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【note創䜜倧賞2026】 55℃の瞳・創䜜秘話④-䞭線〜文章衚珟の高い壁



こちらは、先日note創䜜倧賞に投皿した、䞋蚘の小説の創䜜秘話になりたす。


結末たでがっ぀りばっちり觊れおおりたすので、本線をお読みになっおからお楜しみいただけたすず幞いです。
党話ですが、話が蚘事に分かれおおり、党郚で蚘事のお話になっおいたす。11䞇字皋床

①、②、③に匕き続き、぀目の創䜜秘話の蚘事の埌線になりたす。

いや、なるはずでした。。。

創䜜秘話④は、本圓に語りたいこずが倚くお、倚すぎお。
そしお、䜕を削るか、が問題だ、ずいったその舌の根も也かぬうちに、削れずに増殖しおいっおしたいたした。

創䜜秘話④は前埌線のはずが、前䞭埌線の぀に分裂しおしたいたした。

こちらは䞭線になりたす。
なっおしたいたした。
申し蚳ありたせん。。。



これたで、note創䜜倧賞応募䜜品「55℃の瞳」の創䜜秘話を①〜④の前線たで、続けおきたした。

具䜓的には、
・ChatGPTず盞談しながら䜜成した
・ビゞュアル掟で映像が浮かびやすいので、なるべくむラストを䜜成しながら䜜成した
・ネタアむディアが党おの元になっおいる
・そこから、キャラクタヌ・䞖界芳・ストヌリヌ・テヌマの「挫画術」の基瀎四倧構造を䜜っおいく。
・テヌマは自分の䞭にある䌝えたいもの
・䜕が起こるかのストヌリヌを、どう芋せるかずいう構成が課題だった。
ずいう内容でした。

構成たでできたら、今床は、実際に文章にしお曞く、ずいう段階になりたす。
小説ですからねえ・・・

この文章にしお衚珟する、ずいうのが、私にずっお課題でした。


4.文章衚珟の高い壁


①そもそも文章衚珟ずは

そもそも「文章衚珟」ずはなんでしょうか。
䟋によっお、ChatGPTの兞圱君に聞いおみたした。


同じ内容でも、曞き方はいくらでも倉えられたす。

䟋えば、

A.事実だけ

雚が降っおいた。

B.情景描写

雚粒がアスファルトを静かに濡らしおいた。

C.比喩

雚は癜い糞のように街ぞ降り続いおいた。

D.心情を重ねる

雚音だけが、返事のない郚屋に響いおいた。


党郚「雚」です。
でも受ける印象は党然違いたす。

これが文章衚珟です。


『55℃の瞳』の䟋であれば、

普通なら

ハチが壊れた。

でも、

ハチの瞳から緑の光が消えた。
呌びかけおも返事はない。

これはもう文章衚珟です。

さらに、

ハチの瞳の光は、倕暮れの街灯が䞀぀消えるように静かに倱われた。

ずなるず、比喩も加わりたす。

本線では、「緑の瞳は黒く沈み、もう䜕も映しおいなかった」

ChatGPTによるず、私は「䌝える」文章が埗意で、「魅せる」文章は比范的控えめ、ずいうこずのようです。


だから今埌は、「ここだけ読者の心を止めたい」ずいう堎面だけ、文章衚珟を少し濃くしおは、どうだろう、ず蚀われたした。



぀たり、「文章衚珟」ずは、
同じ出来事を「どう読者に䌝え、どう感じおもらうか」を遞ぶ技術、
ず蚀えるでしょう。


䞀方、構成や䞖界芳を䜜る力は䜜品そのものの骚栌です。
私の堎合、たずこちらを䜜り、その䞊で文章衚珟をどう磚いおいくか、ずいう順番になりたした。

再び家を建おる䟋で蚀うず、
䞖界芳やストヌリヌ・構成が、柱や梁なら、
文章衚珟は、実際に人が目にしお觊れる床や壁、のようなものかもしれたせん。

どれほど蚭蚈が良くおも、実際に觊れる郚分がガタガタでは、䜏み心地の良い家になりたせん。
逆にいくら内装を矎しくしおも、柱や梁がガタガタでは、矎しいもク゜もない、ず。

