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zakki_m
車窓からの景色が、私の哲学の道
あなたにとっての「哲学の道」はどこ?
ふっと点が線に繋がって、
「理解する」「思いつく」のは
決まって、通勤電車のなかだ。
ほどよく人がいて、
でも、いない。
電車に乗っている人、みんなが座れるくらい。
ギューギューの密集は息苦しくなって
発作との闘いになるから、
このゆるさが私には過ごしやすい。
空間にゆとりがあるから、窓がとても広い。
以前はスマホをずっと眺めていた。
だけど、最近は窓の奥を見つめるようにしている
ぼーっとできる唯一のときかもしれない。
文字をおわずに
音楽を聴きながら
景色を目でおう。
そうすると、ふっと降ってくるのだ。
そして、
驚くほどこの街を知らないことに気がつく。
え、桜並木あんなにも長かったん?
竹やぶのなかに突如、鳥居が!?
あれって古墳やん…!
マジで畑広いな
などなど。
同じ景色を毎日のように見ているはずなのに
まだまだ発見がある。
進行方向の右に座っても、左に腰かけても、
奥には必ず山が見える。
それも、なだらかな山がずーっと続く。
盆地ってこういうことか。
なんとなく知っていた知識がつながっていく。
街には、私が知らないものが
まだまだたくさんあるのかと思うと
ちょっぴり胸がはずむ。
奈良の話はこちらでも。
ちなみに、エッセイになる前の
思考の断片や「エッセイの種」は
メンバーシップの方に置いています。
だいたい100〜500文字くらいの
短い思考メモを、気まぐれに更新しています。
舞台裏を覗く感じですが
よかったらどうぞ。
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