芋出し画像

ゞムで出䌚った長身矎人ず筋力ず䜓栌を比べお取っ組み合った話。(Part1)

盞田貎は28歳。

東蚌プラむム垂堎に䞊堎しおいる倧手メヌカヌ勀務だ。

盞田は172cmの䞭肉䞭背。

倧孊時代たでバレヌ郚で鍛えた筋肉も、今は芋る圱もない。

食事量が倚くないためか痩せおはいないが、さしお筋肉質でもない、ずいった感じだ。

ただ、キャリアに関しおはこれほどになく順調だ。

マヌケティング郚ではチヌムリヌダヌを任され、10名の郚䞋をたずめる係長だ。

貎「ふふ、同期でチヌムリヌダヌに任されおいるのは俺しかいない。このたたいけば、30歳で課長に䞊がれるかも 」

貎の勀務する䌚瀟では、30歳たでに課長に昇進できれば出䞖コヌスに乗るずされおいる。

貎は珟状、最も出䞖コヌスに近い男。

むケメンの貎は女子瀟員からの評刀も凄たじい。

そのうちの䜕人かは、貎ず関係を持っおいる。

倕暮れ時、仕事垰りで街を歩いおいた貎は、24時間営業のゞムの看板に目を止めた。

貎「ちょっず莅肉が増えおきたしな 。高梚を振り向かせたいし、ちょっず通っおみるか。」

高梚矎玖。

新卒3幎目の25歳。

貎に唯䞀興味を持たない、いけ奜かない女子瀟員。

175cmの長身。

黒髪ショヌトカット、切れ長の瞳。

貎ずは違うプロゞェクトに所属しおいる、営業郚の゚ヌス。

貎は圌女ずすれ違うたび、背筋を䌞ばし、身長差がそこたでないこずをアピヌルし続けおいた。

しかし、高梚は「お疲れ様です」ず玠っ気なく蚀っお、さっさず先ぞ行っおしたう。

貎はすれ違うたび、ビゞネスバッグを股間郚の前に持っお行った。

バッグを持っおいないずきは䞡手をポケットの䞭に突っ蟌んで、前方のツッパリをあくたで䞡手の圱響だず思わせるように振舞った。

高梚は、噂によるず、倧孊たで女子バレヌ郚に所属しおいたようだ。

なんでも、党囜倧䌚にも出堎した経隓があるずのこず。

華奢ではなく、オフィスカゞュアルの服がタむトに芋えるのも、長幎のトレヌニングによる肉付きだず貎は掚枬しおいた。

貎は、すれ違った日の倜は必ず、高梚を思い出しお䞀人で耜っおいた。


貎は、ゞムに入った。

癜ず黒のシンプルな内装。

壁に貌られた写真には、筋肉を誇瀺しおいる筋肉隆々の男たちが映っおいる
。

貎「ここたで筋肉぀ける必芁はないけど、これぐらいいったら、高梚には負けないだろう 。振り向いおくれるかも。」

階段を䞊がり、2階ぞ。

自動ドアが開く。

怅子に座った女性店員が、こちらを芋た。

店員「いらっしゃいたせ。お客様、初めおのご来店ですか」
貎「はい、入䌚したくお来たした。ご案内いただけたすか」

その店員はマスクをしおいる。

しかし、ピンず匵った背筋に倧きな瞳は明らかに矎圢に芋えた。

倱瀌にも、流行りの「マスク矎人」ずいう蚀葉が貎の脳裏を過った。

店員「それでは、怅子に座っおください。私、担圓の高嶋ず蚀いたす。」
貎「高嶋さん、よろしくお願いしたす。」

怅子に座った貎は、少し、高嶋の目線が自身のそれより䞊にあるこずに気付いた。

その埌、貎は高嶋から諞々ゞムの説明を受けた。

玙を芋ながら説明する高嶋の声は䜎めで聞き取りやすい。

手の指は倧きく長く、貎は自身のそれを玙の䞊に眮いお、ひそかに倧きさを比べおいた。

貎「たぁ、盞手のほうが倧きく芋えるけど、実際に手を合わせたわけじゃないしな 。察面の盞手の手は倧きく芋えるものだ。」
高嶋「お客様、いかがいたしたしたか」
貎「あ、いえ、倧䞈倫です。」
高嶋「それでは、こちらに眲名をお願いいたしたす。」

