“褒めなくても育つ”は本当です。でも…
「褒め活」
「自己肯定感」
「承認欲求」
いろんな言葉が飛び交っています。
でも正直、そんなに褒めるって大事なんでしょうか。
結論から言います。
めちゃくちゃ大事です。
なぜか。
褒めることは
一番簡単で、
一番効果があって、
誰にでもできるからです。
つまり、いちばんコスパがいい。
ただ――
極論を言えば、褒めなくても子どもは育ちます。
例えばこんな子。
「来月テストか。そろそろやらないとまずいな。」
「前回は国語の記述で落とした。今回はそこを重点的にやろう。」
「歴史は年号より流れ重視だったな。広く対策しておこう。」
――テスト後――
「よし。記述はかなり取れた。」
「歴史も予想通り。」
「対策や分析の成果がでたな。よし。」
こういう子は、誰かに褒められなくても、自分で自分を認められます。
自己肯定感も育つし、承認欲求も満たせる。
じゃあ、褒めなくていいじゃん。
…とはならないんです。
そんな子、ほとんどいないから。
現実はどうか。
思い出してみてください。
学生時代の友達にいませんでしたか?
あまり勉強しなくても、いい大学に行った子。
特に努力していないのに、結果を出していた子。
最初から足が速かった子。
なぜか先生に好かれていた子。
いましたよね。
現実は、不公平です。
努力したら必ず報われるわけじゃない。
むしろ、ちゃんとやっているのにうまくいかない子の方が多い。
でも、そこで折れてほしくないんです。
「頑張っても意味ないじゃん」
そう思ってしまう前に、自分を嫌いになってしまう前に、支えてあげたい。
そのために必要なのが、褒めることです。
褒めるというのは、
“うまくいった子をさらに伸ばすため”じゃありません。
“うまくいかない子を折らないため”にあります。
例えば――
「必死で頑張っている姿、すごくいいね」
「苦しくても逃げない姿がかっこよかったよ」
「誰にでも平等に接してるところ、本当に素敵だね」
結果じゃなくて、過程や姿勢に光を当てる。
これができると、結果が出なかった子も、自分を否定せずに済みます。
褒めることは不合理な世界で、折れずに立ち続けるための力になります。
・承認欲求を満たせる
・いくらでも与えられる
・特別なスキルがいらない
こんなにコスパのいい関わり方、他にない。
だからこそ、意識的にやる価値があるんです。
次にお子さんに会ったとき、
ほんの一言でいいです。
「掃除してくれたお風呂、ピカピカだったよ。ありがとう。」
「最近よく頑張ってるよね。本当にすごいと思う。」
それだけで、子どもの中に残るものは確実に変わります。
褒めるって言ってもウチの子は褒めるところがない!
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