ぶっ飛んだゴールを設定してみたけど、しっくりこなかった人へ
世界平和。
海外で活躍して、年収100倍。
誰もが驚くような大きなゴールを掲げて、
そこから行動が加速した。
見える世界が変わって
人生が本当に動き出した。
そういう人は、
本当におめでとうございます。
それは素晴らしいことだと思います。
コーチングでは
現状の外側にゴールを設定しよう
と、よく言われます。
今の延長線上ではなく、
ぶっ飛んだ未来を描こう。
自分の限界を超えるようなゴールを持とう。
この考え方は、
間違っているわけではありません。
実際、
それで人生が動く人もいると思います。
ただ、
今日書きたいのは、
そのやり方で変わらなかった人の話です。
大きなゴールを設定してみた。
最初は少しテンションが上がった。
でも、
しばらくするとまた元に戻った。
そもそもゴール設定ができない。
設定してみても、
いつまでもしっくりこない。
「これが本当に自分の望みなのか?」
そう思いながら、
それでも正解っぽいゴールを探し続けてしまう。
そういう人に、
読んでほしい話です。
■ でっかいゴールは、出せる。でも、しっくりこない。
僕にも、
そういう時期がありました。
始めてコーチングを受けた時
大きなゴールを設定しようとしていました。
世界を飛び回る。
海外のエグゼクティブと仕事をする。
年収を何倍にもする。
社会に大きな影響を与える。
そういうゴールを描いていました。
もちろん、
全部が嘘だったわけではありません。
そうなれたらいいな、
と思う自分もいました。
でも今振り返ると、
そこには別の感覚も混ざっていました。
こういうゴールを出したら、
すごいと思われそう。
これくらい大きく言えたら、
ちゃんとコーチングを分かっている人に見えそう。
コーチに「いいですね」と言われそう。
そういう感覚です。
当時の僕は、
それを自覚していませんでした。
本気で、
大きなゴールを設定しようとしていたと思います。
でも一方で、
本当に切実だったことは、
もっと近くにありました。
痩せたい。
アトピーを治したい。
疲れ切った身体を、
どうにかしたい。
でも、
それをコーチングの場で言うのが
恥ずかしかったんです。
自己管理できていない自分を見せるようで、
言葉にできませんでした。
だから僕は、
もっと大きくて、
もっとかっこよく見えるゴールを出していた。
世界を飛び回る。
海外で活躍する。
大きな影響力を持つ。
そう言っている間は、
「痩せたい」
「肌を治したい」
「今の生活がしんどい」
という、
いちばん近くにある現実を直視しないでいい
言い訳になるように感じてた。
ならないんですけどね…笑
■ 認められそうな未来を探していた
大きなゴールを持つことが悪いわけではありません。
現状の外側を見ることも、
本当に大切です。
ただ、
人によっては、
ゴールを大きくする前に見る場所があります。
それは、
「自分は本当は何を望んでいるのか」
より先に、
「どんなゴールを出せば認められそうか」
を探していないか。
ここです。
そこからゴールを作ると、
一見すごいものは出せます。
でも、
ずっとしっくりこない。
言葉としては大きい。
未来としては立派。
でも、
身体の奥から動き出す感じがない。
最初はテンションが上がっても、
日常に戻るとまた止まる。
僕の中で起きていたのは、
これだったと思います。
■ ゴール設定の前に見る場所
当時の僕に必要だったのは、
さらに大きなゴールを探すことではありませんでした。
まず見る必要があったのは、
自分が何を基準にゴールを作っているのか。
ここでした。
頭では、
本当にやりたいことを探しているつもりでした。
でも無意識では、
すごいと思われたい。
ちゃんと成長している人に見られたい。
価値のある人間だと思われたい。
コーチに「いいですね」と言われたい。
そういうパターンが先に動いていた。
だから、
出てくるゴールも自然とそちらに寄っていきます。
世界を飛び回る。
海外で活躍する。
大きな影響力を持つ。
言葉としては大きい。
でもそれは、
僕の内側から出てきた未来というより、
「こういう自分なら認められそう」
という感覚から作られた未来だったのかもしれません。
だから、
しっくりこなかった。
ゴール設定が悪いわけではありません。
ただ、
無意識のパターンが先に動いていると、
本音の未来ではなく、
認められそうな未来を選んでしまうことがあります。
ここが見えないまま、
さらに大きなゴールを探しても、
また同じ場所に戻ります。
大事なのは、
ぶっ飛んだゴールを出せるかどうかではなく、
そのゴールを、
どの自分が作っているのか。
ここだと思うんです。
本当にやりたいことから出ているのか。
それとも、
価値を証明したい自分が作っているのか。
期待に応えたい自分が選んでいるのか。
認められそうな自分を、
先に探しているのか。
そこを見ないまま、
ゴールだけを大きくしても、
人生が動かないことがあります。
こういう動き方は、
ゴール設定の場面だけの話ではないことがあります。
何を選ぶか。
何を目指すか。
どんな自分でいようとするか。
場面は違っても、
その奥で動いている無意識のパターンは、
同じかもしれません。
自分がどんな動き方をしやすいのか、
気になった人だけ確認してみてください。
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