眲名を終え、貎はクレゞットカヌドで半幎分をたずめお決枈した。

高嶋「レンタルの黒いシュヌズず黒の䞊䞋のりェアをお取りいただいお、曎衣宀で着替えおから、ご自由にご利甚ください。あ、りェアのサむズはS、M、L、XLから遞べたすので。」

貎は棚に入ったシュヌズずMサむズのりェアを取り、曎衣宀で着替え、トレヌニングルヌムに入った。

さすがは高玚ゞムずいうこずもあり、蚭備はかなり充実しおいる。

最新のマシンに、広いフリヌりェむト゚リア。

入り口付近で、筋骚隆々の男性ずすれ違った。

他には、前方にあるマシンで、䞀人女性が黙々ずトレヌニングに打ち蟌んでいる。

筋肉量や䜓栌は人それぞれだが、共通点は、党員が同じ黒のりェアを着おいるこずだ。

貎はたず、ずらりず䞊ぶトレッドミルに足を乗せ、10分ほど身䜓を動かした。

貎「ふぅっ。久しぶりの運動は疲れるな。」

次に、フリヌりェむトの゚リアに向かった。

フルスクワットをやるためだ。

いく぀かのマシンを暪切った。

そのうちの䞀぀には、女性が腰かけおおり、腕を胞の前方に抌し䌞ばすチェストプレスをやっおいた。

座っおいるため詳しくはわからないが、脚が長く、倪ももは前に倧きく突き出おいる。

貎ず同じ䞊䞋のりェア。

貎が通過しようずした、その時だった。




女性「 盞田さん」

貎は自身の名字が呌ばれたこずに驚きながら、女性のほうを芋た。

黒いショヌトカットに、切れ長の瞳。

貎の錓動が速くなる。

貎「高梚 さん」
高梚「盞田さんじゃないですか。ここのゞムに通っおるんですか」
貎「あ、いや、今日から通い始めたんだよね。」
高梚「そうなんですね。同じゞムなんお、奇遇ですね。」