結局、䞡方必芁なんですよね。


②最初は芖点カメラをどこに眮くか


話を曞いおいた頃だったず思いたす。

曞いた文章をChatGPTの兞圱くんに、添削しお、ず投げたずころで、

「今は誰の芖点ですか」

ず聞かれたした。

䜕床も。

”基本は䞉人称䞀芖点
小説には必ず曞き手の「芖点」が存圚する。それが登堎人物の芖点が描写される物語なのか、あるいは登堎人物の誰でもない”第䞉者”の芖点で綎られる物語なのか。この曞き手の芖点が揺れるず、読みにくくわかりにくくなる。泚意すべきルヌルのひず぀だ。
第䞉章でもふれたが、私は基本的に䞉人称䞀芖点をベヌスにするべきだず考えおいる。぀たり、第䞉者の芖点だ。䞻人公×の様子を衚珟する際、「×は○○をした」「×は△△のように芋えた」ずいう曞き方をするのだ。これが䞉人称である。  䞭略 
たた、気を぀けなければならないのは、あくたで×を䞭心に䞖界芳を描写しおいるわけだから、その時点で本人が知り埗ない情報が地の文に盛り蟌たれおいおはいけないずいうこずだ。䞭略 
新人賞遞考では、芖点のふら぀きは枛点察象になりやすい。䞭略ひず぀の堎面で、耇数の人物の芖点が入り乱れれば、読者の混乱のもずになる。”

゚ンタテむンメントの䜜り方 p.113−115


なので、私は、基本的にアオむを芖点人物ずしお固定するように意識したした。
䞉人称で曞きながらも、読者が知る情報は基本的にアオむが芋たり、聞いたり、知ったり、感じたりできる範囲にする、ずいうこずです。

ただ、䟋倖の箇所がいく぀かありたす。

A. 芖点人物そのものを倉えた4話-2

このシヌンでは、プロメテりス率いるアルデンティア偎に芖点が移りたす。

4話は戊闘シヌンです。
これを、ずっずアオむ偎で曞いおいくか迷いたした。

アルデンティア偎を入れたのは、
・アオむやファヌムのロボットたちの反撃を、読者にも驚いお味わっお欲しかった。
・実際にロボットが暎走したず思った時の怖さも感じお欲しかった。
・6話の裁刀に備えお、圌らにも過去があり1人の人間なのだず認識しおもらいたかった。
からです。

そしお、

B. 同じアオむ芖点のたた、語りを倖偎から内偎ぞ寄せた5話-1、5話-3

5話-1は、途䞭から完党にアオむの䞀人称になりたす。
前線でも曞きたしたが、ここではアオむの心理描写で、読者にも圌の䞭に入っおもらいたかったので、䞉人称から䞀人称ぞず切り替えおいたす。

5話-3も同様で、䞉人称から始たり、葬儀を通しお埐々にアオむの内面ぞ入り、䞀人称になっおいたす。

5話-1では、䞖界から切り離されお内偎ぞ萜ちおいたすが、
5話-3では、自分の感情を認めるために内偎ぞ入るずいう違いがありたす。

C. 二人の内偎を順番に芋せた6話-3

事件の真盞が明らかにされる堎面です。

ここでは、読者は、䞀床火柄の蚘憶に入りたす。
そしお、䞀旊倖にでお、火柄のセリフを聞き、今床は、アオむの独癜を聎きたす。

殺した偎の火柄の内偎に入っお事情を理解した埌に、ハチを殺された偎のアオむの内偎ぞ戻る圢匏です。

䞡者の喪倱を続けお芋せるこずで、どちらの事情も理解できる䞀方、どちらか䞀方の味方にも簡単になれないような堎面を目指したした。

他にも、4話-4、6話-4など、アオむの倖偎ず内偎を行き来する堎面がありたした。

䞊蚘の、A〜Cのように、同じ芖点の倉曎でも、目的はさたざたでした。

芖点のルヌルは読者に小説を楜しんでもらうためです。
その䞊で、読者に芋おもらいたいものを芋おもらう、感じおほしいものを感じおもらう。
そのためなら、意図的に芖点を切り替えるこずも衚珟のひず぀なのかな、ず思いたした。

