#110【給付金攻略記】❼患者申出療養給付金・同保障充実給付金
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本稿は【だまさんの給付金攻略記】の第7回です。
患者申出療養制度とは
患者申出療養制度とは、未承認薬等を迅速に保険外併用療養として使用したいという困難な病気と闘う患者の思いに応えるため、患者からの申出を起点とし、安全性・有効性等を確認しつつ、できる限り身近な医療機関で受けられるようにする制度のことです。
あまり知名度が高いとは言えない本制度の存在を知るに至った経緯は、#93で紹介しています。
患者申出療養給付金と同保障充実給付金
患者申出療養制度による療養を受けた場合、診察料や検査料など一般の保険診療と共通する部分は公的医療保険から給付を受けることができます。
ただ、患者申出療養にかかわる技術料は高額療養費制度の対象外となるためその全額が自己負担となり、本制度を利用したい患者にとって障壁となることも少なくありません。
近年、患者申出療養特約が付帯した生命保険が増えてきており、これを活用することで経済的な負担を減らすことが可能となりました。
私が現在掛けている生命保険だと、患者申出療養による療養を受けた場合に以下の2種類の給付金が支払われることとなっています。
患者申出療養給付金
技術料と同額[限度額:通算で2,000万円]
患者申出療養保障充実給付金
技術料の10%相当額[1回の療養につき最高50万円]
本制度活用の実現性
とは言え、本制度の活用までの道のりは決して平坦ではありません。
・患者申出療養としての前例がある可能性が高い(承認される可能性大)
・かかりつけ医に臨床試験管理センターがある(計画が立てやすい?)
・かかりつけ医は当該先進医療の実施機関(申請のハードルが低い)
・現在加入中の生命保険は患者申出療養の特約あり(経済的負担が少ない)
・承認されたらCAPOX療法を受けられる確率が確率が倍増(50%→100%)
以上のように「追い風」がある一方で、「逆風」がない訳ではありません。
・主治医の理解不足による拒絶(腫瘍内科への紹介が必要?)
・県内において患者申出療養の前例なし(先進医療ならば実績あり)
・治療開始までに準備期間を要する(審査期間は新規申請の1/3に短縮)
・多部門に負担を掛けてしまう可能性(患者が主人公の医療)
ただ、ここまで来た以上、そう簡単に諦めることはできません。
何しろ自分の生命と私と家族の未来が掛かっているのですから。
今回はここまで。
次回をお楽しみに。
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