高梚の芖線は貎の顔から靎たで、䞊䞋に移動した。

高梚は軜く埮笑み、再びチェストプレスに向き盎った。

貎は再び歩き始めた。

䞀瞬、高梚の身䜓を芋぀めた。

肩から腰にかけお無駄のないラむンが続いおいる。

貎はそフリヌりェむトの䞀角に到着し、フルスクワットのセッティングを始めた。

バヌベルにプレヌトをセットする。

50kg。

貎「たずはこれくらいから 」

ラックの前に立ち、バヌベルを肩に担ぐ。

脚を肩幅に開き、深く息を吞っお腰を萜ずす。

1回、2回。

少し顔が赀くなる。

久々の脚トレに身䜓が぀いおきおいない。

貎「うぐっ 」

5回目でようやく䞀区切り。

バヌベルをラックに戻し、肩を回す。

そのずき、声がした。






高梚「盞田さん え、それ、軜くないですか」






振り向くず、高梚が隣に立っおいた。

貎「えっ 」
高梚「今の、50kgですよね なんか、けっこう、ギリギリな感じ ですか」
貎「い、いや、これは、りォヌムアップだから  」
高梚「ふヌん 。」

高梚は隣のラックに向かい、プレヌトを远加し始めた。

その重量、25kgの重量を巊右に远加し、20kgのバヌベルを含めお合蚈70kg。

高梚は䜕の躊躇もなくバヌベルを担ぎ、スクワットを始めた。

高梚「ん゛っ゛っ゛っっ」

ゆっくりず腰を萜ずし、深く沈み蟌んでから持ち䞊げる。

脚の筋肉が盛り䞊がり、黒のりェアが高梚の倪ももに匵り぀いおいる。

貎は䞀瞬自身の倪ももを芋たが、ズボンの倧きさにはかなり䜙裕があった。

──1回、2回、3回  10回。

フォヌムは乱れず、呌吞も安定しおいた。

バヌベルをラックに戻した高梚がこちらを芋る。

高梚「んふっ。盞田さん、りォヌムアップ終わったんですよね本番は䜕kgでやるんですか」

高梚の口角は䞊がっおいる。

貎「 75kg。」

芋栄ず意地。

プレヌトを远加し、75kgを担ぐ。

脚が、重みによっおぶるっず震えた。

貎「ん゛んっ  」

1回目、腰を萜ずすが、途䞭で止たる。

貎「うっ  」

膝が厩れ、朰れそうになる。

その瞬間、背埌から支えが入った。

高梚「あ、補助、入りたすね。ふふっ。」
貎「いや、いらない  」
高梚「挙げられおないじゃないですか。ほら、早く。」

補助ありで、なんずか1回。

ラックに戻した瞬間、貎の脚はガクガク震えた。

高梚「なんか、プルプルしおたすね。」
貎「  うるせぇな。」
高梚「たぁ、初回はこんな感じでもいいんじゃないですかね」

高梚は、貎の隣に䞊び、前方にある党身鏡を指さした。

高梚「芋おください、鏡。䞊んでみるず、なんか、分かりやすいですね。」

鏡には、黒のりェアを着た男女が䞊んでいた。

だが、2人は、䜓栌が違った。

倪ももは明らかに高梚の方が倪く、肩幅も広い。

高梚「なんか  .もしかしお  .私のほうが、匷くないですか盞田 センパむ。」
貎「  っ」

悔しさにかられた貎は、高梚の腕を軜く抌した。

しかしその身䜓は、壁のようにびくずもしない。

高梚「え、んふっ、抌したす」

その声には、明らかな䜙裕ず含み笑いが滲んでいた。

貎「  うるせぇ。やんのか。埌茩だろうが。」

貎は右手を広げ、片方だけ、手四぀の構えをずった。

高梚はゆっくりず貎の手を握る。

圌女の掌は、倧きく、指は長かった。

その瞬間から、力比べが始たった。

貎「ぐっ  んぁぁっ  」

枟身の力を蟌めお抌すが、高梚の衚情は倉わらない。

むしろ、圌女の口元には笑みが浮かんでいた。

高梚「え、盞田さん、え、その、なんか、意倖ず、可愛い ですね。」
貎「っ  」

さらに力を蟌める。

脚を螏ん匵り、腕に力を集䞭させる。

しかし、高梚の身䜓は埮動だにしない。

貎「ぬあぁっっ」

絞り出すような声が出た。

その瞬間、高梚の指がぎゅっず匷く貎の手を握り返す。

ミシィッ

高梚「はい、じゃあ、次は、私のタヌン。」

ゆっくりず、じわじわず、貎の身䜓が、高梚がいる方ず反察の向きに、埌退しおいく。

貎「う  く、くそっ  」

埌退を止められない。

高梚は近づいおくる。

高梚「ふふ、ただ頑匵っおるんですかそれずも  芋栄、ですかセンパむ。」

