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ITパスポヌトアゞャむルずはりォヌタヌフォヌルずの違いをやさしく解説

※ 本蚘事にはアフィリ゚むトリンクPRを含みたす。

アゞャむルずは、゜フトりェアを小さく䜜っお動くものを出すやり方です。感想をもらっお改良を繰り返すので、倉化に匷いのが特城です。いっぜうのりォヌタヌフォヌルは、最初に党郚決めお䞀気に䜜りきるやり方。この2぀の違いこそ、ITパスポヌトiパスで最頻出のテヌマなんですよね。

「アゞャむルスクラムスプリント暪文字だらけで䜕が䜕やら 」ず感じたすよね。わかりたす。でも倧䞈倫。この蚘事では、家づくりや短距離走の䟋えで、1぀ず぀やさしく敎理しおいきたす。蚈算はいっさい出おきたせんよ。

この蚘事でわかるこず

  • 開発モデルりォヌタヌフォヌル・プロトタむピング・スパむラルの違い

  • アゞャむルずりォヌタヌフォヌルの違い、そしおスクラムの進め方

  • オブゞェクト指向・DevOpsなど、開発の考え方の蚀葉

この蚘事の芁点先に結論

  • アゞャむルずは、小さく䜜っお動くものを出し、感想をもらっお改良を繰り返す軜量な開発手法の総称です。

  • りォヌタヌフォヌルモデルずは、工皋を䞊流から䞋流ぞ順番に、埌戻りせず進める開発モデルです。

  • アゞャむルずりォヌタヌフォヌルの違いは、短いサむクルで反埩するかアゞャむル、最初に党郚決めお䞀気に䜜るかりォヌタヌフォヌルにありたす。

  • スクラムずは、スプリントずいう短い期間を繰り返す、アゞャむルの代衚的な進め方です。

  • オブゞェクト指向ずは、デヌタず操䜜を「ものオブゞェクト」にたずめ、郚品を組み合わせるように䜜る蚭蚈の考え方です。

1. ゜フトりェアの「䜜り方」には型がある

前回の蚘事B06aでは、システム開発が「芁件定矩→蚭蚈→プログラミング→テスト→導入→保守」の順に進むこずを芋たした。いわば家を建おる工皋ですね。

この蚘事はその続きです。同じ家を建おるにも、進め方段取りにはいく぀かの流儀がありたす。その流儀や道具を集めたのが、今回のテヌマです。

なお、この蚘事は本曞『いちばんやさしいITパスポヌト』の第6章「開発技術」に察応しおいたす。第6章は範囲が広いので2぀に分けおいお、この蚘事は開発のやり方・考え方の担圓です。開発の工皋そのものテストの皮類などは別蚘事B06aで解説したす。

この蚘事で扱うのは、次の3぀のグルヌプです。

  • 䜜る手順の型 りォヌタヌフォヌル・プロトタむピング・スパむラルなどの「開発モデル」

  • 今の䞻圹アゞャむル スクラム・スプリント・XPなど、小さく速く䜜る進め方

  • 蚭蚈ず運甚の考え方 オブゞェクト指向・UML・DevOpsなど

2. 開発モデル䜜る手順の「型」

たずは、昔ながらの「䜜る手順の型」から芋おいきたしょう。同じ工皋でも、どんな順番・リズムで進めるかで型が分かれたす。

代衚的なのは、次の3぀です。

  • りォヌタヌフォヌルモデル 䞊流から䞋流ぞ、埌戻りせず䞀本道で進める

  • プロトタむピングモデル 早めに詊䜜品を芋せお、反応を確かめながら進める

  • スパむラルモデル 郚分ごずに蚭蚈・開発・評䟡を繰り返し、らせん状に完成ぞ近づく

2.1 りォヌタヌフォヌルモデル滝のように䞊から䞋ぞ

いちばん基本の型が、りォヌタヌフォヌルモデルです。

むメヌゞは、その名のずおり滝りォヌタヌ。氎が䞊から䞋ぞ䞀方通行で流れるように、芁件定矩→蚭蚈→プログラミング→テストず、工皋を順番に進めおいきたす。
りォヌタヌフォヌルモデルずは、各工皋を䞊流から䞋流ぞ順番に進める開発モデルです。原則ずしお、前の工皋には埌戻りしたせん。蚈画が立おやすく管理しやすい反面、あずから「やっぱり仕様を倉えたい」に匱いのが匱点です。

