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【宗次郎アルバムレビュヌ⑥】20012002幎『静かな地球の䞊で』『むアむラむケレ』

オカリナ奏者・宗次郎さんのオリゞナル・アルバム䜜品のレビュヌ蚘事。
第回の今回は、20012002幎に発衚の『静かな地球の䞊で』『むアむラむケレ』を玹介したす。
↓前回・第回の蚘事や、宗次郎さんのCD総目録も、ぜひご参照ください


◎第19䜜『静かな地球の䞊で』2001

カナダ・北米をモチヌフに、北半球の自然をテヌマにした䜜品。䞭田悟さん録音による自然音を取り入れた、雄倧なヒヌリング・アルバム。

発売日2001.9.21ナニバヌサルミュヌゞック

プロデュヌス宗次郎
䜜曲宗次郎
線曲歊沢豊①⑥⑪井䞊鑑②③⑚⑩、服郚隆之④⑀⑊⑧
自然音䞭田悟①②④⑊⑚

①静かな地球の䞊で歊沢豊線曲
ゆったりずしたメロディヌず゜フトなリズムが耳に心地良い、癒し床満点のさわやかな曲。
母なる地球・Mother Earthの息吹をむメヌゞできるような、広がりを感じられる名曲。
このアルバム・バヌゞョンの他に、シンガヌ゜ングラむタヌの癜鳥英矎子さんをノォヌカルに迎えた、シングルカット版もある。このノォヌカル版は、テレビ番組の曲ずしお䜿甚されたらしい。その、マキシ・シングル版は、宗次郎feat.癜鳥英矎子ずクレゞットされおいる。
アルバム収録の本曲は、宗次郎さんのオカリナバヌゞョン。

②月倜の森Ⅰ動物たちの倢芋る頃に井䞊鑑線曲
流れるようなピアノのアルペゞオ分散和音や旋埋が印象的なアレンゞ。
生楜噚䞭心のアコヌスティックなサりンドが心地良く、どこか、アメリカのニュヌ゚むゞ・レヌベルの、りィンダム・ヒル颚味な雰囲気がただよう。もしも、宗次郎さんがりィンダム・ヒルのアヌティストだったずしたら、この曲のような路線になるんだろうなず思わせるものがある。
叀楜で䜿われる匊楜噚ノィオラ・ダ・ガンバを取り入れおいるのがナニヌクで、月光に照らされた森の神秘性を感じさせる、幻想的な曲。

③垌望ぞのトレッキング森ず人ず動物ず井䞊鑑線曲
このアルバムで䞀番のお気に入りの曲。聎いおいお、ずおも前向きな気持ちになれる、垌望あふれる曲調の䜜品。“さわやか系”の宗次郎䜜品の兞型。アレンゞも倧倉玠晎らしく、力が湧いおくるような矎しい䜜品。
ミニマル颚フレヌズ短い音型を繰り返すタむプのフレヌズを隠し味的に配したアレンゞ・線曲が芋事。
森や生き物、自然ぞの“愛”を感じるこずができる傑䜜。コンサヌトでも、もっず取り䞊げお欲しいず思う名曲。

④出逢いの森服郚隆之線曲
軜やかなアルペゞオ・分散和音にのっお、優しいメロディヌをオカリナが奏でる良曲。
ずおも明るく爜やかな曲で、森の䞭を吹き抜けおいく、暖かな颚を連想させる。愛らしい雰囲気を感じられるアレンゞずなっおおり、リスなどの森に暮らす小動物たちの姿が目に浮かんでくるかのよう 。
アレンゞ担圓の服郚隆之さんは、自然䞉郚䜜『朚道』『颚人』『氎心』においお、ストリングス・アレンゞバむオリン類の匊楜噚アンサンブルの線曲を担圓されおおられたが、本䜜で8幎ぶりの宗次郎さんのアルバムぞの参加ずなった。たた、宗次郎さんの曲においお、完党に単独での線曲担圓は、本䜜が初めおずなる。

â‘€Virgin Forest服郚隆之線曲
ずおもゆったりずした、ロマンチックなメロディヌが印象的。オカリナずストリングスの芋事なアンサンブルが聎きどころ。
4曲目に続いお服郚隆之さんによるアレンゞだが、宗次郎さんのオカリナの音色の特色の“透明感”を、存分に掻かした矎しいアレンゞずなっおいる。
映画やドラマ音楜の䜜曲で掻躍されおおられる服郚隆之さんらしく、このたた、映画のワンシヌンの音楜にそのたた䜿えそうなほど、ドラマチックで抒情的な線曲である。

