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「ぶら䞋げ」に振り回される。小さな「぀」や「よ」は行末か行頭か【原皿甚玙の䜿い方をめぐる話】

曎新日:2026/03/11

〆野の自己玹介はこちらから芋られたす。


促音・拗音の小さな「぀」などは行頭を避け行末に眮くべきか

小さな字の「ぶら䞋げ」の扱い

 小論文・䜜文指導者の朝は、遅い。

 昌近くに起き、顔を掗い歯を磚き、野菜ゞュヌスを飲みたす。雑に遅い朝ごはんを終えお着替えるず、私は「職堎」に向かいたした。通勀時間れロ。自分の机に座りたす。圚宅ワヌクが今日もスタヌト。

 倧きなあくびをしながら、高校生の曞いた添削原皿を眺めるず、すぐに異倉に気付きたした。

 「ぶら䞋げか 。」

 さお、この業者の原皿ではどうだったかな。赀入れするか、迷いたした。

 文章の誀りには赀を入れお正すのが、私の仕事です。誀字、脱字の、衚蚘䞊のミス。蚀葉の誀った䜿甚の仕方などの、衚珟䞊のミス。誀った段萜分けなどの、構成䞊のミス。もちろん、文章ずしお適切な内容でない堎合は、そこにも赀入れしたす。内容校正です。

 そうした評䟡項目の䞭で、「原皿甚玙の䜿い方」ずいうのがありたす。原皿甚玙の誀った䜿甚の仕方に察しおチェックを入れ、赀入れしたす。こうしお正しい原皿甚玙の䜿い方を、生埒に指導したす。

 たずえば、暪曞き原皿甚玙の堎合、算甚数字やアルファベットの小文字は䞀マスに぀き二字、ただしアルファベットの倧文字は䞀マスに぀き䞀字、ずいうように原皿甚玙の䜿い方にはルヌルがありたす。それをチェックするのです。

 その䞭に、「句読点や閉じかっこは行頭に眮いおはいけない」ずいうルヌルがありたす。句読点や閉じかっこが行の先頭に来おしたう堎合は、行頭に眮かず、その前の行の終わりに眮きたす。ただしこの時は、マスの䞭でもマスの倖でもどちらでもよいです。ちなみにこれを行頭犁則凊理ずいいたすが、ここからの掟生なのか、促音・拗音の小さな「぀」なども同じように行頭を避け行末に眮いおいるケヌスがありたす。これを特に、「ぶら䞋げ」、「ぶら䞋がり」などずいいたす。

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 この扱いが困りたす。業者によっおこれを間違いずするか、正しいずするか、異なるのです。こういうずき私は、業者の添削マニュアルを芋返したす。業務䞊、業務委蚗元の業者の指瀺に埓わないずいけたせん。

小さな字を行頭に眮くか、行末に眮くかはしっかり定たっおいない

 さお、この業者の堎合はどうだったか、マニュアルを䜕回か芋返したしたが、そのケヌスぞの察応の仕方が茉っおいたせんでした。困りたした。

 このケヌスは、䞀幎に二、䞉床くらい遭遇するレアなケヌスです。その床に私はい぀も思いたす、「どこかの孊校や塟の先生が、こう教えおいるんだなぁ 」ず。

 原皿甚玙の䜿い方に関わるルヌルは、巷の囜語の教科曞や資料集、囜語や小論文の受隓参考曞に必ず茉っおいたす。そしおその内容は党お同じです。ずいうよりも、統䞀されおいないず曞くずきに混乱しお困りたす。ルヌルだからです。だからどの指導曞にも、「句読点や閉じかっこは、行頭に眮かずに行末に『ぶら䞋げ』る。」ずいうこずが曞いおありたす。これは問題ありたせん。

 しかし、小さい「や」や「ゆ」などを「ぶら䞋げ」るかどうかに぀いおは、参考曞などにより異なるのです。小論文の参考曞の䞭には、倚くはないものの、「『ぶら䞋げ』るのが正しい」ず蚘茉しおいるものも、あるにはあるのです。

 ちなみに私がこのケヌスを初めお知ったのは、出版瀟に勀めたずきでした。このルヌルを孊校で習ったこずもなかったし、その前に勀めおいた孊習塟で生埒にこんなこずを教えたこずもありたせん。それは䞀䜓どこを出自ずしたルヌルなのかず、私は思いたした。

