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親は、歩くときに「何かにつかまってから動く」ことが増えていませんか?

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立ち上がったあと、すぐに歩き出さずテーブルや椅子に手を置いて一呼吸置く場面を見たことはありませんか。

歩く力そのものが衰えたとは限りません。動き出す直前に、重心を保つことが難しくなっているサインかもしれません。

歩き始める前に手をつく理由

静止状態から動き出す瞬間は、体重の移動が一気に起きます。

この瞬間のバランスが変わってくると、体を固定してから動こうとするようになります。歩けないのではなく、一歩目を出す直前の準備が少しずつ変化している可能性があります。

リハビリの現場でも、椅子から立ち上がったあとにテーブルや壁をつかんで、体勢を整えてから一歩を踏み出す場面を見ます。歩く体力より、静止状態から移動に切り替わる瞬間の動きが変わってきている場合があります。

まずはこれだけやってください

すでに何かにつかまってから歩き出しているなら、つかまること自体をなくすより、まずは「つかまる場所を安定させる」ことから始めてください。

親が立ち上がる場所のすぐ横に、工事不要の置き型手すりを1台置いてみてください。

不安定なテーブルや椅子の代わりに、安全な支点ができるだけで一歩目の出し方が変わります。つかむ場所が安定しているかどうかが、歩き始めの瞬間を大きく左右します。

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私はこの場面をこう見ています

歩き出す前に何かをつかむ動作を見るとき、私は「歩けなくなってきた」より先に「一歩目を踏み出す瞬間のバランスが変わり始めているサイン」として受け取ります。

歩いているときより、歩き始める直前の一瞬の方に変化が先に出ます。安定した支点を1つ用意することで、動き出すときの不安を減らせることがあります。

まとめ

まずはこれだけやってください。

次に実家へ帰ったとき、親が立ち上がってから何かにつかまる場所を一度確認してください。

すでにテーブルや椅子につかまっているなら、その場所に安定した支点を1つ作ってください。

歩く力より、歩き始める瞬間の支点が先です。

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