⑥宙空歊沢豊線曲
むントロ・前奏郚のピアノのフレヌズが印象的。
終始、流れるようなサりンドずアレンゞが斜されおおり、このアルバムの䞭で、最も流麗な印象を受ける䜜品。
このアルバムのゞャケットは、透き通った空を芋䞊げる宗次郎さんの埌ろ姿の写真ずなっおいるが、そのゞャケット写真のむメヌゞに䞀番合っおいるがこの曲だず感じる。
高く柄み枡った空を思い浮かべながら、この曲に耳を傟けるず、心が浄化されおいくかのようだ。

⑊こだたは颚にのっお服郚隆之線曲
むントロ、およびサビ曲の䞭で䞀番盛り䞊がったり、印象に残る箇所の郚分の䞀郚のメロディヌを初めお聎いた時、どこかで聎いたこずがあるようなメロディヌラむンだず感じたのだが、その埌、そのメロディヌが、車に乗っおタむムスリップする某ハリりッド映画のテヌマ音楜の䞀郚分ずよく䌌おいるこずが思い぀いた。果たしおそう感じたのは自分だけだろうか
もちろん、その映画音楜ずは、曲調やテヌマも異なり、たたたた䞀郚分が䌌おいるだけだず思うが、この「こだたが颚にのっお」の曲は、朚管楜噚のクラリネットの音を取り入れた印象的なアレンゞで、ずおも優しくあたたかな雰囲気の矎しい曲である。

⑧茝くいのち服郚隆之線曲
クラシカルな雰囲気のシンプルなアレンゞの曲。ずおも静かで優しい曲調。クラシックの子守歌の曲を聎いおいるような、萜ち着いた気持ちになれる。宗次郎さんの穏やかな曲は、胎教にも合うず思うが、この曲などはリラックス効果も高く、たさに胎教にぎったりの音楜ず蚀えるのではないだろうか。

⑚月倜の森Ⅱ動物たちの倢芋る頃に井䞊鑑線曲
2曲目ずメロディヌは同じだが、アレンゞが少し異なる。
2曲目よりピアノのフレヌズが枛っおおり、ノィオラ・ダ・ガンバではなくチェロが䜿われおいる。2曲目は、ピアノの比重が高いアレンゞずなっおいたが、こちらは、よりオカリナの音を聎かせるアレンゞずなっおいるず蚀える。
たた、2曲目ず9曲目を聎き比べれば、同じ匊楜噚の仲間である、ノィオラ・ダ・ガンバずチェロの音色の聎き比べも、同時にできるこずになる。

⑩Edge of the earth井䞊鑑線曲
地球ぞの祈りを思わせる、力匷く厇高な雰囲気のメロディヌが印象的で玠晎らしい。
アレンゞも、このアルバムの䞭では珍しく、シンセサむザヌを倚甚したアレンゞずなっおおり、幻想的なサりンドが味わえる。サビの郚分の五音音階ドレミ゜ラの5぀の音を䜿う音階によるメロディヌが、特にお気に入り。
コンサヌトで取り䞊げられるこずは、ほが無いが、生挔奏でぜひ聎いおみたい䜜品。

⑪氞遠の森終わり、そしお始たり歊沢豊線曲
アルバムの締めくくりにふさわしい、さわやかで雄倧な広がりを感じられる䜜品。曲調や雰囲気的には、『朚道』の「安堵の颚景」に近い印象を受ける。
ずおも掗緎されたアレンゞで、流麗で明朗なサりンドを味わうこずができる。
このかけがえのない地球の自然や森や生き物たちが、い぀たでも矎しく、倧切に守られおいくように ずいう願いが蟌められた曲なのかもしれない。

総評
前䜜『倩空のオリオン』に぀づき、欧米モチヌフのアルバムである『静かな地球の䞊で』。

本䜜では、カナダ・アメリカずいった北米倧陞・北半球の自然をモチヌフに、森や、森に生きる生呜が䞻なテヌマずなっおいる。北米がモチヌフずいうこずで、ある意味、宗次郎さん流のりィンダム・ヒル颚アルバムず蚀うこずができるかもしれない。

曲調も、明るく爜やかで広がりを感じられる䜜品が倚く、ゆったりずリラックスできるアルバムずなっおいる。

そんなヒヌリング的な芁玠を増幅させおいるのが、自然音録音の第䞀人者・䞭田悟さんによる、矎しい自然音であるず蚀える。宗次郎さんのアルバムで、これほど自然音を倚く取り入れたアルバムは唯䞀であり、本䜜の倧きな特城の䞀぀ずなっおいる。ちなみに、䞭田悟さんが自然音録音を始めるきっかけずなったのが、宗次郎さんずの出䌚いだったそうである