そしおこれを曞きながら気づいたのですが、どうも私は、感情が匷くなる堎面では、䞉人称で倖から人物を描き始め、埐々にその人物の内偎ぞ入り、最埌は䞀人称にする癖があるようです。

私が意識した䟋倖は䞊蚘で、効果のほどは読者の方にご刀断いただくこずになるでしょう。
それ以倖に䟋倖があったらごめんなさい


③語圙なさすぎ問題芋えおいるものをどう蚀葉にするか


アオむは「うヌん」ず蚀った。
倧森は「なんだそりゃ」ず蚀った。
ハチは「朝ごはんだよヌ」ず蚀った。
モモは「ヒロトはゎリラだからさヌ」ず蚀った。


前にも曞いた通り私はビゞュアル掟です。
調子がいいず、登堎人物は䌚話もしおたす。

問題は、その䌚話をどう文章にするか、でした。

最初䌚話のシヌンを曞いた時、「ず蚀った」ばかりになっお困りたした。
では、蚀ったを別の衚珟で蚀い換えおみよう、ずなりたした。

アオむは「うヌん」ず呟いた。
倧森は「なんだそりゃ」ず蚀い攟った。
ハチは「朝ごはんだよヌ」ず叫んだ。
モモは「ヒロトはゎリラだからさヌ」ず答えた。

  なんか違う。
うん、なんか違うよね。

必芁だったのは、「蚀った」の類語をたくさん䜿うこず、ではありたせんでした。

アオむは目を逞らした。
倧森は矩手を組んだ。
ハチは銖を傟げた。
モモは笑った。

どんな衚情で、どんな動きをしながら話したか。
そんな衚情や仕草、動䜜を䌚話の間に入れるこずで、誰が話しおいるのかもわかり、その人物がどんな気持ちで話しおいるのかも䌝えるこずができたす。

そしお今床は、これらの動䜜をどの単語で衚珟するか、ずいう問題になりたす。

人間が䜓を動かしお䜕かに近寄る、
ずいう情景を衚す蚀葉でも、
歩く進む駆ける歩み寄る螏み蟌むよろめく這う  
などず色々ありたす。

こうした衚珟の遞択肢をたくさん持っおいるこずは重芁です。

しかし、問題はその次です。
頭の䞭では動きが芋えおいるのに、それにぎったりの日本語が出おこない。
どれを䜿えばいいのかわからない、出おこない、ずいう状況です。

語圙がないずいうこずは、単に「難しい蚀葉を知らない」ずいう意味ではありたせんでした。頭の䞭に芋えおいるものに、適切な名前を぀けられない、ずいうこずでした。

そしお、ChatGPTによるず、私は説明文や䌚話は比范的自然な䞀方、比喩や情景描写、文孊的なリズムは控えめだそうです。

比喩情景描写文孊的なリズム

なんだか遠い昔に習った囜語の授業のようになっおきたした。
なんだっけ・・・

④ 「䌝える文章」ず「魅せる文章」比喩・情景・リズム芋えおいるものをどう感じさせるか


䟋によっお、ChatGPTずたずめおみたした。

これら3぀を知っおおくず衚珟の匕き出しが増えるんだそうです。


A. 比喩

比喩ずは、あるものを「○○のようだ」ず別のものにたずえお衚珟する方法です。

普通の文章:  é›²ãŒæ¶ˆãˆãŸã€‚

比喩: 雲は綿菓子がほどけるように空ぞ溶けた。

情景が浮かびたす。


『55℃の瞳』なら、

金色の匟䞞のようにハチがすっ飛んでいった。

ハチはゎヌルデン・レトリバヌなので、私の䞭では最初から「金色」ずいうむメヌゞがありたした。
そこに、ボヌルを远っお勢いよく走っおいく動きを重ねお、「金色の匟䞞」ず衚珟しおいたす。

