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生成AIは1つで十分でした|40代非エンジニアの始め方

どのAIツールを使えばいいのか。それを調べているうちに、何も始まらないまま数週間が過ぎていきます。

40代・非エンジニアの会社員です。私は、AIツールを選んでいません。会社で最初に導入された生成AIがChatGPTで、それを使っているだけです。

それでも、議事録1本にかかる時間は30分から10分になりました。会議は週5回なので、私の場合は週100分ほどの計算です。

この記事は、ツールを比べている段階で止まっている非エンジニアの方向けです。ほかのツールと比べた話ではありません。私がやったのは「使えるもの1つを、業務1つに当てる」ことだけでした。

■私は、AIツールを選んでいません



私は自分で比較して決めたわけではありません。

会社に最初に入った生成AIがChatGPTでした。それ以来、仕事はそれで進めています。選んだのではなく、与えられた形です。

当時は「これでいいのか」と考える余地もありませんでした。手元にあるのが、それしかなかったからです。

ただ、いま振り返ると、選ぶ工程がなかったことは結果的に良かったと感じています。あくまで私個人の感想です。

■「どれを使うか」は、最初の問いではないと思います



先に、はっきりさせておきたいことがあります。

私はChatGPT以外の生成AIを業務で使っていません。ですから、どれが優れているかは語れません。この記事は、比較の記事ではありません。

そのうえで感じているのは、比較検討は準備であって、成果ではないということです。

世の中には、ツールのランキングも、比較や使い分けの記事も豊富にあります。読めば知識は増えますし、詳しくなった気にもなるはずです。

ただ、比較記事が答えてくれるのは「どれが良いか」です。困っているのは、たいてい「明日の自分の仕事のどこを任せるか」のほうだと思います。

記事を1本読んだだけでは、翌日の自分の作業は1分も短くなりません。短くなるのは、実際に何かを任せたあとです。

私の場合は、選ぶ工程がなかったので「使ってみる」以外の選択肢がありませんでした。順番としては、そのほうが早かったのだと思っています。

■1つのツールを、1つの業務に当てました



当てた業務は、議事録です。

理由は単純で、毎週必ず発生するからです。私の環境では、会議が週5回、1回1時間あります。回数が多い作業ほど、1回あたりの差が積み上がります。

最初から順調だったわけではありません。ハイブリッド開催でリアル側に複数人いると、誰の発言か識別できずに詰まりました。

そこで個人でPlaudという録音機器を用意して、話者つきの発言録を作れるようにしました。私の環境に合っていた、というだけの話です。

結果、議事録1本にかかる時間は30分から10分になりました。差は20分です。それが週5回分で、週100分ほどの計算になります。

ただし、あくまで私の場合の目安です。会議の性質も参加人数も職場ごとに違うので、同じ数字になるとは考えていません。

議事録の進め方そのものは、この記事の主題から外れるので省きます。ここでお伝えしたいのは、広げずに1つへ寄せた結果がこれだった、ということだけです。

■浮いた100分は、まだ仕事の中にあります

正直に書くと、この週100分は家族との時間には変わっていません。

いまのところ、浮いた分は業務の中で使い切っています。1つはほかの仕事、もう1つは次の会議の準備です。

浮いた時間が、そのまま自分に返ってくるわけではないというのが今の実感です。空いた枠には、たいてい別の仕事が入ります。

定時で帰るために、と掲げているアカウントとしては、まだそこまで届いていません。業務を1つ変えた効果は、現時点ではこの範囲です。

■今日からやるなら、この3つの順番です



私がやったことを順番にすると、3つになります。

■1. 会社で使ってよいAIを1つ確認する



選ぶのではなく、確認します。すでに導入されているなら、それが自分のツールです。

まだ何も入っていないなら、「業務で使ってよいものは何か」を情報システム部門や上長に確認するところからになります。仕事の情報を外部サービスに入力してよいかは、会社ごとに扱いが違います。

■2. 毎週必ず発生する作業を1つ選ぶ



大きい作業でなくて構いません。回数が多いものほど、差が積み上がります。

私の場合は議事録で、週5回あったから週100分になりました。月に1回の作業では、同じことをしても差は出にくいはずです。

■3. その1つだけを、しばらく続けて時間を測る



2つ目に手を広げるのは、1つ目が短い時間で終わるようになってからで十分だと思っています。

測っていないと、変わったかどうかも分かりません。始めた時刻と終わった時刻を1行メモしておくだけで構いません。

同じ結果が出るとは限りません。ただ、この順番でよかったと私は思っています。

■おわりに

比べている時間は、それだけでは成果になりません。動き出すのは、手元にある1つを何かに当てたあとだと感じています。

私がやったのは、それだけです。特別な準備も、コードを書く力もありませんでした。

もし今日1つ決めるなら、ツールではなく「どの業務に当てるか」を決めるほうが近道だと思います。

議事録をどう任せたかは、それだけで1本になるので、別の記事にまとめています。「議事録をAIで30分→10分に|40代非エンジニアの実測」という記事です。

https://note.com/teppei_42/n/n93399dadb82c

このアカウントが何者で、なぜ副業ではなく定時退社のためにAIを使っているかは、自己紹介の記事に書いています。はじめての方は、こちらからどうぞ。

https://note.com/teppei_42/n/n2833a22c84f9

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