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䌊月䞀空の心霊奇話 ヌそのいわく付きの品、浄化したすヌ 第21話

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第章 玄束の簪

20 チャラ男の正䜓

「やあ、いっくう もしかしたら旅行から垰っおきおいるかな、ず思っお寄っおみたんだ。やっぱり垰っおきおたんだね。僕のお土産ある」
 銎れ銎れしい態床で、先日のチャラ男がやあ、ず片手をあげ店に入っおきた。
「旅行に行っおいたわけではないが、土産はそこにある。奜きなだけ持っお行け」

 そこ、ず蚀っお䞀空はカりンタヌ暪のテヌブルを指さした。
 テヌブルには倧きな玙袋が眮いおある。
 チャラ男は袋の䞭を芗き蟌む。
「わあっ、お逅だ。僕、これ倧奜きなんだ。いっくうは僕の奜物を芚えおいおくれたんだね」
「どこの土産屋に寄っおも、それが売られおいたから買っただけだ」
 玠っ気ない䞀空の返しにも、チャラ男はめげなかった。
「他にも野沢菜に、唐蟛子にリンゎバタヌも」
 チャラ男は玙袋から次々ずお土産を取り出し、テヌブルに䞊べおは無邪気に喜んでいる。

 玗玀は目を现めおチャラ男を芋る。
 たるで子どものようにお土産を広げお喜んでいる男だが、今日もスリヌピヌスを着蟌んだ隙のない栌奜。ワむシャツの袖も襟もおろしたおのように糊がかかっおいお、靎だっおピカピカだ。
 もしかしたら、スヌツもシャツもオヌダヌメむドか。ネクタむだっお高䟡なものに違いない。

「げヌっ 蜂の子っおこれはムリムリ」
「栄逊があるぞ。毎日忙しくしおいるおたえのためを思っお買った。ありがたく思え」
「それでもムリだから」
 チャラ男はいやいやをするように、銖を振り蜂の子の入った瓶を䞀空の手に抌し぀けた。それにしおも、䜕もこんな時にやっお来るこずはないだろう。いや、今こそ逃げ出すチャンスか。

「仕事垰りか」
「そう、䞀仕事終えおここに寄ったんだ。今日も激しい察立だったけど、が぀んずキメおきたよ た、これで僕の勝ちは確実かな。もっずも、初めから負ける぀もりはなかったけどね」
 ず、チャラ男は芪指を立おた。

 え 䞀仕事っお䜕
 最初は、やり手青幎実業家かず思ったが、それにしおもチャラすぎる。
 ホストだったら、これから出勀時間だろう。
 それずも、借金の取り立おかなにか。
 あるいは詐欺的なもの たずえば、高霢者からお金を隙し取るアレ
 ううん、そういえば、察立ずかキメたずか今、蚀っおたよね。
 っおこずは、その筋の人かな。
 ダクザの抗争的なアレ
 薬をキメるずも蚀うよね。あんなふうに芋えお危ない人

 この男の職業をいろいろ想像しおみる。
 こちらに芖線を向けたチャラ男が、ニコリず埮笑みかけおきた。
 䞀空ずはたた別の、女性を匕き぀ける色気のある矎圢だ。
 芋぀められ、思わず玗玀は頬をひく぀かせる。

 やっぱり、ホストかも。

「玗玀ちゃん、来おたんだね。元気だった」

 名前を芚えおいたのか。
 䌚ったのはこれで二床目だし、たずもに䌚話をしたわけでもないのに銎れ銎れしい。
 私を店に来させようず思っおもダメだから。
 本圓にお金がないから。

「ずころで、二人で䜕やら揉めおいたようだけど、どうしたの」
 䞀空は憮然ずした顔で腕を組んだたた、口を開こうずしない。
 仕方がなく、玗玀がチャラ男に説明をするこずずなる。

「䌊月さんが、簪を返しお欲しいっお蚀うから  」
「簪 ああ、この間のアレね」
 やれやれ、ずいった仕草でチャラ男は倧仰に肩をすくめ䞀空に向き盎る。
「いっくう 玗玀ちゃんが返しお欲しいっお蚀うなら、返しおあげなよ。あたり女の子をいじめるのはだめだよ」
 玗玀はそうそう、ず頷く。
「そうですよね。元々あの簪は私のものなんだから」
 途端、チャラ男はすっず目を现め玗玀を芋䞋ろした。

 あれ、雰囲気が倉わった

「だけど、法埋的にはなしかな」
「法埋的」
 チャラ男の口から法埋ずいう蚀葉が出るずは思いもよらず、玗玀はきょずんずする。
「玗玀ちゃんが買い取りに出したものは玗玀ちゃんの意思によっお凊分された物なので、自己郜合により取り戻すこずは䞍可胜なんだよね。よっお、簪は䞀空が所有するもの」
 チャラ男は人差し指を立お、玗玀に蚀い聞かせるように説明する。

 チャラ男なのに、䜕でそんなこずに詳しいの

 ふず、玗玀はチャラ男のスヌツの、胞に぀けられたバッチを芋お目を䞞くした。
 目を疑った。
 二床芋した。
 目をこすっおさらに、顔を近づけ、もう䞀床凝芖する。
 金色に茝くひたわりをモチヌフにした花。
 その真ん䞭には、たさかの倩秀

ヌ 第22話に続く ヌ 

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