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工具が増えすぎた!

はじめに

工具箱を4箱ひっくり返し、中身をすべて床へ並べました。

整理にかかった時間は約5時間。出張整備で持ち歩く工具を、使う頻度と作業内容に合わせて整理しました。

私は普段、さまざまな場所へ出向いて整備をしているため、工具は持ち運ぶことが前提。

普段使用しない工具を持ち運んでいれば、当然その分工具箱は重くなります。
出先で必要な工具がサッと見つからなければ、探している時間だけ作業が止まります。

持ち運ぶ工具選びが、作業効率へ繋がるのです。



1. 全体の把握

多くの工具は、必要があって買ったものです。
無駄にコレクションしたくて買ったわけではありません。

ただ、利用頻度が極端に低いのに、持ち歩いている工具もありました。
むかし登場機会があっただけで、、日常の作業ではほとんど出番がない。
そうした工具が積み重なり、工具箱の重量と探しにくさにつながっていました。

整理は、4箱の工具をすべて広げるところから始めました。
まずはざっくりでも、全体の把握をすることが大事。

工具の種類ごとに並べると、重複や使用頻度が見えてきます。

ソケットたちも、微妙に長さや厚みに違いがある

2. 工具の仕分け

最初に、似た種類の工具をまとめ、その次にサイズ順に並べ替えて、使用頻度の高いものを抜粋していきます。

で、まとめ方は下記の通り。

  • 一軍:ほぼ毎回の作業で使う主力工具

  • 二軍:使用頻度は低いが、必要になる場面がある工具

  • 足回り専用:アライメント調整や1G締めで使う工具

  • 持ち運ばない組:自宅や作業場へ置いておく工具

持ち出すのは一軍一式と、その日の作業に必要な工具だけというのが基本スタイル。
分類が決まると、工具箱やバッグへの収め方も自然に決まりました。

日用品であれば思い切って断捨離するのですが、工具が一つないだけで、完了しない作業があるのが自動車整備。

分かりやすく言えば、工具のない整備士なんて、機械に少し詳しいだけです。
工具は命だ。


3. 一軍工具箱

地獄

一軍工具箱には、通常の整備で使用頻度が高いレンチ、ソケット、ラチェット、プライヤー類をメインに入れます。

ここでは量より、目当ての工具へすぐ手が届くことを優先。
種類を増やしすぎず、探す手間がなるべく省ける様にしました。

出張整備では、現場ごとに作業環境が変わります。
工具箱が探しにくい状態では、それだけで疲れてしまう。

一軍工具箱だけでも分かりやすさ重視にすると、作業中の迷いがかなり減りました。

持ち運び用のレンチとして、私が特におすすめしたいのが旭金属工業のライツール。
肉抜きを施した独特の形状で、一般的なスパナやメガネレンチより軽く作られています。
それでいて、JIS規格の強度をクリアしています。

一本だけでは小さな重量差でも、サイズ違いのレンチを何本も持ち運ぶと大きな重量差になります。

両口スパナ、コンビネーションスパナ、メガネレンチまでラインナップがあり、工具を持ち運ぶ人には相性の良いシリーズです。

ヘッドもコンパクトで、狭い場所へ入れやすい利点があります。軽さだけでなく、実際の整備で使いやすい形状になっている点も魅力です。


4. 二軍工具箱

二軍には、特殊な形状の工具や、使用頻度は低くても手元に残しておきたい工具をまとめました。

収納に使ったのは、私が初めて手に入れた古い青色の鉄製工具箱。
珍しいBANZAI製の工具セットで、長く使ってきた思い入れがあります。

現在は主力工具を入れる箱ではありませんが、二軍工具を保管する役割へ変わり、今も現役です。

長物が入る工具箱は便利ですよ。


5. 重複した工具

左側が基本的に物置工具行きです

すべて並べると、同じサイズの工具が何本も出てきました。

昔もらった工具、中古車を購入した際に出てきた工具、学生時代に購入した安物工具など、増えた経緯はさまざまです。

状態と使いやすさを比べ、持ち歩く工具は上記で決めているため、予備として残すものは据え置きへ回します。

不要になった工具の一部は、職場で工具を使う彼女へ譲りました。

必要な人の手に渡れば、工具としての役目は続きます。
捨てるよりはるかに気持ちよく整理できました。


6. 足回り専用バッグ

今回の整理で最も効果が大きかったのが、足回り専用バッグです。

中身は、アライメント調整や1G締めで使用するストレート形状のレンチ、大径サイズのスパナなど。
足回り作業で使う工具を、一つのバッグにまとめました。

国産車の足回り作業であれば、まずこのバッグを持ち出せば対応できます。輸入車はボルトナットのサイズが異なるため別途準備が必要ですが、普段扱う車両では十分に機能しています。

作業時に重たい工具箱を数箱積み下ろしし、現場で必要な一本を探す手間がなくなりました。
車に工具を乗せて実走セッティングに出る時にも、非常に便利です。

まとまってくるとこんな感じ

7. 工具整理から1週間使ってみて

整理後の構成は、まだ試している途中です。実際の作業で使いながら、工具の入れ替えと配置変更を続けます。

一方で、持ち運ぶのをやめた工具については、1週間以上たっても困っていません。
必要になるはずだと考えて積んでいただけで、実際には使っていなかった工具がかなりありました。

工具整理は調整を繰り返す方が、現場に合った構成になっていきます。
しばらくは怠けずに続けていくつもりです。

やっぱりメガネ&スパナが地獄

まとめ

工具箱4箱の中身をすべて並べ、一軍、二軍、足回り専用、持ち運ばない組へ仕分けました。作業時間は約5時間。

荷物が軽くなり、工具を探す時間も減りました。
なかでも、足回り専用バッグを作った効果は大きく、かなりストレスが減りました。

道具の整理って面倒くさいんですけどね!
基本的に毎日使用しているものなので、思い切って時間を作らないと、いつまでも出先で手が止まる時間が出来てしまう。

増えた時間でよりクオリティの高い整備が出来る様に、頑張っていきますよー!

ほな、またね~


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