縁が巡り縁に結ばれる虎たちが舞う日|仲町虎舞・尾崎町虎舞(釜石虎舞)指導交流会|岩手県陸前高田市
仲町虎舞は、奇跡のような縁に結ばれて、未曾有の大災害である東日本大震災による被害を受けながら復活した郷土芸能である。地元名士の先代によって岩手県釜石市より伝来し、産声を上げたとされる虎舞は、生まれた地域の被災・住民の離散を経て、陸前高田市に移住した若者たちの協力もあり、蘇った。
2026年3月29日。そんな仲町虎舞に新たな縁が結ばれた。仲町虎舞の起源とされる釜石市無形文化財・尾崎町虎舞(釜石虎舞)との指導交流会の実現である。併せて白虎の授与が行われ、新たな虎が加わった。今回のnoteでは、そのときの様子を伝える。
なお、岩手県陸前高田市の仲町虎舞では、ともに郷土芸能を後世に伝えていく仲間を募集している。興味のある方は、以下Instagramのアカウントに連絡して欲しい。君も勇猛に舞う虎になろう!
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縁が巡る仲町虎舞|尾崎町虎舞(釜石虎舞)指導交流会|岩手県陸前高田市
虎が舞うのを喜んでいるような暖かな快晴だった。陸前高田市の開けた空がいつも以上に広々と澄んだ青空の下、仲町虎舞と尾崎町虎舞との指導交流会は幕を開けた。会は式典から始まり、白虎の贈呈、地元名士たちによる挨拶が行われ、尾崎町虎舞の演舞披露と移った。
勇猛かつ勇壮な舞が3種行われた後、同じ演目を仲町虎舞が披露する。このとき新たに仲間に加わった白虎の舞が披露された。そして、仲町虎舞の復活に大きな貢献を果たした、陸前高田市に移住した方々の紹介が行われ、指導交流会に至る。
指導交流会では、尾崎町虎舞(尾崎青友会)から仲町虎舞に対して、足運びや姿勢、音楽との合わせ方など様々な指導が行われ、仲町虎舞の面々は熱心に耳を傾けながら体を動かし、より好い演舞を模索した。また、互いに虎舞の大変さについて歓談するなど、親睦を深めている。
そうした光景を見ながら、観覧に訪れた人々は、東日本大震災以前に仲町に住んでいた頃を懐かしみつつ、復活を果たした自分たちの町の虎舞の演舞を喜ばし気に見ながら、昔馴染みの人々との歓談の時間を過ごした。
筆者は、昔の雇用主である地元名士の方との旧交を温めることができ、こうした縁が巡る時間を生み出すのも郷土芸能の力であり、そうした郷土芸能を続けるために力を尽くし、また復活のために力を注いでくれた移住経験者の方々への深い敬意を感じている。
こうした縁を呼び、縁を巡らせてくれる仲町虎舞が、今後も多くの人々に愛され、長く続くことを願ってやまない。繰り返しになるが、仲町虎舞は一緒に虎舞を盛り立てくれる方々を募集している。ぜひ、下記InstagramアカウントにDMなどで連絡して欲しい。
なお、本交流会については、地元紙である東海新報が詳細に報じているため、こちらも読んで欲しい。
写真と動画と文章で見る仲町虎舞・尾崎町虎舞(釜石虎舞)指導交流会












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