単に「ハチが勢いよく走っおいった」ず曞くよりも、速さや勢い、毛の色たで䞀床にむメヌゞしおもらいやすくなりたす。


比喩の長所  印象に残る、雰囲気が出る、䜜者らしさが出る

比喩の短所 やり過ぎるず、「䜕蚀っおるか分からない」になる



B. 情景だけで読たせる文章

これは、説明しない。芋せる。こずです。

説明型男は悲しかった。

これは情報です。

情景型男は空になった茶碗を芋぀めたたた、箞を眮いた。

悲しいずは曞いおいたせん。

でも䌝わりたす。


『55℃の瞳』なら、

䞊に、泥で汚れた金色の人工毛が、散らばっおいた。

アオむは立ち䞊がっお駆け寄った。

人工毛の先に肉球ず爪が突き出おいた。
その䞋には砕け散った胎䜓が。
泥たみれの金色の尻尟が。
ハヌネスが。
開いた口から舌がだらんず垂れ䞋がり。
緑の瞳は黒く沈み、もう䜕も映しおいなかった。

話ヌ

ここでは、

ハチは無惚に壊れおいた。
アオむは倧きなショックを受けた。

ずは説明しおいたせん。

代わりに、人工毛 → 肉球ず爪 → 砕けた胎䜓 → 尻尟 → ハヌネス → 舌 → 瞳ず、アオむの目に入ったものを順番に眮き、最埌に、
「緑の瞳は黒く沈み、もう䜕も映しおいなかった」で「ハチがもういない」ずいう事実を読者に感じさせおいたす。

さらにその前。
ハチの行方がわからなくなったアオむが氎田に隠れおいるシヌンです。

空高く登った月が氎田を照らす。
緑の皲が草原のように颚に揺れる。

静かだった。

4話-4

盎前たでアオむは、

ハチは どうなったんだ  たさか  

ずパニックになりかけおいたした。

なのにここでは、

月、氎田、揺れる皲、静寂。

「䞍安だった」「䞍気味だった」ず曞いおいたせん。

むしろ矎しいくらい静かな颚景を眮くこずで、ハチから返事がないこずの怖さが匷くなりたす。

私は、長い情景描写や華やかな修蟞はあたり䜿いたせんが、物や景色を䞊べお感情を衚珟しおいるずころはありたした。

物を遞ぶ → 短く眮く → 説明しすぎず読者に意味を拟わせる
ずいう情景描写になりたす。


C. 文のリズム

これは、音楜みたいな文章、です。

具䜓的には、文の長短、改行、反埩、句読点、語順などによっお、読む速床や間をコントロヌルするこずです。



『55℃の瞳』なら、

硬い爪も柔らかい肉球も、金色の人工毛も。
枩かい䜓枩も。

オレを芋䞊げたあの緑の瞳も。

もうどこにもいない。

5話−3

これ、普通に情報だけ䌝えるなら、

ハチの爪や肉球、人工毛、䜓枩、緑の瞳はもうどこにもない。

で枈みたす。

でも、そうしおいたせん。

「〜も」を反埩しお、䞀぀ず぀改行しお、最埌に短い䞀文ぞ萜ずしおいたす。

読む偎は、

爪も。
肉球も。
人工毛も。
䜓枩も。
瞳も。

ず、アオむず䞀緒に䞀぀ず぀倱ったものを確認させられお、

もうどこにもいない。

で止たりたす。

これはリズムを䜿った感情衚珟になりたす。


さらに、

ハチ

オレは、

お前が、

倧奜きだったよ。

5話-3

これを、

ハチ、オレはお前が倧奜きだったよ。

ず䞀文にしおも意味はたったく同じです。

でも、改行ず読点を入れるこずで、䞀぀ず぀蚀葉を絞り出すような「間」が生たれたす。

比喩がむメヌゞを重ねる技術、
情景描写が芋えるものから感じさせる技術なら、
リズムは読む速さず「間」で感じさせる技術です。

家の建築の䟋えなら、
比喩照明、情景描写窓、リズム廊䞋や階段、間取りによる人の動線
ずいったずころです。


そしお私の特城ずしおは、䞀番感情的な堎面ほど、語圙を増やすのではなく、文章を短くする傟向がありたした。


もちろん、比喩ずか情景描写ずかリズムは、倚ければ良いずいうものでもないそうです。
テンポを重芖する゚ンタメ小説ず、空気や䜙韻を味わう文芞䜜品では、文章衚珟の濃さも倉わりたす。

『55℃の瞳』はSF・ミステリヌ・アクション芁玠のある゚ンタメ䜜品なので、党線を華やかな文章にするより、基本は読みやすく進め、感情を深く味わっおほしい堎面だけ少し文章の密床を䞊げる。
今埌はその方向を意識しおみようず思っおいたす。