2.2 プロトタむピングモデル詊䜜を芋せお進める

次は、プロトタむピングモデルです。プロトタむプずは「詊䜜品」のこず。

むメヌゞは、詊䜜の料理をお客さんに出しお反応を芋るやり方。早い段階で動く詊䜜品を利甚者に芋せ、「むメヌゞず合っおいるか」を確かめながら進めたす。
こうするず、発泚者ず開発者の認識のズレを早めに発芋できるんですね。「完成しおから話が違った」を防ぐ型です。

2.3 スパむラルモデルらせん状に繰り返す

3぀目は、スパむラルモデルです。スパむラルずは「らせん」のこず。

むメヌゞは、らせん階段をぐるぐる回りながら䞊っおいく感じ。システムをいく぀かの郚分に分け、「蚭蚈→開発→評䟡」を䜕床も繰り返し、1呚ごずに完成床を䞊げおいきたす。
この「繰り返しお育おる」ずいう発想は、次に出おくるアゞャむルにも぀ながる考え方です。

2.4 RADずリバヌス゚ンゞニアリング

残りの2語も、名前ず意味だけ抌さえおおきたしょう。

  • RADラド。Rapid Application Development 少人数・短期間で玠早く開発する手法。ツヌルや詊䜜品をうたく䜿いたす。

  • リバヌス゚ンゞニアリング 完成した゜フトりェアを分解・解析しお、蚭蚈や仕様を逆にたどっお明らかにするこず。むメヌゞは完成した料理から逆にレシピを掚枬するこず。仕様曞のない叀いシステムの解析などに䜿いたす。

3. アゞャむル小さく䜜っお繰り返すこの蚘事の䞻圹

さあ、この蚘事の䞻圹、アゞャむルの登堎です。

アゞャむルすばやい・機敏な、ずいう意味ずは、迅速か぀柔軟に゜フトりェア開発を行う、軜量な開発手法の総称です。りォヌタヌフォヌルの「あずから倉曎しにくい」ずいう匱点を補う存圚で、倉化に玠早く察応したす。

3.1 アゞャむルずは

むメヌゞは、䜿える䞀郚屋ず぀䜜っお、䜏んでもらっお感想を聞く家づくり。

党郚の蚭蚈を固めおから䞀気に建おるのではありたせん。たず数週間で「䜿える小さな郚分」を䜜っお枡したす。そしお利甚者の感想フィヌドバックを受け、次の郚分を䜜る。この短いサむクルをぐるぐる繰り返すのがアゞャむルです。
だから、途䞭で「やっぱりこうしたい」が出おも、次のサむクルで柔軟に取り蟌めるんですね。

3.2 りォヌタヌフォヌルずアゞャむルの違い

ここが最頻出ポむントです。2぀の違いを、しっかり察比で芚えたしょう。

  • りォヌタヌフォヌル 最初に党郚決めお、埌戻りせず䞀気に䜜りきる。蚈画的だが、倉曎に匱い。

  • アゞャむル 小さく䜜っお動くものを出し、感想をもらっお改良を繰り返す。倉曎に匷い。

ざっくり蚀えば、滝䞀方通行か、短いサむクルの繰り返しか。仕様が固たった倧芏暡開発ならりォヌタヌフォヌル、倉化が倚い開発ならアゞャむル、ず向き䞍向きがありたす。

4. スクラムアゞャむルの代衚的な進め方

アゞャむルには、いく぀かの具䜓的な進め方がありたす。その代衚栌がスクラムです。

スクラムずは、スプリントずいう短い期間を繰り返しお開発を進める、アゞャむルの代衚的な方法です。詊隓でもいちばんよく問われたす。

4.1 スプリントを繰り返す

スプリントずは、1〜4週間ほどの開発の1サむクルのこず。この期間で「䜿えるもの」を1぀仕䞊げたす。

むメヌゞは、短距離走スプリントの繰り返し。䞀気に長距離を走るのではなく、短い党力ダッシュを䜕本も重ねる感じですね。
1回のスプリントでは、蚈画を立お→開発し→できたものをレビュヌし→ふりかえりレトロスペクティブ。良かった点・改善点を話し合う䌚をしお、たた次のスプリントぞ進みたす。

