【Kindle絵本制作記①】絵心ゼロの45歳が、AIで絵本を作ろうと思った理由
なぜ、kindle絵本なのか
正直に言うと、
数年前の私に
「将来、AIを使って絵本を作るよ」
と言っても、
たぶん笑って終わりだったと思います。
いや、
笑うどころか、
「何言ってるの?」
って言ってたかもしれません。
絵なんて描けないし、
文章だって別に得意じゃない。
ましてや絵本作家。
人生で一度も目指したことがありません。
そんな私が今、
Kindleで絵本を出版しようとしています。
人生って本当に分からないものです。
(自分が一番びっくりしてる)
はじまりは、一枚のアイコンでした

昔から、
イラストを描ける人に憧れがありました。
Xで知り合ったクリエイターさんたちが、
当たり前みたいにキャラクターを描いていく。
サラサラっと。
こっちは見るだけ。
「すごいなぁ」
「いいなぁ」
と思いながら見ていました。
特に思っていたのは、
「自分のアイコンを自分で描けたらな」
ということ。
当時使っていたアイコンは気に入っていました。
でも、
それを生み出したのは自分じゃない。
自分で描けたら楽しそうだな。
そんなことを思っていました。
たぶん描ける人からすると、
大した話じゃないんだと思います。
でも私にとっては、
ずっと遠くにあるものみたいでした。
一度だけ、本気で挑戦した

もちろん、
何もしなかったわけではありません。
お絵描きソフトを入れて、
ペンタブも買いました。
(形から入るタイプです)
その時は本気でした。
「これで俺も描けるようになる」
と思っていました。
今思うと、
なぜペンタブを買っただけで描けると思ったのかは謎です。
でも本気でした。
そして描いてみました。
びっくりするくらい描けませんでした。
線はガタガタ。
丸を描いたつもりが、
なんか芋みたいになる。
顔を描いたつもりが、
謎の生物になる。
「下手」とかじゃないんです。
何をどう練習すればいいのかも分からない。
チュートリアルを見ても、
みんな当たり前のように描いている。
いや、
その当たり前ができないんだけど。
そんな感じでした。
結局、
数日でソフトを開かなくなりました。
ペンタブは机の置物になりました。
(まあまあ高かったのに)
「やっぱり向いてなかったな」
そうやって、
私は描くことを諦めました。
AIが見せてくれた景色

それから何年か経った頃。
なんとなく触り始めたのが、
AI画像生成でした。
最初は完全に遊びです。
「おー」
「すごい」
その程度。
実写風の画像を作ったりして、
面白がっていました。
ところがある日、
ひとつの画像が出てきました。

正直、
最初は失敗作です。
「なんだこれ」
と思いました。
でも、
なぜか消せなかったんです。
なんか気になる。
変なんだけど、
気になる。
少し直して、
また作って。
また見て。
気付いたら、
そのキャラばかり触っていました。
そして生まれたのが、
ヨハクです。

今思えば、
あの瞬間が結構大きかった気がします。
画面に映ったヨハクを見て、
ふと思ったんです。
「あれ?」
「これ、昔ずっと欲しかったやつじゃない?」
自分で描ける人が羨ましかった。
自分のキャラクターが欲しかった。
でも描けなかった。
その先の景色が、
AIを通して初めて見えた気がしました。
だから絵本を作りたくなった

不思議なんですが、
ヨハクが生まれてから考えることが変わりました。
最初は
「絵を作る」
だったんです。
でも途中から、
違う方向に進みました。
「このキャラ、
どんな世界に住んでるんだろう」
「何考えてるんだろう」
「どんな友達がいるんだろう」
そんなことを考えるようになったんです。
気付けば、
画像より物語の方が気になっていました。
そこで知ったのが、
Kindle出版でした。
誰でも本が出せる。
特別な資格もいらない。
出版社に持ち込まなくてもいい。
それを知った時、
ちょっと思いました。
もしかしたら。
本当にちょっとだけ。
自分にもできるかもしれない。
いや、
できるかは分からない。
でも、
やってみることはできるかもしれない。
まずは一冊

あの日、
ペンタブを握って諦めた自分は、
まさか数年後に絵本を作ろうとしているなんて思わなかったはずです。
人生、
何がきっかけになるか分かりませんね。
正直、
今も絵は描けません。
絵本作りも初めてです。
出版した経験もありません。
なので、
「絵本作家になります!」
みたいな立派な宣言をするつもりもありません。
ただ、
ひとつだけ。
ヨハクの物語を、
一冊の本にしてみたい。
今はその気持ちだけです。
完成するのか、
途中で転ぶのかは分かりません。
でも、
描けないから諦めた人間が、
AIと一緒にどこまで行けるのか。
ちょっと見てみたくなりました。
だから、
この挑戦を記録してみようと思います。
追記
ここまで読んで、
「AIで絵本を作るって実際どうやるの?」
と思った方もいるかもしれません。
私自身かなり遠回りしました。
物語づくりから画像生成、
Canvaでのレイアウト、
Kindle出版まで。
試行錯誤しながら作った制作手順は、
別の記事にまとめています。
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