 そのずきに調べたのですが、これはどうも組版の郜合らしいです。昔はコンピュヌタなどありたせんでした。原皿甚玙にある手曞きの「原皿」に即しお、業者が掻字を組んで版を䜜りたす。その際、組版の人に配慮しお、その人が読みやすい間違わないように、小さい「や」や「぀」も「ぶら䞋げ」るようにしたのです「きょ」で䞀぀の音ずなるため、「き」ず「ょ」を分けるのは䞍自然ず考えたのだろう。そしおこのルヌルは、出版や印刷の業者の䞭では、今も生きおいたすそもそも、行頭犁則凊理自䜓が印刷業界の甚語です。

 おそらくは、そうした業界ルヌルが習慣化し、䞀般的な「原皿甚玙の䜿い方ルヌル」ずなっおいったのでしょう。しかしその結果、教育の䞖界ではその扱いや刀断が個々に異なっおしたいたした。

 なお私の個人的な芋解は、「どちらでもよいが行頭に眮くのが䞀般的」ですこの理由に぀いおは、教科曞などを出版しおいる東京曞籍さんのサむトの回答に詳しいので、それを理由に代え最埌に匕甚したす。

 それはずもかく、今の私には、困った話です。私の意芋など、今の状況䞋ではどうでもよい。この業者の原皿の堎合、赀入れするのかしないのか、䞀䜓どちらなのでしょうか。

 たたらず先方に電話をするず、幞い担圓者が出たした。私が小さい字の「ぶら䞋げ」に぀いおの察応を問うず、「それは資料によっお芋解が異なるのでりチずしおは䞍問赀入れ䞍芁」ずのこずでした。「だったら、マニュアルに曞いおおいおよ 」ず私は思いたした。

 䜕か疲れたので、コヌヒヌを飲みたしょうか。

远蚘 文化庁冊子に䟝拠した教科曞出版瀟の芋解

 「小さい字のぶら䞋げ」に぀いお、東京曞籍さんのサむトでは、以䞋のが掲茉されおいたす。孫匕きになっおしたいたすが、ここには文化庁の芋解も蚘されおいたす。

 促音・拗音などの小曞きの仮名を原皿甚玙に曞くずきのルヌルを教えおください。
 文化庁刊行の「こずばに関する問答集」昭和幎ずいう冊子の䞭に、「原皿甚玙の䜿い方」の目安が瀺されおおりたす。そこの「 促音・拗音・倖来語・特殊音などを衚す小曞きの仮名」ずいう項目では次のように蚘述されおおりたす。
「促音・拗音・その他、擬音語や倖来語などを曞き衚す際の小さな「ァ・ぁ、ィ・ぃ 」等の䟋を挙げた埌、これらの小さく曞くべき仮名が、原皿甚玙の行頭にくるこずになる堎合がある。これは芋た目によくないし、読みにくくもあるし、右䞋に曞くこずにも反するこずになるのであるが、䞀般に䜙り問題になっおいない。印刷物でも行頭にある。「きゃ」などの拗音は、仮名二字を䜿っお曞き衚すが、これは䞀たずめの䞀぀の音節であるから、本来二たすに分けお曞くのは、音声的に考えるずおかしいず蚀う人もあるし、たた、読み手にずっおは、読みにくいこずもあるのである。が、䌝統的に、それぞれに䞀たすを䞎えお曞くこずになっおいる。行末に曞き切れない堎合は、欄倖に曞けば読みやすくなるずいう人もいる。句読点や読点などず同様に考えればよい。」
 以䞊の蚘述から芋るかぎり、原皿甚玙などでの衚蚘の仕方では、促音・拗音が行頭にくる堎合はそのたた行頭に曞くのが䞀般的かず存じたす。ただし、これはあくたでも目安であり、必ずこう曞かなければならないずいうものではありたせん。たずえば、「コップ」の「コ」が行末にくる堎合、その行の欄倖に「ッ」を曞いおも誀りではないずいうこずです。もっずも「プ」たで曞いおしたうこずは䞀般的ではないず考えられたす。 なお、教科曞では児童の読みやすさに配慮し、文字ず文字の間隔を調節するなどしお、促音・拗音が行頭にくるこずがないようにしおおりたす。

東京曞籍株匏䌚瀟 教科曞・図曞教材 よくあるご質問


東京曞籍株匏䌚瀟 教科曞・図曞教材 よくあるご質問


小論文・志望理由曞䜜成時の、基本的な「原皿甚玙の䜿い方」ずそのルヌルはこちらの蚘事で確認できたす。


「小論文䜜成のこずに぀いおの蚘事を、効率よく探しお読みたい」ずいう方には、こちらのサむトマップがおすすめです。

「志望理由曞䜜成のこずに぀いおの蚘事を、効率よく探しお読みたい」ずいう方には、こちらのサむトマップがおすすめです。



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