「でもな」が口ぐせになると、いつも後手になる|迷ってる? 止まってる?
いいな、と思うイベントがあると、
でもな、と言って止まる。
気になる本を買っても、
なかなかね、と言って進まない。
映画も、イベントも、人との予定も。
「でもな」が口をつくと、
「今じゃなくていいかも」
「どうしてもってこれじゃなきゃってわけでもない」
と、興味を持ったはずなのに、
行かない理由を探し始めたり、
先延ばしにしたり。
「行きたいよね?」という確認のつもりが、
どんどん気持ちが後ろ向きになっていったり。
気づけば、最終日に滑り込んで慌てたり、
終わったあとに「行けばよかった」が残ったり。
そんな経験、ありませんか?
迷っているんじゃなくて、止まっている
頭の中では、ちゃんと選んでいるつもり。
会費がもったいないかもしれない。
時間の無駄になるかもしれない。
次に繋がらないかもしれない。
どれも、嘘じゃない。
現実の条件として、存在しています。
でも、ここに並んでいるのは、
ワクワクや楽しみから出てきた言葉じゃない。
損をしたくない。
無駄にしたくない。
ハズレを引きたくない。
そんな後ろ向きの視点が、「でもな」をつくっているんです。
そして、そんな後ろ向きな視点で見ていると、
「いいな」の窓が、選択肢が、ひとつずつ閉じていき、
行動できなくなっていきます。
「やっぱり…」と思い立ったころには、
選択も、行動も、すでに後手に回っていて、
気持ちも、行動も、わちゃわちゃしていたり、
慌ただしく動いているわりに、
思い通りに進んでいる感じがしなかったり。
その滞りが、こころをざわつかせ続けていることがあります。
落ち着いてから動こう。
芯を持ってから選ぼう。
ちゃんと考えてから、一歩を踏み出そう。
そう思うほど、
「でもな」が口ぐせになって、
感じたまま動かないという循環に入っているだけかもしれません。
後手は、迷いの深さじゃない
たとえるなら、
信号が青のあいだに渡らない。
黄になった瞬間に、慌てて走り出しているような状態。
慌てる理由は、道がむずかしいからじゃなくて、
渡り始めが、遅れたからです。
「でもな」も、同じです。
いいな、と感じた瞬間が、青信号だったのに、
「でもな」と立ち止まり、
時間が黄に近づいてから、慌てて走りだし、
なんとか滑り込もうとしてわちゃわちゃしている。
滑り込めた日は、まだマシかもしれません。
滑り込めなかった日は、「やっぱり私は動けない」が増えるから。
そしてまた、
もっと落ち着いて動かなくちゃと、
自分を縛り始めるかもしれません。
でも、落ち着かなさの正体は、
迷いの深さだけじゃありません。
感じたまま動かなかった滞留が、
こころをざわつかせ続けているんです。
ちゃんと考えてから動く、は安心を買えるかもしれません。
でも、決めないまま時間が過ぎると、
安心のつもりが、焦りの材料に変わる。
迷っている「よう」に見えて、
実際は、止まっているのかもしれません。
「でもな」の理由を、明らかにする
ちゃんと見たい、損したくない、失敗したくない、
という気持ちは大切です。
衝動的に何でも買えばいいわけじゃないし、
本当は優先したい事柄があるかもしれない。
ときに詐欺などに巻き込まれないための冷静さだって必要でしょう。
でも、ちゃんと見たい、損したくない、失敗したくない、
という気持ちが強くなって感度が高まると、
いいな、の直後に「でもな」が来る。
それが口ぐせになると、
自分の気持ちや感覚を大切にすることが鈍くなり、
行動の窓口が、狭くなっていきます。
大切なことは、「でもな」を消すことじゃない。
「でもな」と感じた理由を、明らかにすることです。
「でもな」と感じたら、一息ついて。
その理由を、ひとこと言葉にしてみましょう。
「会費がもったいない気がする」
「時間の無駄になりそう」
「次に繋がらないかもしれない」
理由が見えると、
それは守りなのか、閉じる癖なのか、
検討する必要のある懸念点なのか。
見分けやすくなります。
見分けられたら、
信号が青のあいだに半歩だけ出す、という選択をしてみましょう。
チケットを取る。
予定を入れる。
申し込みのボタンを押す。
立派な決断である必要はないし、
完璧に行動しきる必要もありません。
滑り込みに、もう一歩ゆとりをつくるための、
前向きな一歩です。
あなたの「でもな」は、どこから来ていますか?
ぜひ、下記も併せてご覧ください。
何度も同じところで止まる感じがしたり、もう一段深めていきたいと感じるときには、らしさ発掘セッション もご活用ください。
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