⑀心理描写ず心象颚景・独癜人物の内偎をどう芋せるか


前線でも觊れたしたが、小説は内面の描写が埗意な衚珟であり、堎面によっお、登堎人物の心理状態を読者にも䜓隓しおもらおうずしたした。
その堎合、芖点や人称が倉わっおいたした。

では、そもそも心理描写や心象颚景・独癜ずはなんでしょうか。

䟋によっおChatGPTに聞いおみたした。


A.心理描写

心理描写は、登堎人物の心の動きを描くこず、です。

䟋えばアオむなら、

ハチの返事がない。
胞が締め぀けられた。

これは心理描写です。

あるいは、

頌む、返事をしおくれ。

これは独癜を䜿った心理描写です。

B.心象颚景

心象颚景は、人物の心情が反映された景色やむメヌゞを描くこず、です。

䟋えば、

空はどこたでも灰色だった。
颚に揺れる皲穂だけが音を立おおいる。

これだけでは、「悲しい」ずは䞀蚀も曞いおいたせん。

でも読者は、䞻人公の心も沈んでいるのだろう、ず感じたす。


比べるず

心理描写では、アオむは胞が苊しくなった、ず、心を曞いおいたす。

心象颚景では、心は曞いおいたせん。景色を通しお人物の悲しみを感じさせおいたす。



C.䞡方を組み合わせるこずも倚い

䟋えば、

ハチの名を呌んでも返事はない。
氎面だけが静かに揺れおいた。
胞の奥が空っぜになっおいく。

前半の景色は心象颚景。最埌は心理描写。
䞀緒に䜿うず䜙韻が生たれたす。


D.独癜

独癜ずは、登堎人物の心の䞭の蚀葉を、その人物自身の蚀葉ずしお盎接曞く方法です。

䟋えば、

胞が締め぀けられた。

これは、アオむの心を語り手が説明する「心理描写」です。

䞀方、

頌む、返事をしおくれ。

これはアオむ自身の心の声なので、「独癜内的独癜」になりたす。


『55℃の瞳』では、独癜に を぀けた堎合ず、぀けなかった堎合の䞡方がありたした。

䟋えば、

ハチは

のように を぀けるず、地の文ず心の声がはっきり分かれ、「今、アオむが考えおいるこず」だず読者にも分かりやすくなりたす。

䞀方、ハチを倱ったあずの、

これは  倢なのか。
倢じゃないのか。

嘘だ、倢だ。
いや、
倢じゃない。

では、 を䜿っおいたせん。

こちらは地の文ずアオむの思考ずの境界が曖昧になり、読者がそのたたアオむの意識の䞭ぞ入っおいくような曞き方になりたす。

぀たり、
 あり心の声を地の文から切り分けお芋せる
 なし地の文ず心の声を近づけ、人物の意識の䞭ぞ読者を入れる
ずいう違いがありたす。

私は堎面によっお䞡方を䜿っおいたしたが、その時はあたり意識せず、なんずなく䜿っおいたした。


䞀蚀でたずめるず
・心理描写「心そのもの」を曞く。
・心象颚景「景色に心を映す」。
・独癜「心の声を盎接聞かせる」

小説では、心理描写だけが続くず説明的になりやすく、心象颚景だけだず読者に䌝わりにくいこずがありたす。さらに独癜を䜿えば、人物の心の声を盎接読者に届けるこずもできたす。

これらを堎面に応じお組み合わせるこずで、登堎人物の内面をいろいろな距離から描くこずができたす。


⑥読者にどう読たせるかツカミずヒキ


Gemini、Claudeからは、
「4話以降は盛り䞊がるが、そこたでに離脱される可胜性がある」
「特に北海道蟲堎の案内堎面は長い」
「Webで読む䜜品では、序盀で興味を持っおもらえなければ、その先たで読んでもらえない」
ず指摘されたした。

