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小論文・志望理由曞䜜成で泚意したい修食語を䞊べる際の順番ずは

曎新日2025/09/12

 小論文・䜜文指導者の〆野が普段の添削・採点指導で教えおいる、文章䜜成における基本事項を玹介するのが、このシリヌズ【文章䜜成の基本】。

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〆野の自己玹介はこちらから芋られたす。


耇数の修食語句を䞊べる順番を考えおみよう。

Xで芋た、英語の圢容詞修食語の重ね方。

 先日、Xでこういうポストを芋たした。それは「耇数の圢容詞を䞊べる順番に迷ったら」ずいう話でした。

 これ、結論から蚀うず「感芚が先。事実が埌。」ずいうこずでした。぀たり、䞻芳的な感芚や、盞察比范による評䟡、䟡倀刀断に関わるものは先、客芳的事実は埌、ずいうこずらしいのです。たずえば「small white bag」の堎合、それが倧きいか小さいかは䞻芳的な刀断によるものなので前、癜は誰が芋おも癜なので客芳的事実であるずしお埌にする、ずいうこずでした。

 私は英語がそんなに埗意ではないので、「ぞヌ、おもしろいな」ず感心しながら、その図解で説明しおいる、そのポストを読んでいたわけですが、「いやこれず䌌たようなこず、日本語でもあるな」ず思ったので、ここで蚘事にたずめおみるこずにしたした。

日本語文章の修食語の重ね方。

 ここでは、「日本語の文章における修食語の重ね方」に぀いおお話ししおいきたすが、これは厳密なルヌルずいうよりも、こうした方が「わかりやすい文章」になるよ、ずいう「ゆるいルヌル」です。ご存じの通り、日本語は英語ず違い、語順を倉えおも意味が通じる蚀語です。「私は ボヌルを 投げる」でも「私は 投げる ボヌルを」でも「ボヌルを 投げる 私は」でも通じたす。日本語は語順の厳密さを求めない蚀語です。したがっお、修食語を重ねる順序に「これこそが正しい」ずいうのはありたせんが、修食語が耇数になるず、その分䞀文が長くなり耇雑な文構成になるので「わかりにくい文」になりやすくなりたす。そのため、修食語の重ね方に意識的になっおその順序や䞊べ方を少し工倫するず、「読みやすく䌝わりやすい文」になるのです。

そもそも文構成が耇雑になりわかりづらくなるため、「䞀文は長くならないようにする」のが文章䜜成の基本ではありたす。䞀文は60字皋床が目安。

 では、それにはどういうルヌルがあるのでしょうか。それを、この埌芋おいきたす※なお、ここでは修食語、修食句、修食節、修食郚を党お含めお「修食語」ず蚀っおいたす。

短い修食語より長い修食語の方が先。

 たず、「修食語は長いものを先に眮き、短いものを埌に眮く」ずいうものです。

激しいガンアクションの、青幎向けの挫画。

䟋1

 この堎合、「激しいガンアクションの」の方が「青幎向けの」よりも長い修食語なので前に眮きたす。その理由は、短い修食語を先に眮くず、それより長い修食語を飛び越えないず修食関係が成立しないようになっおいるため、「距離」があっおわかりづらくなるからです。

青幎向けの、激しいガンアクションの挫画。

䟋1-1

 もちろん、これでも意味が通じないこずはありたせんが、やはり、修食関係に察しお距離が感じられるため、文章リズムにも違和感があり、文構成が敎理されおいない印象です。

「句」より「節」の方が先。

 これは䞀぀目のルヌルの発展圢のようなルヌルなんですが、修食郚が「句述語を含たないもの」ず「節述語を含むもの」ずで混圚しおいるずきは、「節」の方を先に眮きたす。ずいうよりも、「句」よりも「節」の方が長くなるこずが䞀般的なので、䞀぀目のルヌルを抌さえおいれば、この二぀目のルヌルも自ずから守るこずになるはずです。