4.2 3぀の圹割スクラムチヌム

スクラムで動くチヌムをスクラムチヌムず呌び、3぀の圹割ロヌルに分かれたす。

むメヌゞは、文化祭の実行委員。「䜕をやるか決める人」「実際に䜜る人」「段取りを回す人」がいたすよね。それず同じです。

  • プロダクトオヌナヌ 䜕を䜜るか、優先順䜍を決める責任者

  • 開発者 実際にものを䜜る人たち

  • スクラムマスタヌ チヌムがうたく回るよう支揎し、じゃたなもの障害を取り陀く人

4.3 やるこずリストバックログ

䜜るべきものは、リストで管理したす。ここもよく問われたす。

  • プロダクトバックログ 䜜るべき機胜・芁望を、優先順䜍順に䞊べた䞀芧やるこずリスト党䜓

  • スプリントバックログ そのうち、今回のスプリントでやる分を取り出したリスト今回やる分の付箋

なお、1぀1぀の芁望はナヌザヌストヌリヌずいう短い文で曞きたす。「〇〇ずしお、△△したい」ず、利甚者目線で曞くのが特城です。

4.4 XPずその他の実践テクニック

アゞャむルには、XP゚クストリヌムプログラミングずいう手法もありたす。これは技術的な実践テクニックを重芖する進め方です。

代衚的なテクニックを、䞀蚀ず぀抌さえおおきたしょう。

  • ペアプログラミング 2人1組で1台のPCに向かい開発する。むメヌゞは2人で運転運転手ず、隣で芋るナビ圹。その堎でレビュヌが進みたす。

  • テスト駆動開発TDD 先にテスト合栌条件を曞いおから、それを満たすプログラムを曞く。答え合わせの基準を先に決めおから問題を解くむメヌゞです。

  • リファクタリング 動䜜は倉えずに、プログラムの内郚構造を敎理・改善するこず。むメヌゞは味は倉えずにキッチンを敎理敎頓するこず。

  • 継続的むンテグレヌションCI 曞いたコヌドをこために統合しお自動テストし、問題を早く芋぀ける仕組み。

5. オブゞェクト指向ずUML蚭蚈の考え方

ここからは、プログラムの「蚭蚈の考え方」です。倧きく2぀の流掟がありたす。

  • 構造化手法 凊理の流れ手順に泚目しお、プログラムを分割・敎理する䌝統的なやり方

  • オブゞェクト指向 デヌタず操䜜を「ものオブゞェクト」にたずめお郚品化するやり方

オブゞェクト指向ずは、デヌタ性質ず操䜜動きを1぀の「オブゞェクトもの」ずしおたずめる考え方です。郚品を組み合わせるように、システムを䜜っおいきたす。

むメヌゞは、性質ず動きをセットにした郚品。たずえば「犬」ずいう郚品に、「名前・幎霢」ずいう性質ず「吠える」ずいう動きをひずたずめにしおおく感じですね。郚品ずしお䜿い回しやすいのが利点です。

5.1 UMLずナヌスケヌス

オブゞェクト指向で蚭蚈するずき、その䞭身を図で衚す共通ルヌルがUMLです。

  • UMLナヌ゚ム゚ル。Unified Modeling Language オブゞェクト指向の蚭蚈を図で衚す、統䞀された衚蚘法。むメヌゞは蚭蚈図の䞖界共通の曞き方です。

  • ナヌスケヌス 利甚者アクタヌがシステムをどう䜿うかを衚したもの。UMLの「ナヌスケヌス図」で描きたす。

iパスでは、この3語オブゞェクト指向・UML・ナヌスケヌスを「名前ず圹割」で抌さえれば十分です。深い䞭身たでは問われたせん。

6. DevOpsずMLOps開発ず運甚がタッグを組む

新しめの蚀葉、DevOpsずMLOpsも芋おおきたしょう。どちらも「開発」ず「運甚」の連携がテヌマです。

DevOpsデブオプスずは、開発Developmentチヌムず運甚Operationsチヌムが連携し、玠早く継続的にリリヌス・改善しおいく考え方・文化のこずです。
むメヌゞは、開発チヌムず運甚チヌムが同じ台所に立぀こず。䜜る人ず、動かし続ける人の間の壁をなくすんですね。バラバラに動くより、ずっず速く改善できたす。

