今回はここまで。
次回をお楽しみに。
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