AIで作った自作曲に映像を!AIに「絵コンテ&画像生成」を丸投げする時短ワークフロー
Suno AIで音楽を作っていると、だんだん自分の曲に愛着が湧いてきます。
「せっかくなら映像も付けたい」
「このサビにはこんなシーンが合いそう」
「ラスサビ前は、少し切ないカットにしたい」
そんなふうに、曲を聴きながら頭の中でMVのイメージが浮かんでくることがあります。
ただ、いざ映像化しようとすると大変です。
絵コンテを考えて、必要な画像を洗い出して、順番に生成して、編集ソフトに並べて……。
正直、かなり面倒。
そこで今回は、その制作過程の“絵コンテ作り”をCodexに任せてみることにしました。
今回のコンセプト
今回の目的は、できるだけ自分の作業時間を減らしながら、自作曲に簡単なMV風の映像を付けることです。
意識したポイントは次の2つです。
・なるべく自動化して、自分の作業の合間にAIへ投げる
・クラウド上のクレジット制サービスは使わない
従量課金を気にしながら作ると、どうしても気持ちよく試行錯誤できません。今回は、できるだけ「投げて待つ」スタイルで進めていきます。
また、一般的なアニメーションMVのような高品質な映像制作は目指さず、静止画にエフェクトやカメラワークを付けて、MV風に見せる“静止画MV”の制作を目指します。
STEP1:AIに絵コンテ案を作ってもらう
以下、準備したものです。
・楽曲データ
・楽曲データの歌詞
・楽曲データのテーマ(起承転結)
・キャラモデル
まずは、Suno AIで作成した楽曲データをCodexにインプットし、音楽解析を依頼します。同時に、歌詞と楽曲テーマの「起承転結」も伝えます。
歌の起承転結とは?よろしければこちらもご覧ください。
すると、以下のような構成で絵コンテ案を考えてくれました。

STEP2:画像生成を「丸投げ」する
完成した絵コンテ案をもとに、キャラクターモデルをインプットして画像生成を依頼します。
Codexでの画像生成は時間がかかりますが、それは承知の上。計算ユニットの残量があるなら使わなければもったいない!ということで、以下の指示を出して放置します。
「絵コンテのコマに対応する画像を、順番に生成して」
↓ 数時間後…
「1h 50m 30s 作業しました。34コマ分を順番に生成し、連番で保存しました」
生成された画像がこちらです。

割とキャラクターの一貫性はしっかり保たれています。(ピアノのヘアピンデザインといった、細かすぎる装飾については今回は妥協しました!
では、絵コンテ案に画像を紐づけ完成に近づけます。

【構成要素】
・ナンバー
・時間
・歌詞/パート
・場面の様子(シーン)
・カメラ・演出
・生成用プロンプトの要点
・対応画像
・画像パスSTEP3:画像編集ソフトで仕上げる
最後に、連番画像を画像編集ソフト(今回はFilmora)に取り込んで編集します。 ここからは手作業になりますが、音楽に合わせて画像を配置し、必要に応じて歌詞をテロップで挿入。お好みでエフェクトを重ねていきます。
完成
完成した動画がこちら!
ざっくりとしたイメージでも、音楽に映像という視覚情報が加わることで、作品に大きな付加価値をつけることができました。
今回の勝因は、曲作りの段階で「起承転結のテーマ」をしっかり作っていたことです。AIが楽曲の意図を汲み取りやすくなり、イメージと全く違うトンチンカンな画像を出される悲劇(笑)を防げました。
AIに作ってもらった絵コンテ表は、今後のアニメーション制作のベースとしても十分に期待できるクオリティです。 なにより最大のメリットは、AIに作業を投げている間、自分は好きなことができるという点。最初の定義書や仕様書といった「土台作り」さえしっかり行えば、今後の指示はどんどん不要になり、AIが勝手に作業を進めてくれるようになるはずです。
終わりに:閃いたらCodex。丸投げで効率化も
最近は「あれもやってみたい、これも試してみたい」というアイデアが次々と湧いてきて、とりあえずCodexに投げてみる、というアプローチが増えてきました。自分の頭の中にある発想をスムーズに形にしてくれる優秀な相棒として、かなり使い勝手がいいと感じています。
Codexに重い処理を投げている裏でChatGPTを動かすこともできるので、この並行作業スタイルは使わないと損な気がしますね(笑)。
皆さんも、自分の生み出したキャラクターや楽曲の魅力を、AIを活用してもうワンランク高めてみてはいかがでしょうか? 自己満足の世界かもしれませんが、自分の作品をとことん愛でる、最高の「推し活」になりますよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