挑発的な声に、貎の芖界が揺れる。

肩が抌され、胞が抌し戻される。

貎はマットに膝を぀いた。

ミシッッ

だが、高梚は止たらなかった。

そのたた重心をかけ、貎の䞡肩を抌し倒す。

貎「っ  」

仰向けに倒れ蟌んだ貎の䞊に、跚るように高梚がのしかかる。

高梚「はい、これで、完党勝利、ですかね」
貎「く、高梚女がっこのっ」
高梚「女だから、なんなの貎  くん」

圌女は貎の䞡手銖を掎み、そのたたマットに抌し぀けた。

バンザむの圢。

貎の腕は巊右に広げられ、完党に制圧された䜓勢だった。

高梚は顔を近づけ、錻先が觊れそうな距離で埮笑む。

高梚「もうちょっず粘れるかず思いたしたけど、案倖あっさりでしたね。」

貎は顔を逞らすこずもできず、ただその瞳を芋぀めるしかなかった。

高梚の身䜓は硬く、重く、だが圧倒的に敎っおいた。

呌吞が近い。

心音が重なる。

高梚「この䜓栌差ず筋力差、認めたす 認めるなら、やめおあげたすけど」
貎「  っ」
高梚「ほら、早く。蚀えば終わりですよ」
貎「ふざけんな  」
高梚「ただそんなこず蚀う䜙裕あるんだ。さすがセンパむ。すごいなあ」
貎「お前なんか  その  デカい䜓に甘えおるだけだろ  っ」
高梚「甘えそれ蚀うなら、盞田さんのは芋栄でしょ」
貎「ちが  俺は  」
高梚「ねえ、今この䜓勢、どう芋おも私が䞊、ですよね 物理的にも、力でも。倪もも、ズボンゆるゆるじゃないですか。私の、パツパツですけど」
貎「うるさい  どうせ、Sサむズかなんかだろ調子乗んな」
高梚「   ..Lサむズですけど」

貎の貎は、倧きくなっおいく。

高梚「悔しいなら、もっず動いお抵抗しおみれば」

貎は党力で腕を動かそうずした。

だが、高梚の身䜓はびくずもしない。

手をグヌパヌしお、䞋半身をゞタバタさせるしかない。

高梚「んふふ  可愛い。必死で頑匵っおるけど、腕さえ動かせないっおどういう気分」
貎「黙れ  っ」
高梚「認めちゃえばいいのに。私の䜓の䞋で、こんなに無力なんだから」
貎「くっ  ただ  ただ負けおねえ  」
高梚「匷情。でも、その声、もう震えおるよ」
貎「ただ  っ  うおおおおっっ」

貎は吠えるように叫び、再び䜓をひねった。

しかし高梚はびくずもしない。

むしろ少し重心を増した。

高梚「無駄なあがき。でも、そこたでしお負けを認めたくないっおいうの、なんか、ちょっず  面癜いかも」
貎「ふざけるな  っ」
高梚「でも、盞田さんっお、本圓にそういうずこ、可愛いですよね。ね、認めないんですか 私の方が匷いっお」
貎「っ  っ  」

高梚は顔を貎の顔に近づけた。

そしお 。

クチュッ

高梚「んふっ。興味ないフリずか、無駄ですよ今、舌、ちょっず絡めおたし。あず、腰のあたりに、圓たっおたすよ」

高梚は、腰をわずかにグラむンドした。

貎「ぁぁっんん゛っ」

高梚は数秒間その堎で静止しおから、ふっず䜓を起こした。

貎はようやく自由になった手をゆっくり匕き戻し、䞊䜓を起こす。

息はただ荒い。

高梚は、笑みを浮かべながら立ち䞊がり、䞀歩䞋がる。

高梚「マヌケティングの出䞖頭       ..ちょっず拍子抜けでした。背も 私のほうが .んふっ。」

貎は、息を荒げながらも立ち䞊がる。

高梚「垰るんですかあ、せめお、その䞍自然なものを萜ち着かせおからがいいんじゃないですか」

高梚は、ニダニダしおいる。

貎は、䜕も蚀い返せなかった。

無蚀で、背を向ける。

高梚「たたやりたしょうね。次は、手加枛はしないので」

その背埌で、圌女は再びラックに向かう。

プレヌトを倖し、代わりに20kgの赀いディスクを装着。

巊右で80kgのバヌベルが出来䞊がる。

軜く銖を回し、バヌベルを担ぐ。

鏡の前で、すっず姿勢を正し、腰を萜ずす。

──1、2、3、  10回。

完璧なフォヌム。

軜く吐く息ずずもに、圌女の筋肉が波打぀ように浮かび䞊がる。

高梚「んふ  やっぱり、私の方が匷いですね。」

その背䞭に、貎は䜕も蚀えず、ただゞムのドアを抌しお倖に出た。

貎「高梚 .絶察に蚱さない。高梚より匷くなっお、必ず .組み䌏せおやる。」

▌続線ヌヌヌ次回、ゞムで鍛えお高梚ず再戊 


いいなず思ったら応揎しよう