地球や自然ぞの愛情にあふれた楜曲矀は、たさに、音の森林济ができる䜜品であり、宗次郎さんの数倚いアルバムの䞭でも、特にリラックス効果が高いず感じられる矎しいアルバムである。

☆YouTube宗次郎Topicチャンネルより
詊聎動画『静かな地球の䞊で』党曲・再生リスト

「静かな地球の䞊で」曲目

「垌望ぞのトレッキング森ず人ず動物ず」曲目

「Edge of the earth」曲目

☆以䞋のサむトで、党曲詊聎およびダりンロヌド賌入ができたす。
レコチョク


◎第20䜜『むアむラむケレ』2002

アむヌや奄矎、ケルト・アむリッシュずいった民族音楜や民族楜噚を取り入れ、自然ず共に生きる地球䞊の先䜏民族ぞのリスペクトを蟌めた、ワヌルド・ミュヌゞック民族音楜颚味の䜜品

発売日2002.9.25ナニバヌサルミュヌゞック

プロデュヌス宗次郎
䜜曲宗次郎
サりンドプロデュヌス・線曲井䞊鑑

①むアむラむケレ
・feat.シヌクレット・ガヌデンフィンヌヌラ・シェリヌノァむオリン、パット・ブロヌダヌズむリアン・パむプス、ホむッスル

“iyayraykere”アむヌ語で「ありがずう」に由来する曲名。宗次郎さんのアルバムでは“むアむラ”ずなっおいるが、実際の発音は“むダむラ”に近いらしい。
アむルランドノルりェヌのニュヌ゚むゞ・ミュヌゞック・ナニット“シヌクレッド・ガヌデン”より、ノァむオリンのフィンヌヌラ・シェリヌず、むリアン・パむプスバグパむプの䞀皮のパット・ブロヌダヌズが参加。
宗次郎さん䜜曲による、民族音楜的な矎しい旋埋に、井䞊鑑さんが芋事なアレンゞ・線曲を斜し、これたでにないほどのワヌルド・ミュヌゞック・テむストなサりンドが展開されおいる。聎き応えたっぷりの良曲。

②サヌメぞの讃歌
サヌメたたはサヌミずもずは、北欧スカンゞナビア北郚ラップランドの先䜏民族。アむヌ民族ずの亀流も持っおおられるずのこずらしい。
曲自䜓のメロディヌは、党䜓的には北欧ず蚀うよりは、むしろ南米アンデスの民族音楜・フォルクロヌレ颚な印象を受ける。ただ、むントロ・前奏郚のゆったりずしたオカリナ・゜プラノC管高音管によるフレヌズは、‘94幎発売のカバヌアルバム『鳥の歌』収録の「぀のフィンランド民謡」の曲目・オカリナ・゜プラノ管゜ロのフレヌズを、圷圿ずさせる雰囲気があり、少なからずフィンランド音楜の圱響が出おいるのかもしれない。
䞭間郚の、リズムが倉わりトラッドな感じより民族音楜色が匷い感じになる所がカッコいい。

③OIWAKE
・ムックリRekpo

アむヌの民族楜噚・口琎のムックリが取り入れられたアレンゞが印象的。
曲調は、アルバム『Japanese Spirit』の曲を圷圿ずさせるような、日本の民謡調のメロディヌ。タむトルも“远分”を意識しお぀けられたものず思われる。
ムックリずオカリナのアンサンブルずいうのは、おそらく他に類がない楜曲なのではないだろうか。非垞にナニヌクなサりンドの曲ずなっおいる。

④ヒンナヌ・ヒンナヌ
・りポポRekpo田䞭玀子

“Hinna Hinna”アむヌ語で食事に感謝する蚀葉に由来する曲名。むントロの、アむヌ語による歌りポポアむヌの䌝承歌の響きがずおも印象的な䜜品。
䞭間郚ず゚ンディングの、りォヌキング・ベヌス颚ベヌスの音がたるで歩くように、䞊䞋にポンポンポンポンず動くこずのアレンゞが面癜い。耇数のオカリナによる倚重録音かず思われるが、他のアルバムではあたりなかった衚珟ず蚀える。
食事を囲み、歌ったり螊ったり そんな宎の様子が目に浮かんでくるような、枩かみを感じられる曲。

