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ITパスポート|CPU・メモリ・ストレージの確認問題

この問題は、解説記事「CPU・メモリ・ストレージの違いをやさしく解説」の腕だめしです。まず2問、解いてみましょう。解説記事はこちら↓


問1

パソコンを構成する装置に関する記述のうち、CPU(プロセッサ)の役割として、最も適切なものはどれか。

ア.作成中のデータを一時的に置いておき、作業を広げる場所として使う

イ.電源を切ったあとも、データを消さずに保存し続ける

ウ.プログラムの命令を解釈して計算を行い、あわせて各装置に指示を出す

エ.処理の結果を、人が読み取れる形にして外に取り出す

正解:ウ

解説
合言葉は「頭・机・引き出し」でしたね。CPUは「頭」。プログラムの命令を読み解いて計算し(演算)、ほかの装置に「次はこれをやって」と指示を出します(制御)。この演算と制御の2つが、CPUの仕事です。

  • ア:これはメモリ(主記憶)の役割です。作業する「机の広さ」でしたね。データを置く場所であって、計算する係ではありません。

  • イ:これはストレージ(補助記憶)の役割です。しまっておく「引き出し」。電源を切っても残るのが特徴です。

  • エ:これは五つの基本的な機能のうち「出力」の役割です。CPUが担当するのは演算と制御で、出力ではありません。

ひっかけポイント:CPUとメモリは、どちらも「速さ」「性能」の話で出てくるので混ざりがちです。切り分けは「処理する係か、置いておく係か」。計算しているのがCPU、その計算の材料を広げておくのがメモリですよ。

対応シラバス:テクノロジ系/大分類8 コンピュータシステム(中分類15 コンピュータ構成要素)

問2

レポートを作成中に停電が起きた。電源が復旧してパソコンを立ち上げたところ、まだ保存していなかった書きかけの文章はすべて消えていたが、前日に保存しておいたファイルは残っていた。この違いを説明するものとして、最も適切なものはどれか。

ア.書きかけの文章は揮発性の主記憶にあり、保存済みのファイルは不揮発性の補助記憶にあるから

イ.書きかけの文章は不揮発性の主記憶にあり、保存済みのファイルは揮発性の補助記憶にあるから

ウ.主記憶も補助記憶もどちらも揮発性だが、補助記憶のほうが容量が大きいから

エ.主記憶も補助記憶もどちらも不揮発性だが、主記憶のほうが読み書きが速いから

正解:ア

解説
机は、帰るときに片付けられる。引き出しは、そのまま残る。これが揮発性と不揮発性の違いでしたね。

書きかけの文章は、まだ机の上(主記憶=メモリ)に広げたままの状態です。メモリは揮発性なので、電源が切れると中身は消えてしまいます。いっぽう「保存」という操作は、机の上のものを引き出し(補助記憶=ストレージ)にしまうこと。ストレージは不揮発性なので、電源が切れても残るんです。

「こまめに保存しましょう」と言われる理由が、これでした。

  • イ:揮発性と不揮発性が、まるごと逆になっています。消えるのは主記憶(メモリ)のほうです。

  • ウ:補助記憶は揮発性ではありません。容量の大小は、消えるかどうかとは関係のない話です。

  • エ:主記憶が補助記憶より速いのは正しいのですが、主記憶は不揮発性ではありません。速さの話と、消えるかどうかの話は別ものです。

ひっかけポイント:ウとエのように、「正しい事実」を1つ混ぜた選択肢がいちばん危ないんです。エの「主記憶のほうが速い」は本当のこと。でも、聞かれているのは消えるか残るかでしたね。問題文が何を聞いているかに、いつも線を引きましょう。

対応シラバス:テクノロジ系/大分類8 コンピュータシステム(中分類15 コンピュータ構成要素)


いかがでしたか? もっと解きたい方へ——この続き(本番レベルの問題)は「テクノロジ系 予想問題集」に収録しています。気になった人はこちらからどうぞ↓

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