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「動くか動かないか」で考えるから、詰まる|二元論にハマってない?

「動かないと。」
「でも、動けない。」
「じゃあ、どうすれば動ける?」
「いや、今は動かない方がいいのかも。」

頭の中で、
こんなラリーが終わらない夜、ありませんか?


やりたいことは、ある気がする。
やらなきゃいけないことも、見える。

なのに、手が動かない。
動けない自分を見て、

「動けてる/動けてない」
「やっている/やっていない」
「進んでいる/進んでいない」

そんな風に、どちらかに自分を当てはめて、
自分を測っていませんか?


動けないから
やっていないから
進んでいないから

は、問題ではありません。

気づいてほしいのは、
あなたが「動くか動かないか」という枠で、
自分を裁いていることです。


その問いは、答えを出すための問い


「動くか、動かないか」

一見、シンプルで、
二者択一だから、決めやすそうにも見えます。

でもこれは、
正解を出そうとする問いです。

正しい方を選ばなきゃ。
失敗しない方を選ばなきゃ。
ちゃんと動ける自分でいなきゃ。

そう握ったまま考えると、
答えはなかなか出ません。

なぜなら、いま必要なのは
「どっちが正しいか」じゃなくて、
「いま、どの状態にいるか」だからです。

なのに、物差しが二択のままだと、
止まっている自分は「ダメな方」、
動いている自分は「良い方」に見えてしまう。

そうなると、観察より先に、採点が始まってしまいます。

採点が始まると、感覚は後ろへ下がる。
頭は、未来の正解ばかりを探しにいく。

「何をしたいか分からないのに、動かなければ。」

この矛盾のなかに、
静かに閉じ込められていくんです。


行き先の地図ばかり見ていませんか


イメージしてみてください。

車に乗っているのに、
行き先の地図だけを何度も広げている状態。

ルートは検討している。
到着時刻も想像している。
失敗しない道順も探している。

でも、燃料計を見ていない。

いまの感覚は、燃料みたいなものです。

「ちょっと疲れてる」
「なんか重い」
「これならやれそう」
「いまは、お茶が飲みたい」

そういう小さな声に、
エネルギーは乗っています。

なのに、「動くか動かないか」を握っていると、
正しさのルート探しが先に立つ。

動けない自分を直そうとするほど、
今の感覚は後回しになる。

だから、頑張るほど空回りする。
根性の話じゃないんです。


いったん、その枠を脇に置く


ここで言いたいのは、
「動けなくていい」ということではありません。

それも大事ですが、
今回はもう一段手前の話です。

動く/動かない、という物差し自体を、
いったん脇に置いてみる。

義務としての「動かなきゃ」も、
自己否定としての「動けない私」も、
いったん横へ。

残るのは、もっと小さな問いです。

今、何食べたい?
今、どこへ行きたい?
今、誰に会いたい?
今、読みたいものはある?
今、やりたいことは何?

どれも、
“今”のあなたにしか答えられない問いです。
正解も、不正解もありません。

「そんなこと聞いて、どうなるの?」
と思うかもしれません。

でも、大きな答えが出ないときに必要なのは、
さらに大きな決断じゃないことが多い。

いまの小さな声を、一回拾うこと。

それだけで、採点モードが少しゆるむことがあります。

動ける人とそうでない人の差は、
根性や習慣でもなければ、
意思の強さでもありません。

「やりたい」「なんか嫌だ」「面白そう」
この小さな声を、思考で潰さずに拾っているかどうかです。


止まっているつもりでも、内側では進んでいることがある


「動けていない」と感じているとき、
外側では何も起きていないように見えることがあります。

でも、内側では、
整理が始まっていたり、
疲れを認めたくなかった気持ちがほどけ始めていたり、
本当は望んでいないものを、手放し始めていたりする。

それなのに、二択の物差しで測ると、
「止まっている=失敗」になってしまう。

そのラベル自体が、いまのプロセスを見えなくしています。

だから、今日やることは、
無理に動かないこと。
動こうとするのを一度休んでみることかもしれません。


「動くか動かないか」を、握りしめていることに気づくこと。

それだけで、詰まり方は少し変わります。

あなたは今、
「動くか動かないか」で、自分を測っていませんか。

それとも、
いまの小さな声を、ひとつだけ拾えますか。


ぜひ、下記も併せてご覧ください。


わかっているのに同じところで止まる感じがあるときは、らしさ発掘セッション で、声の持ち主を確かめる時間も選べます。

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