【X100VI × 大阪 Vol.1】羽田空港と35mmの視点。機材を絞れば、旅はもっと自由になる。
今回の旅の相棒は、FUJIFILM X100VI 。
この一台だけを首から下げて、私は羽田空港に立っています。
実は出発の前日まで、猛烈に悩んでいました。
目の前には、パッキングを待つ2つの選択肢。
「安心安定のクオリティ」 SONY α7RV + 24-70mm F2.8 GM II
「旅を自由にする機動力」 FUJIFILM X100VI(フルサイズ換算35mm)
今回の旅の目的は、作品撮りではありません。
あくまでカメラを軸に楽しむ「カメラ旅」。ただ、せっかくの旅行で「あぁ、あのレンズがあればなぁ…」と後悔はしたくない。
何かアドバイスが欲しいなと思い、優柔不断な私は、SNSで皆さんに助けを求めました。
そこで頂いた、ハッとするようなコメント。
「X100VIに絞ることで、旅もカメラも楽しめる!」
確かにそうだ、と思いました。
高性能な機材を持っていけば、私はきっと写真を撮ることに必死になってしまい、その場の空気や、旅の本質を忘れてしまうかもしれない。
「撮影に本気を出すと、旅の本質を忘れそう」
もちろん、カメラに集中するための旅も最高ですよね。
ただ、今回は「撮るための旅」ではなく「旅そのものも楽しむ旅にしたい」と思ったので、X100VI一台だけを持って旅に出ることにしました。
35mmで見る、羽田空港

羽田空港についてまず向かったのは、展望デッキ。
もし「α7RV + 24-70mm F2.8 GM II」を持っていたら、24-70mmの焦点距離を活かし撮影しつつ、6100万画素を武器にすぐに遠くの飛行機をアップで狙っていたでしょう。
撮影の選択肢が広がり、完全撮影モードのスイッチが入るでしょうね。
でも、手元にはフルサイズ換算35mmの単焦点レンズがついた、X100VIのみ。
だからこそ、目の前に広がる「空間」そのものに目が向きました。
広がる空、ガラスの反射、そして旅立ちの空気感。
良い旅になりそうな気配しかしませんでした。
※ここからの写真は、フィルムシミュレーション「PROVIA」をベースに編集しています。

身軽になって到着した展望デッキ。
ドアが開いた瞬間の、あの開放感。
たまりませんね。
ふと見ると、鮮やかなイエローの機体が。
寄れないことは不便ではなく、広く見ることを教えてくれるメリットなのだと理解しました。
もちろん、X100VIは約4020万画素と高画素機なので、トリミングしても十分楽しめますよ。でも、まずは視点を広く持つことの楽しさを実感できたと思います。
「その場の空気」をまるごと持ち帰る楽しさ

主役となる被写体を際立たせるために、余計なものを写さないようにすることはよくあると思います。
ただ、今回は違います。
自分が乗るであろう飛行機や、離陸の順番を待つ飛行機、その奥に広がる東京湾と、それよりも広く澄んだ青空。
その場の雰囲気をそのまま持ち帰りましょう。
1枚に思い出を詰め込んでいく。
そんな撮り方も、楽しいですよね。
さあ、大阪へ

「あのカメラとレンズを持ってくればよかった。」という後悔?
正直、あのセットがあったら撮れただろうなぁ、と思うシーンは多々ありました。
ただ、それは後悔ではなくて「発見」だったように感じますね。
機材を絞ったことで、視界も心もクリアになり、しかも「あのレンズならこうも撮れるな」という想像を膨らませることもできました。
可能な限り身軽に旅をしつつ、旅そのものの空気感を思い出として持ち帰りたい。
これを可能にしてくれましたね。
さぁ、目指すは大阪。
X100VIとの「カメラ旅」、開幕です。
(Vol.2へ続く)
マガジン「X100VIと旅をする」
FUJIFILM X100VIで旅をした様子を発信しています。
旅レポートはもちろん、作例や使用感レビューなどご参考になれば幸いです。
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