⑀よいすら節UNARIKAMI
・ノォヌカル朝厎郁恵

奄矎民謡歌手の朝厎郁恵さんが参加。よいすら節ずは、奄矎や沖瞄に䌝わる島唄の䞀぀らしい。
かなりゆったりずした幻想的な曲調で、シンセ・パッドフワずした感じの長い音の包み蟌むようなサりンドにのっお、朝厎さんの朗々ずした唄声が響いおいく。その唄に耳を傟けおいるず、はるか倪叀より、海や島を愛しお生きおきた人々の魂が䌝わっおいるかのような、霊歌・ブルヌスであるず感じられる。
宗次郎さんのオカリナも途䞭で入るが、この曲においおは、䞻圹は朝厎さんの島唄であるず蚀える。

⑥月ずオリオン
月をテヌマにした曲は、これたでの宗次郎さんのアルバムに数倚くあり、たたオリオンず蚀えば、名曲「倩空のオリオン」が思い浮かぶ。
その蟺りから、この曲のタむトルを芋るず、ゆったりずした曲調を連想しそうだが、なかなかベヌス音や力匷いビヌトによる、躍動感・グルヌブ感のあるアレンゞずなっおいる。
メロディヌ自䜓はゆったりずした感じで、リズム楜噚も決しお激しいわけではないのだが、独特なリズム感ずノリを感じられる䜜品。
「倩空のオリオン」が北欧フィンランドの星空だずするず、こちらは瞄文の星空ずいった感じの、より土俗性・民族性が前面に出た䜜品ず蚀える。

⑩Beautiful Hill
・feat.シヌクレット・ガヌデンフィンヌヌラ・シェリヌノァむオリン、パット・ブロヌダヌズむリアン・パむプス、ホむッスル

アむヌや奄矎ずいったモチヌフの曲が続いおきたアルバム『むアむラむケレ』。ここで、7曲目ず8曲目は、アむリッシュ・ケルトがモチヌフの曲ずなっおいる。ケルトの代衚的な地域アむルランド、スコットランドなど
ケルトの文明も、瞄文ず同じく自然厇拝を倧切に守っおきた文化だが、そんな共通性を宗次郎さんも感じ取られお、このアルバムで取り䞊げられたのかもしれない。
ずは蚀え、アむリッシュの䌝統音楜そのものずいうわけではなく、あくたで宗次郎さんが思い描き、むメヌゞしたケルトの䞖界を曲にした䜜品ず蚀える。
この「Beautiful Hill」では、ゆっくりめの3拍子の牧歌的なメロディヌが印象的で、アむリッシュの民族楜噚むリアン・パむプスの音も、効果的に䜿われおいる。
アむルランドの緑の草原・倧地を思い浮かべながら聎くず、ずおも心地よい。

⑧The Long And Irish Road
宗次郎さんずケルトのミュヌゞシャンずの関わりを挙げるず、このアルバムの前幎発衚の『オカリナ・゚チュヌド4チャヌチ』ず、翌幎発衚の『オカリナ・゚チュヌド5スクリヌンミュヌゞック』においお、䞖界的な人気を誇る、アむルランド・ケルトの歌姫゚ンダの曲をカバヌ挔奏し、収録しおおられる。
『むダむラむケレ』は、ちょうどその間ずなったわけだが、少なからず゚ンダ・メロディヌの圱響もあるかもしれない。
特にAメロ䞻旋埋の䞭で1番目に来る郚分は5音音階ドレミ゜ラ等の5音から成る音階によるゆったりずしたメロディヌで、うたく宗次郎さん流のケルト音楜にず昇華させおいるず蚀えるだろう。
アレンゞはピアノずストリングスを䞻䜓ずした、生楜噚のアコヌスティック感のあるアレンゞで、隠し味的に䜿われるティンパニ䜎音域を奏でる打楜噚の音を、芋事に配した線曲ずなっおいる。
郷愁ず雄倧さを合わせ持った良曲。

⑚カ・チン・チェラ
アルバムの曲名衚蚘は「カ・チン・チェラ」だが、おそらくブヌタンの蚀語ゟンカ語の“Kadin chela”カディン・チェラありがずうの意のこずを衚しおいるものず思われる。
様々なパヌカッション・打楜噚の音を䜿ったアレンゞがナニヌクで、特に金属系の打楜噚の音が印象的。このアルバムの䞭で、もっずも゚スニックな雰囲気の䜜品。
独特なリズム感のある曲だが、終盀のフィルむン曲䞭でリズムのパタヌンが䞀瞬倉わるこず的にリズムが倉化するずころが、芋事で玠晎らしい。

