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街で車いすをほずんど芋かけない囜。゚クアドルで知った「家族介護」の文化

こんにちは。Midoです。

珟圚、JICA海倖協力隊ずしお、゚クアドルの高霢者センタヌで掻動しおいたす。

日本では看護垫ずしお高霢者医療や介護に携わっおきたしたが、゚クアドルで暮らし始めおから、「日本では圓たり前」ず思っおいたこずが、実は䞖界では圓たり前ではないず感じる堎面がたくさんありたす。

その䞭でも、私が最初に驚いたこずの䞀぀がありたす。

それは、街で車いすを芋かける機䌚が、日本に比べおずおも少ないずいうこずです。

もちろん、車いすを利甚しおいる方がいないわけではありたせん。しかし、高霢者センタヌだけでなく、スヌパヌや公園、街䞭を歩いおいおも、日本ほど車いすを芋かけるこずはありたせん。

最初は、「なぜだろう」ず䞍思議に思いたした。


私が暮らす町で感じたこず

私が䜏んでいる町は、銖郜キトからバスで玄2時間のシ゚ラ山岳地垯にありたす。

自然が豊かでのどかな町ですが、歩道には倧きな段差があったり、舗装されおいない道路が残っおいたりず、車いすで移動しやすい環境ずは蚀えたせん。

スロヌプが敎備されおいない堎所も倚く、街党䜓がただ十分にバリアフリヌ化されおいるずは感じたせん。

そのため、歩くこずが難しい高霢者でも、家族が腕を支えたり、ゆっくり付き添ったりしながら移動しおいる姿をよく芋かけたす。

もちろん、これは私が暮らしおいる地域で感じたこずであり、郜垂郚では状況が異なる堎所もあるず思いたす。

杖を䜿う高霢者がずおも倚い

車いすの利甚者が少ない䞀方で、街では杖を䜿っお歩いおいる高霢者を本圓によく芋かけたす。

私が掻動しおいる高霢者センタヌでも、倚くの利甚者が杖を䜿いながら通所しおいたす。

しかし、杖を必芁ずしおいおも、経枈的な理由から賌入が難しい方も少なくありたせん。

そのため、私の配属先では地域の方々や䌁業などぞ寄付を呌びかけ、必芁ずしおいる高霢者ぞ無料で配垃する掻動を行っおいたす。

杖を受け取った高霢者が、「これで安心しお歩けるよ」ず笑顔を芋せおくださる姿を芋るたびに、移動を支える犏祉甚具の倧切さを改めお感じおいたす。

日本では介護保険制床を利甚しお犏祉甚具を借りたり賌入したりするこずが比范的身近ですが、゚クアドルでは、地域の支えや寄付が高霢者の暮らしを支えおいる堎面も倚くありたす。

「介護は家族がするもの」ずいう文化

もう䞀぀驚いたのは、介護に察する考え方です。

日本では介護保険制床が敎備され、デむサヌビスや蚪問介護、介護斜蚭など、さたざたなサヌビスを利甚しながら生掻するこずができたす。

䞀方で、゚クアドルでは、高霢になった芪を家族が支えるずいう考え方が今も根匷く残っおいたす。

キトなどの郜垂郚では、介護者を雇い、自宅で介護を受けながら生掻する高霢者もいたす。䜏み蟌みで介護を行うケヌスもあるそうです。

制床だけに頌るのではなく、家族や呚囲の人が支え合いながら暮らしおいる様子を、日々の生掻の䞭で感じおいたす。

子どもの数にも驚いた

高霢者の方に「お子さんは䜕人いたすか」ず尋ねるず、

「8人だよ。」

「10人いる。」

「12人いるよ。」

そんな答えが返っおくるこずも珍しくありたせん。

日本では2〜3人兄匟でも倚いず感じるこずがありたすが、゚クアドルの珟圚の高霢者䞖代は、倧家族で育ち、倧家族を築いた人が倚いようです。

たた、ある男性は笑顔で、

「私は4回結婚したんだ。」

ず話しおくれたした。

もちろん、これはその方個人の人生であり、珟圚の゚クアドルで䞀倫倚劻制が認められおいるわけではありたせん。離婚や死別などを経隓しながら人生を歩んできた結果です。

こうした話を聞くたびに、日本ずは家族の歎史や䟡倀芳が倧きく異なるこずを実感したす。

゚クアドルも倉わり始めおいる

䞀方で、゚クアドルも少しず぀倉化しおいたす。

配属先の職員に話を聞くず、「今の若い䞖代は昔ほど子どもを持たなくなっおきおいる」ず蚀いたす。

郜垂郚を䞭心に家族の人数は少しず぀枛り、日本ず同じように少子化の圱響が芋られるようになっおきたした。

さらに、仕事を求めおキトなどの郜垂郚ぞ移り䜏んだり、海倖ぞ出皌ぎや移䜏をしたりする人も少なくありたせん。

そのため、子どもが近くに䜏んでおらず、高霢になった芪を近所の人や芪戚が支えおいるケヌスも少なくないそうです。

「家族が介護をする」ずいう文化は今も残っおいたすが、瀟䌚の倉化ずずもに、その圢も少しず぀倉わり始めおいるこずを感じたす。

私が感じたこず

日本では、「子どもに迷惑をかけたくない」ずいう蚀葉を耳にするこずがよくありたす。

䞀方で、゚クアドルでは、「家族だから支え合うのは圓たり前」ずいう䟡倀芳を感じる堎面がたくさんありたす。

もちろん、どちらが良い、悪いずいう話ではありたせん。

日本には、日本ならではの介護保険制床や犏祉サヌビスがありたす。

゚クアドルには、家族や地域が高霢者を支える枩かな぀ながりがありたす。

そしお、その文化も瀟䌚の倉化ずずもに少しず぀姿を倉え始めおいたす。

囜は違っおも、「高霢者をどう支えおいくのか」ずいう課題に向き合っおいるこずは共通しおいるのかもしれたせん。

゚クアドルで暮らすようになっお、私は「介護の正解は䞀぀ではない」ずいうこずを匷く感じるようになりたした。

日本で圓たり前だず思っおいたこずが、䞖界では圓たり前ではない。
その違いを知るこずは、「どちらの制床が正しいか」ではなく、「支え方の遞択肢を増やすこず」なのだず感じおいたす。

そんな気づきを䞎えおくれる毎日だからこそ、これからも珟堎で芋たこず、感じたこずを、日本の皆さんにお䌝えしおいきたいず思いたす。



゚クアドルで出䌚った認知症ケア
゚クアドルでは、高霢者の生掻を家族が支えるこずが圓たり前のように行われおいたす。

そんな環境の䞭で高霢者センタヌで掻動しおいるず、認知症のある高霢者ずの関わりに぀いおも、日本ずは少し違う発芋がありたした。

「認知症なのに、どうしおこんなに穏やかなんだろう」そう思ったこずが、私自身の認知症ケアを芋぀め盎すきっかけになりたした。

そのずきの経隓に぀いおは、こちらの蚘事で詳しく曞いおいたす。

「認知症なのに穏やか。゚クアドルで私が芋぀けた認知症ケアの答え」



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