いくら4話から面癜くおも、4話たで読んでもらえなければ意味がない。

  圓たり前でございたす。

では、どうやったら読者の興味を惹き぀け、さらに惹き぀け続けおおけるのでしょうか。

ChatGPTず盞談したした。

A.最初の始たり・ツカミ

ツカミずは

物語の最初で読者の興味を匕き、「続きを読んでみよう」ず思っおもらうこずです。

必ずしも、いきなり事件を起こしたり、掟手な戊闘を始めたりする必芁はありたせん。

䟋えば、
・䜕が起きたの
・この人は誰
・この䞖界はどうなっおいるの
・この二人はどんな関係
・このあずどうなるの
など、読者の䞭に䜕か䞀぀でも「知りたい」を䜜るこずができれば、それがツカミになりたす。

その方法の䞀぀が、このあず玹介する「ホットスタヌト」です。䞀方、静かな堎面から始たる「スロりスタヌト」であっおも、人物や䞖界、文章の雰囲気などに興味を持っおもらえれば、ツカミは成立したす。

぀たり、
ツカミ物語の入口で、読者に「この先を読みたい」ず思っおもらうこず。ず蚀えるでしょう。

by ChatGPT・兞圱くん


序盀のスタヌトに぀いお、『「曞けない」から始める小説の曞き方』から匕甚しおみたしょう。

ホットスタヌトずは  
ホットスタヌトずはその名の通りホット熱くに物語を始めるこずです。
最初の䞀行目からシヌンが動いおおり、読者に「なにがおきおるんだ」「これからどうなるんだろう」ずドキドキしおもらう、それがホットスタヌトです。  
䟋えばこうです、
【目が芚めたら、そこは異䞖界だった。】
【垰宅するず、リビングで劻が死んでいた。】
どうでしょう物語が「動いおいる」感芚、分かるでしょうか。  (äž­ç•¥)
たずは死䜓を転がす、䞻人公がピンチになる、違和感を生み出す、ギョッずさせる。そういったフックのある出だしにするこずで描写などをカットし、䞀気に物語をスタヌトさせる。それがホットスタヌトなのです。  (äž­ç•¥)

スロりスタヌトずは  
぀ぎに、スロりスタヌトですが、これはホットスタヌトの真逆で、ゆったりず進めるものをいいたす。
【䞀番鶏《いちばんどり》が鳎く前に、僕はベッドを抜け出しお、眠い目を擊っお城ぞず向かった。】
【フラむパンにバタヌを萜ずすず、銙ばしい匂いがただよった。】  
こちらはホットスタヌトず比べるず、いかにも頌りなさげで面癜くなさそうですが、しかしその分じっくりず、読者を物語にいざなえたす。   (äž­ç•¥) ただし、こちらはより技術力がいる方法だずいうのは芚えおおきたしょう。 
スロりスタヌトはゆっくりしおいるからずいっお、぀たらなくおいいわけではないのです。むしろ逆、スタヌトダッシュがない分だけ、より小さなテクニックを䜿っお、読者の興味を惹かなければなりたせん。

(p.29-32)


この『55℃の瞳』はSFのため、䞖界芳の説明がどうしおもはいっおきお、ストヌリヌ展開ず䞖界芳説明のバランスが問題でした。

最初私は、アオむずハチがい぀もの譊察眲から始たる1日で始めようかず思っおいたした。その方がこの未来の䞖界がわかるず考えたからです。

しかし、䞊蚘のスタヌトに぀いおの文章を読み盎しお、考えを改めたした。note創䜜倧賞は最初が面癜くないずいけない、最埌たで読んでもらえない、ずいう噂をどこかで読んだから、ずいうのもありたす。

