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御嶽の霊水 (嶺町特別出張所) #446

※本記事は
 Otapedia 公式note(https://note.com/fine_rat5784)のみで
 公開しています。
 無断転載・改変・商用利用を禁じます。
 © Otapedia 2025

※史料に基づき記述していますが、
 必要に応じて
 考察が入る場合があります。


御嶽の霊水

この地にあった
茶屋「田ノ原屋」
御嶽神社に参拝する
信者の禊のために
1831年 (天保二年)
築かれた井戸です。

現在も
枯れることなく
200年近くにわたり
湧き続けております。

写真:御嶽霊水の由来
撮影:かえる11号

田ノ原屋

御嶽神社の開祖である
一山行者によって
茶屋の屋号は
田ノ原屋と命名されました。

田ノ原屋は、
御嶽山の信仰組織である
「嶺一山講」の講元を
代々務めてきた家系でもあります。

御嶽山の
王滝村側の七合目には、
「田の原」という
天然公園があります。

1945年 (昭和20年) 
空襲によって焼失しましたが、
現在は、
田ノ原屋が管理する
「田ノ原屋ビル」となりました。

現在
御嶽の霊水の場所は
「田ノ原屋ビル」になり
イオンスタイル御嶽山駅前店
一部となっています。

所在地大田区北嶺町37‐13


御嶽の霊水の地の変遷

1986年 (昭和61年) 4月25日
ジャスコ御嶽山駅前店
として開業しました。

2011年 (平成23年) 3月1日
イオングループの
GMSブランド再編により、
イオン御嶽山駅前店
へ改称。

2015年 (平成27年) 12月11日
大幅な改装を実施して
イオンスタイル御嶽山駅前店」
としてリニューアルオープンしました。

なお、
ジャスコ以前
この一角は、
「たのはらや」(屋号不明)
という
果物屋だったという
地域の記憶もあります。


石碑の解釈(考察)

茶屋の屋号は
文化10年 (一八二七
となっていますが
実際は、
文化10年→一八一三年 
一八二七年→文政10年

と年代が符合しません。


おわりに

「東京の名湧水57選」には
登録されていませんが
間違いなく
大田区の名湧水であり
名所と呼べる場所だと思います。

Otapediaは、
田ノ原屋を
「大田区無名の企業」
として
御嶽の霊水を
「大田区無名の名所」
「大田区未顕彰の地域遺産」
として記録します。

大田区の記憶を呼び起こす
「Otapedia」の活動
私たちは
その“名を失いかけたものたち”に、
もう一度まなざしを向け、
記憶の岸辺に呼び戻す
営みです。

彼らの活動や
痕跡は消えても、
地域に遺した軌跡
未来へと伝えていきます。

これらの呼称は
Otapedia独自の呼称」であり
大田区公式の認定ではありません」。


出典
 1.『現地 由緒書き』
 2.『大田区iまち歩き観光』ハーツ&マインズ

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