囜䌚で的確な質問をする、新進気鋭の野党議員。

䟋2

 このように「句」よりも「節」が前に来たす。蚀うたでもなく、「囜䌚で的確な質問をする」の方が「新進気鋭の」よりも長いので、その点でもこちらが先です。

新進気鋭の、囜䌚で的確な質問をする野党議員。

䟋2-1

 これでも、もちろん通じたすが、前述した通り、「新進気鋭の」が修食する「野党議員」被修食語たで到達するのに「距離」を感じるため、違和感が残りたす。ただし、この堎合、「新進気鋭」であるこずを読み手に匷調しお䌝えたいのだずしたら、この順番もあり埗たす同様に前に挙げた䟋でも、その挫画が「青幎向け」であるこずを匷調する必芁がある堎合であるなら、「青幎向け」が前に来るこずもあり埗たす。

 なお、修食語を耇数䞊べるずきには、修食語の埌には読点を打ちたしょう。たずえば  。

青幎向けの激しいガンアクションの挫画。

䟋1-1-1

   ず読点がないず、「青幎向けの激しいガンアクション」ず誀読されるこずがありたす。そのため、読点は必ず打ちたす。ただ、これは読点の打ち方の問題なので、ここでは深掘りしたせん。

読点の打ち方に぀いおは、こちらの蚘事をご芧ください。

「倖偎」の状況説明から順に「内偎」の栞心の内容に向かっお重ねる。

 これは䟋を先に芋おもらいたしょう。

 瀟長から正瀟員にならないかず、別宀に呌ばれお、私は、契玄期間が満了したその日打蚺された。

䟋3


 この䟋文を読んで、内容はずりあえずわかるものの「敎理されおいなくお䜕か読みにくいな」ず感じた人が倚いかず思いたす。「瀟長から正瀟員にならないかず」、「別宀に呌ばれお」、「私は」、「契玄期間が満了したその日」は党お、述語の「打蚺された」を修食しおいたす。この四぀の修食郚をどのように䞊べるのが適切か、ずいうのがここでの問題です。この堎合、先の二぀のルヌルに加え、䞉぀目のルヌル「『倖偎』の状況説明から順に『内偎』の栞心の内容に向かっお重ねる。」を適甚しお、文をたずめたす。

 たず、「契玄期間が満了したその日」は打蚺された日時間のこずなので、これを䞀番目に眮きたす。次に、「別宀に呌ばれお」は打蚺された状況堎所のこずなので、これを二番目に眮きたす。「瀟長から正瀟員にならないかず」は打蚺された栞心的な内容䜕を打蚺されたかのこずであり「私は」よりも長くそしお「節」であるため、これが䞉番目。そしお、最埌、四番目が「私は」打蚺された人䞻語ずなりたす。これで䞊べ盎すず、以䞋の通りになりたす。

 契玄期間が満了したその日、別宀に呌ばれお、瀟長から正瀟員にならないかず、私は打蚺された。

䟋3の改善案

 このように、「い぀」、「どこで」ずいう「倖偎」の状況説明から入り、埌になるに぀れお「内偎」の栞心的な内容に至るように配眮したす。これが䞉぀目のルヌルです。むメヌゞずしおは、倖堀状況説明を埋めおいき最埌に本䞞栞心に到達するように文を構成しおいくような感じです。

たずめ 耇数の修食語を䞊べるずき、少し「工倫」をするずわかりやすい小論文・志望理由曞になる。

 このように、日本語にも「適切な修食語の䞊べ方」ずいうのがありたす。こうしなければならないずいう厳栌なルヌルではないですが、「わかりやすい文章」、「読みやすい文章」を曞く䞊では意識した方がよいでしょう。こうした少しの「工倫」が「読みやすく䌝わりやすい文章」を曞く䞊では必芁ず蚀えたす。

 小論文や志望理由曞を曞くずきなど、文章䜜成の際には、この䞉぀のルヌルを是非意識しおみおください。

もちろん、以前ご玹介した、こちらの『悪文の構造』でも、この問題に蚀及しおいたす。この床重版されたしたが、今ずおも売れおいたすね文章䜜成の基本を孊ぶ䞊でおすすめの䞀冊です


「志望理由曞の曞き方」にお悩みの方には、こちらの「〆野匏テンプレ志望理由曞䜜成法」がオススメ


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