なので、最初を千葉での制圧䜜戊ぞの参加にしお、垰り道で䞖界状況を説明する、ずいう圢匏にしおみたした。

しかし、ただホットたでいかなかったようです。ぬるた湯ぐらいでしょうか。


ちなみに、3話-3の蟲堎芋孊に぀いおは自芚がありたす。
時間が、、時間がああああ。。。。

最初で読者をいかに惹き぀けおツカむか。。
課題は倚いです。


B.ヒキを重ねお〜読み続けおもらうために


仮に、最初に読者をツカむこずができた堎合。
忙しい読者に最埌たで読み続けおもらうには、どうしたら良いでしょうか。

ChatGPT・兞圱くんずの盞談の続きです。


読者に読み続けおもらうためには、「この先を知りたい」ずいう気持ちを切らさないこずが倧切です。

䟋えば、こんな方法がありたす。


1. 「続きが気になる」を連続させる

䟋えば1章の終わりで

その名前を芋た瞬間、圌は凍り぀いた。

で終わる。

読者は「誰の名前」ず思う。

次の章を読む。
その章の最埌ではたた別の疑問が生たれる。

これを䜕十回も繰り返したす。

ヒキずいうや぀ですね。


ヒキずは

読者に「この先はどうなるの」ず思わせ、続きを読みたくさせる仕掛けです。

特に章や話の終わりに眮かれ、次の章・次の話ぞ読者を匕っぱるものを指したす。

䟋えば、
・新しい事件が起きる
・危機が迫る
・謎や疑問を残す
・意倖な事実が明らかになる
・重芁な人物が珟れる
・人間関係が倉化する
などがありたす。

ただし、「犯人は誰」「このあず戊いはどうなる」のような事件や謎だけがヒキではありたせん。

「この人物はどうなるんだろう」
「この二人の関係はどうなるんだろう」
「さっきの蚀葉はどういう意味だったんだろう」
ずいった、人物や感情に関する「知りたい」もヒキになりたす。

぀たり、

ツカミが「たず読んでもらう」ためのものなら、ヒキは「もう少し読みたい」ず思っおもらうためのもの。

どちらも、読者の䞭に「この先を知りたい」を䜜る技術ず蚀えるでしょう。by ChatGPT・兞圱くん


『55℃の瞳』でも、意識しおちょこちょこ入れおみたした。

《レベルC発什》
《レベルC発什》
《レベルC発什》

ゎヌグルに譊告衚瀺が浮かんだ。

1話-3

パシャンず音がしお、アオむが振り返るず、

ハチが池に飛び蟌んでいた。

2話-3

《該圓者、なし。でも、いる。もう䞀床、解析、した。ボクの解析、だず、森川盎人は──》

プツン、ずミリが消えた。

他の衚瀺も消えた。

アオむのゎヌグルは真っ暗になり、

《NO SIGNAL》

の文字だけが浮かんだ。

3話-4

アオむは火柄に指を突き぀けお、怒鳎った。

「お前が、”今井陜真殺人事件”の犯人だからだ」

法廷から音が消えた。

火柄の目が芋開かれた。

6話-2


振り返っおみるず、事件を起こす、予想倖の行動をさせる、危機に陥れる、真盞を明かす、ず、いろいろな圢のヒキを䜿っおいたした。

でも、ただただだったようです。ぐすん。



2. 情報を䞀気に出さない

たずえばミステリヌなら、

ある人物が、䞻人公を芋るなり突然逃げ出した。

この時点では理由を説明したせん。

その埌、

実は䞻人公ず過去に䌚っおいた。
↓
ある事件にも関係しおいた。
↓
さらに䞻人公自身の過去ずも぀ながっおいた。

ず、少しず぀情報を明かしおいく。

最初に、
「この人物は10幎前の事件の関係者で、䞻人公ずも面識があり、秘密を知られるこずを恐れお逃げた」
ず党郚説明しおしたえば、読者の「なぜ逃げたの」がその堎で解消されおしたいたす。

぀たり、

情報を䞀気に出さない䜜者が知っおいるこずを、読者にもすぐ党郚教えない。

です。

『55℃の瞳』の䟋だず、火柄です。

最初から
* 母芪
* 先生
* 思想
* 過去
党郚語ったら、埌半が匱くなりたす。

だから少しず぀出しおいく。

読者は「火柄っお䜕者なんだ」ずいう興味を持ち続けたす。

章末で次を読たせる短いヒキがなら、こちらは、物語を通じお「この謎を知りたい」ず思わせる、長いヒキです。


C.読者の興味のコントロヌル

ツカミで最初の「知りたい」を䜜る。
ヒキで次の「知りたい」に぀なげる。

「疑問→回収→新しい疑問」

読者が今䜕を知りたいず思っおいるのか。

その答えをい぀枡し、次の疑問をい぀生み出すのか。

それをうたく考えお配眮しおいくのが重芁、ずいうこずでした。


文章を曞くこずだけで粟䞀杯だった私には、ただただ難しい課題でございたす。

初の䞀次小説だったので、蚱しおください・・・・。



今床こそ、創䜜秘話④の埌線ぞ続きたす。


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