⑩むアむラむケレ瞄文の倢
・ボむスおおたか枅流犏岡ナタカ

1曲目ずメロディヌラむンは同じだが、ノァむオリンやむリアン・パむプスだったパヌトを、ノォヌカリストおおたか枅流さん達によるボむスを䜿ったアレンゞずなっおいる。
瞄文ずいうキヌワヌドず共に、アむヌ語もしくは瞄文語ず思われるノォむス・サりンドを䜿ったアレンゞは。どこか姫神シンセサむザヌ奏者・星吉昭さんによるナニット。瞄文語コヌラスを取り入れた曲を発衚されたを連想させるものがある。
曲調やアレンゞの雰囲気は1曲目ず同じなのだが、人声が入った分、この10曲目の方が、より土俗的で瞄文チックな感芚を味わえる。
1曲目ず10曲目を比べながら聎くのも楜しい。

⑪Thanks to The Earth
ゆったりずした3拍子系で、矎しいメロディヌのバラヌド。ただ矎しいだけではなく、地球や、そこに生きる人々ぞの慈しみの想いが蟌められたような、力匷さや祈りを感じられる旋埋が魅力的。
2015幎3月の倧阪・貝塚公挔で、アンコヌル最埌の締めの曲ずしお取り䞊げられ、その挔奏を聎いお以来、倧のお気に入りの曲になった。
このコンサヌトでは、ピアノずギタヌによるアレンゞだったが、アルバム版では、ハモンドオルガンの音を䜿っおいるのが印象的。

総評
前䜜『静かな地球の䞊で』で、北半球・北米の自然をテヌマに、地球ぞの愛を描いた宗次郎さんは、今䜜『むアむラむケレ』では、その地球の自然ず共生しおきた、先䜏民族の人々ぞのリスペクトをテヌマにしおいる。

2000幎以降、テヌマ的には欧米シフトしおいた宗次郎さんのアルバムだったが、本䜜では久々に、日本をテヌマにした䜜品が登堎しおいる。元来、日本的なテヌマの曲が倚かった宗次郎さんの音楜だが、西掋・地球ずテヌマ性を広げ、より衚珟性を高めお回垰しおきたずいう感じがする。

アむヌやケルトの民族楜噚や、奄矎民謡を取り入れたサりンドは、ずおもナニヌクで興味深い音䞖界を生み出しおおり、この䜜品以前の数䜜で掗緎されたサりンドを展開しおきた宗次郎さんのアルバムが、民族音楜的な土俗性を感じさせるサりンドぞず、原点回垰しおいるず蚀える。

そういう意味では、本䜜は、瞄文をテヌマにしたアルバム『たほろば』の続線的な䜍眮付で聎くこずもできる。

たた、本䜜のアレンゞに関しおは、前䜜『静かな地球の䞊で』で参加された井䞊鑑さんが、単独でサりンド・プロデュヌスを担圓しおおられるのが倧きな特城である。

1枚のアルバムを䞀人のアレンゞャヌが党担圓するスタむルは、『愛しの森a-moll』以来ずなる。

『たほろば』『あゆみ』『倩空のオリオン』『静かな地球の䞊で』ず、耇数名の線曲家がアレンゞするスタむルだったが、アレンゞャヌの面でも原点回垰しお、1名単独担圓ずなったこずで、党曲を通しおの曲調・䜜颚の統䞀がなされおいる。ちなみに、本䜜以降では、『Ocarina Wind Family』『土の笛のアノェ・マリア』が耇数名線曲担圓、その埌の『オカリヌナの森から』『叀-いにしえみち-道』『オカリヌナの森からⅡ』が単独線曲者がアレンゞ担圓の䜜品ずなっおいる

ニュヌ゚むゞ、ヒヌリングずいったゞャンルに入れられるこずが倚い宗次郎さんの音楜だが、『むアむラむケレ』は、ワヌルド・ミュヌゞックの芁玠も倧きく感じさせる、非垞に個性的な味わいのアルバムずなっおいる。

ワヌルド・ミュヌゞックや民族音楜が奜きな方にも、おススメしたい宗次郎䜜品である。

☆YouTube宗次郎Topicチャンネルより
「むアむラむケレ」曲目

☆アルバム『むアむラむケレ』は幎珟圚、配信なし。CDのみ販売。
 →宗次郎公匏オンラむンショップ


次回の宗次郎アルバムレビュヌの第回目では、2005幎に発衚の『Ocarina Wind Family』ず2007幎に発衚の『土の笛のアノェ・マリア』を玹介したす。どうぞお楜しみに


いいなず思ったら応揎しよう