沖縄は、独特な野菜の宝庫だった。
結論
かつて、豊富な緑黄色野菜が食べられていた。
8月31日は「野菜の日」
8月31日は、語呂合わせから、野菜の日です。1983年、全国青果物商業協同組合連合会・食料品流通改善協会など9つの団体によって制定されました。おいしさ、栄養価の高さなど野菜の魅力を伝え、もっと食べてほしいという願いが込められています。
2026年の野菜の日は、は、沖縄県ならではの野菜に注目します。
沖縄では、本土にはない野菜が食べられている
沖縄県は亜熱帯気候で、年中温暖です。夏は強い日差しを受けます。年間通して降水量も多いです。高温多湿な気候が、本土では見かけない野菜が栽培されています。強い日差しから身を守るため、高い抗酸化力を備えています。
戦前の沖縄料理に欠かせない食材だった。
戦前の沖縄では、野菜は各家庭で畑で栽培されていました。主に、さつまいもの茎、ヨモギ、ニガナなど緑色の濃い野菜を味噌汁、炒め物、和え物にして食べていました。豆腐、昆布など植物性食品が中心でした。貴重な豚肉が入ったときには、余分な脂を抜き、臭みをとるため、下茹でをするなど、手間ひまがかけられていました。昔ながらの沖縄の食文化は、昭和時代まで、沖縄県は男女ともに本土より平均寿命が2、3年長かった要因の一つとされています。
しかし、戦後、食の欧米化、時短化により、食生活は大きく変わりました。詳しくは、こちらの↓記事をお読みください。
沖縄の野菜の代表
島野菜は、緑色鮮やかです。赤道に近いほど、太陽との距離が近く、日差し・紫外線が強くなります。野菜も身を守るために、濃い色をもつ傾向にあります。沖縄は年間通じて暖かく、パパイヤ、バナナ、マンゴーなど熱帯のフルーツも栽培できます。珈琲、カカオも栽培できるか挑戦されています。
ゴーヤ
九州ではニガゴウリ、一般的にニガウリと呼ばれています。和名はツルシレイです。インド原産のウリ科の1年生蔓性植物です。熱帯アジアではさまざまな品種が育てられています。日本には16世紀に伝わりました。苦味成分はククルビタシンという朝鮮人参に含まれるジンセノシドに似ています。ククルビタシンは油に溶けやすく、チャンプルーにすることで、手軽に摂取できます。サッとアク抜くとして塩水につけたり、ただし、長い時間加熱すると、豊富なビタミンC(100gあたり120mg)が失われます。
ナーベラー
ヘチマです。本土では、カラカラに乾燥させて、タワシを作ります。沖縄では、夏野菜の定番です。冬瓜のようなポジションです。煮込み料理によく利用されます。加熱すると、ナスのようにトロトロになります。豆腐と味噌で煮込んだンブシーが定番です。
青パパイヤ
パパイヤはバナナのように、木からなり、2、3年かけて栽培されます。黄色いパパイヤはフルーツとしておなじみです。しかし、熟す前の青いパパイヤはなかなか見かけません。砂糖漬け、味噌漬け、粕漬けなどにぴったりです。奈良漬にしても美味しそうです。削ったシリシリ、チャンプルーで食べても美味しいです。
フーチバー
ヨモギです。香りが強いため、クセを消すために向いています、胃腸、柄熱の薬草として生葉の絞り汁を活用していました。お米と一緒に炊いて、雑炊の具の定番です。
島らっきょう
春先から初夏が旬です。本渡のラッキョウより小ぶりで、香り辛味が強いです。塩もみしてから鰹節出会えたものが定番です。チャンプルーにもピッタリです。
紅芋
鮮やかな紫色をした芋です。サツマイモのような見た目をしているものの、サツマイモとは別の種です。加熱すると、安納芋のように、ねっとりとしたクリーミーな食感です。
スイーツでも活躍します。紅芋タルトはおみやげの定番です。沖縄県のアイス屋さん「ブルーシールアイスクリーム」では、紅芋があります。

生の紅芋は、植物検疫所で申請しなければ、持ち帰ることができません。詳しくは、こちらの記事をお読みください。
沖縄の野菜料理
シリシリ

しりしりとは、琉球方言で「千切り」「すりおろす」という意味です。シリシリ器という道具でニンジンを千切りにします。シリシリ器は、穴の大きなおろし器です。千切りにした野菜をやわらかくなるまで炒めて、ツナを投入し、塩コショウで味を調えます。醤油で香り付けし、溶き卵を入れて完成します。ニンジンが定番です。パパイヤ、大根でも作られます。
チャンプルー

沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味です。インドネシア語が語源になったという説もあります。ラードで食材をさっと炒めます。琉球王国時代から庶民でも食べられていました。チャンプルーには、豆腐が欠かせません。メインとする食材+チャンプルーという料理名です。例えば、もやしがメインの場合、マーミナーチャンプルー、素麺がメインの場合、ソーミンチャンプルーと呼ばれます。
今回は、沖縄の野菜に注目しました。現在の沖縄県は、野菜の消費量が47都道府県の中で最も少ないです。独特な野菜が豊富なのに、最下位という現状は、もったいなく感じました。
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