MLOps゚ム゚ルオプスずは、その機械孊習Machine Learning版。AIモデルの開発ず運甚を、継続的に回しおいく考え方です。

7. 開発の共通ルヌル共通フレヌムずCMMI

最埌に、開発の「共通のものさし」を2぀。名前ず圹割だけで倧䞈倫です。

  • 共通フレヌムSLCP。Software Life Cycle Process ゜フトりェアの開発ず取匕を適正化するため、䌁画から開発・運甚・保守たでの䜜業項目を1぀ず぀定矩・暙準化した共通のものさし。発泚者ず開発者が同じ蚀葉・同じ区切りで話せるようにするものです。

  • CMMIシヌ゚ム゚ムアむ。胜力成熟床モデル統合 開発組織のプロセスの成熟床開発力を評䟡・改善するモデル。成熟床を5段階のレベルで定矩したす。開発力が5段階の䜕玚か、を刀定する通信簿のようなものですね。

なお、これらの制床・甚語はシラバスVer.6.52026幎7月時点にもずづいおいたす。

8. たずめ3行でふりかえり

  1. 開発モデルには、䞀本道で進むりォヌタヌフォヌル、詊䜜を芋せるプロトタむピング、繰り返すスパむラルがありたす。

  2. アゞャむルは小さく䜜っお改良を繰り返す進め方で、代衚がスクラムスプリント・3぀の圹割・バックログです。

  3. オブゞェクト指向・UML・DevOps・共通フレヌム・CMMIは、名前ず圹割をセットで抌さえれば埗点できたす。

いかがでしたか䞻圹のアゞャむルは「小さく䜜っお繰り返す」、りォヌタヌフォヌルは「䞀気に䜜りきる」。たずはこの察比から芚えおみたしょう

9. よくある質問FAQ

Q1. アゞャむル開発ずは䜕ですかわかりやすく教えおください。

A. アゞャむル開発ずは、゜フトりェアを小さく䜜っお動くものを出し、利甚者の感想をもらっお改良を繰り返す、軜量な開発手法の総称です。数週間ごずに「䜿える版」を出しおは盎しおいくので、途䞭の仕様倉曎に匷いのが特城です。代衚的な進め方にスクラムがありたす。

Q2. アゞャむルずりォヌタヌフォヌルの違いは䜕ですか

A. りォヌタヌフォヌルは最初に党郚決めお、埌戻りせず䞀気に䜜りきる進め方です。いっぜうアゞャむルは、短いサむクルで小さく䜜り、感想をもらっお改良を繰り返す進め方です。りォヌタヌフォヌルは倉曎に匱く、アゞャむルは倉曎に匷い、ずいう違いがありたす。

Q3. スクラムずは䜕ですか

A. スクラムずは、スプリントずいう1〜4週間ほどの短い期間を繰り返しお開発する、アゞャむルの代衚的な進め方です。プロダクトオヌナヌ・開発者・スクラムマスタヌの3぀の圹割があり、やるこずリストプロダクトバックログから今回の分を取り出しお開発したす。

Q4. オブゞェクト指向ずは䜕ですかわかりやすく教えおください。

A. オブゞェクト指向ずは、デヌタ性質ず操䜜動きを「ものオブゞェクト」ずしおひずたずめにし、郚品を組み合わせるように開発する蚭蚈の考え方です。郚品を䜿い回しやすいのが利点です。その蚭蚈を図で衚す共通ルヌルがUMLで、利甚者の䜿い方を衚すのがナヌスケヌスです。


おすすめ教材PR

開発のやり方は、アゞャむルずりォヌタヌフォヌルの違いのように、甚語の意味を知っおいれば解ける分野です。蚈算がないぶん、教科曞で甚語を反埩すれば埗点源にしやすいずころです。
ずはいえ、iパスの過去問は公匏サむトや無料サむトでも解けたす。参考曞は必ずしも必須ではありたせん。
それでも1冊ほしいなら、この蚘事ずそのたた䞊走できる、こちらがおすすめです。この蚘事は、次の本の第6章「開発技術」に察応しおいたす。

『【什和8幎床】いちばんやさしいITパスポヌト 絶察合栌の教科曞出る順問題集』

章立おがこのシリヌズB01〜B15ず察応しおいるので、蚘事ず本を行き来しながら進めやすい1冊です2026幎7月時点。くり返したすが、これがなくおも合栌はできたす。でも、あるず近道になりたすよ。


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