白茄子と、うずらの、ちょっとした実験
茄子といえば紫が普通で、白いのはなんとなく「未熟なのでは」という疑いを持っていたのである。

しかし切ってみると、中身はごく普通の茄子であった。当たり前だ。

とにかく白茄子を切って、味噌ダレを塗ることにした。味噌、砂糖、すりごま、醤油、みりん。

これを混ぜるだけなのに、なぜか毎回「本当にこの配合で合っているのか」と不安になる。長年やっていても、その不安だけは消えない。

焼いた茄子に、仕上げでもう一度タレを塗り、チーズをのせる。とろけたところを見ると、なんとなく誇らしい気持ちになった。
味噌とチーズというのは、考えてみれば発酵食品同士なので、仲が悪いはずがないのである。

食べてみると、まさにその通りだった。とろっとして、じんわり甘辛くて、なかなかのものであった。
さて、お弁当の話である。今日は特に気合いを入れず、そぼろ弁当にした。そぼろというのは偉大な食べ物で、作っておけばご飯にのせるだけで一品になる。楽をしたい日の味方なのである。

そこに今回、初めて「うずらのぬか漬け」というものを入れてみた。うずらの卵をぬか床に入れるという発想は、正直なところ、思いついたときは半信半疑であった。
うまくいくのか、それとも変な味になるのか。実験に近い気持ちで漬けてみたのだが、食べてみると、これがなかなか美味しかった。
ぬかの香りが卵にほんのり移っていて、ちょっと大人な感じの卵になっていたのである。
そぼろと卵焼きと胡瓜、そこにひっそりとうずらのぬか漬けが並んでいる弁当を見て、私は少し得意な気分になった。
特別なことはしていないのに、なんとなく手をかけた風に見える。そういう小さなズルさを、私は嫌いではない。
最後まで読んでくださりありがとうございます😊
🍱 今日のメモ
【白茄子のチーズ焼き】白茄子、味噌ダレ(味噌・砂糖・すりごま・醤油・みりん)、チーズ
【そぼろ弁当】そぼろ、卵焼き、胡瓜、うずらのぬか漬け
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