プロダクトがウリの会社で、プロダクトを作らずに事業を立ち上げた話
このnoteのサマリ
- スマートバンクはワンプロダクトの会社ではない
- どの職能からでも、事業責任者になっていい
- 好きな動物は猫どうも、スマートバンクでBizDev(事業開発)を担当しているushiroです。
突然ですが、スマートバンクって何の会社か知ってますか??
2026年こそ家計管理を頑張りたい方必見👀#家計振り返り2025 で寄せられたみなさんの声を参考に、家計簿アプリ #ワンバンク を便利に楽しく使いこなすコツをnoteにまとめました📝
— AI家計簿「ワンバンク」(旧B/43) (@onebankjp) January 21, 2026
「みんなは家計管理どうしてる?」がわかる活用事例をご紹介。ぜひご覧ください✨https://t.co/cYlkQVvk0S
「スマートバンクって、AI家計簿アプリの会社でしょ??」
はいそうです。でも、それだけじゃない。
スマートバンクには、AI家計簿アプリ「ワンバンク」以外にも複数の新規事業が動いています。
僕自身、そのうちの一つを立ち上げて、現在TO(チームオーナー)として事業に携わっています。
ありがたいことにスマートバンクは、スタートアップ界隈でも「プロダクトドリブンな会社」として認知いただいているようです。
その「プロダクトの会社」の中で、敢えてプロダクトを作らずに事業を立ち上げてみました。
なぜプロダクトを作らなかったのか、その後どうなったのかのお話です。
立ち上げ10か月で68.9倍に

僕がオーナーとして立ち上げたのは、フリーランス・個人事業主向けの金融サービス。
フリーランスや個人事業主って、会社員と比べて「お金を借りにくい」「与信を受けにくい」という課題があります。
そこで、“お金に悩まない未来を、新しい常識で” というスマートバンクのミッションに則り、個人のビジネス活動に与信を提供する サービスを立ち上げました。
昨今、SMB(中小企業)向けのSaaSを起点としたFintech事業が盛り上がっていますが、個人事業主やマイクロ法人はまだまだメリットを享受できていない場面が多く、ここにも大きな事業機会があると考えています。
2025年3月に立ち上げた事業は、2026年1月にはとあるKPIが68.9倍になっています。
0→1のフェーズから、1→10のグロースフェーズに差し掛かっています。
敢えてプロダクトを作り込まないで立ち上げる

ざっくり言うと、「屋台モデル」と呼んでいるアプローチで立ち上げました(語呂がいいので勝手にそう呼んでいます)。
最初からプロダクトを作り込んだり大きな投資をしたりせず、まずは屋台のように小さく始め、商いとして成立させてから大きく育てる手法です。
なぜこのアプローチを選んだのか? それは、プロダクトは手段であって目的ではないからです。
プロダクトを作ることが目的化してしまうと、「作ったけど使われない」という最悪の結末を迎えます。特に金融サービスは規制も多く、作り込むほど方向転換が難しくなる。
だから、まずは「商い」として成立するかを検証することに集中しました。
1.プロダクト投資なしで顧客を獲得し、価値を提供し、利益が出るか検証する
2.このサイクルが回ることを確認してから、初めてプロダクト化の議論をするこの順番が逆だと、「作ったから売らないと」というサンクコストの罠にハマったり、多額の開発費を回収できるのか?という机上の根拠集めが必要になり、なかなか事業が立ち上がりません。
向き合う領域やオーナー/チームのケイパビリティによって最適な山の登り方があるはず。BizDev起点だったり、PM起点だったり、マーケ起点だったり。
事業立ち上げ手法に多様性があるのがスマートバンクの良いところだなと思っています。
事業立ち上げ検証として具体的やったこと:
予め撤退ラインを設定
エンジニア0人、フルコミットはBizDev1人でスタート
3rd PartyのSaaSを流用し立ち上げ
非エンジニアがAI×GASでOPS効率化
この状態から、10か月経った現在はエンジニア2人、BizDev・リサーチャー・マーケター1人ずつの5人体制でグロースに向き合っています。
事業グロースに対し、Biz vs Dev の構造で向き合うことにした話はまた別の記事で書いていきます。
この先に見据えているもの
今立ち上げている事業は、より大きなチャレンジへのスタート地点です。
ワンバンクは「使う→わかる→貯める→増やす」というお金の循環を一気通貫で提供するプロダクトです。

従来の金融サービスでは、ユーザーは次のステージに進むたびに別のサービスへ「乗り換え」が必要でした。
しかも「乗り換えのタイミング」に気づけなかったり、「乗り換え先」がわからなかったりする。
ワンバンクは、そこを「直通列車」のように、ユーザーが意識せずとも自然に次のステージへ導く設計を目指しています。
ワンバンクのプロダクト戦略については、こちら
今回立ち上げた事業は、この循環をフリーランス・個人事業主の「事業活動」にも広げるものです。
家計だけでなく事業観点からも決済・与信・資金管理をシームレスにつなげていく。これまで金融サービスを受けにくかった層に、新しい価値を届けたいと考えています。
また将来的には、事業を通じて培ったAIを中心としたオペレーション自動化の仕組みを、インフラとして他社にも提供していくこともできるかもしれません。
上記はまだ "あるかもしれない可能性のひとつ" です。
今後については事業状況によって変動します。事業の未来を自身の成果で動かしたい方の参画を大募集しています。
そして今、このフリーランス・個人事業主向け金融事業は「プロダクトを作り込むフェーズ」に入っていきます。
商いとしての検証は一定完了し、顧客体験も磨いていくタイミングです。
やりたいこと・つくりたいものが盛り沢山なので、一緒にプロダクトを作ってくれる仲間を探しています。
どの職能からでも、事業責任者的なポジションにつける機会がある

ここで少し、スマートバンクの組織の話をさせてください。
スマートバンクでは、職能組織とは別にMT(ミッションチーム)という事業単位のチームがあります。
各MTにはTO(チームオーナー)がいて、事業の責任を持っています。
ポイントは、TOは職能を問わないということです。
事業の特性によって、PMがTOになるし、BizDevがTOをやることもある。もちろんCSやエンジニアがやることも。
どの職能からでも、事業責任者的ポジションにつける機会がある。僕はこれがスマートバンクの特徴だと思っています。
PMが事業責任者をしている事業のリアルは、uribouさんが詳しく書いています。
事業を立ち上げたい・責任を持ちたい人へ
「0→1で事業立ち上げをしたい」
「事業責任者として意思決定したい」
「0→1だけじゃなく、1→10、10→100も経験したい」
こういう想いを持っているBizDevやPMの方にとって、スマートバンクは面白い環境だと思います。
「ワンバンク」というメインプロダクトがありつつ、新規事業も複数動いている。各事業のフェーズも様々で、問われるスキル・経験も多様です。
今のスマートバンクには、「機会」があります。
他にどんな事業が動いているの?など興味を持っていただけた方、スマートバンクの採用情報もぜひチェックしてみてください。
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