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低山ハイカーが3000m峰に立つ 。| 北アルプス | 乗鞍岳 | 剣ヶ峰



『 アルプスへの入口 』


初心者低山ハイカーのシロTと申します。

前前前回に投稿した記事で私は『アルプスなんて目指さない』と豪語しました。



休日に奥多摩や丹沢の低山を歩いている。
それだけで閉塞的な心は解放され、晴れ渡る。

かつての仕事ばかりに占拠されていた生活を思えばそれでじゅうぶんだろう。

しかし、新たな一歩を大きく踏み出せずにモヤモヤしている自分がいることも否めずにいた。

ガイド付き登山やツアーに参加しようとも思えない。
自然の流れで、背伸びをせずに、オリジナルで行けば良い…  

そんなとき、一人の先輩が私の背中をそっと押してくれた。


私のような初心者を気にかけてくださり、アルプスへの入り口 の選択肢を具体的に示してくださいました。
ありがとうございます。 uru uru…

勿論、こちらnoteでは色々な先輩方がいつもあたたかいコメントをくださいます。
本当にありがとうございます。





" アルプス体験 " コース


【乗鞍岳 畳平コース】


乗鞍岳は北アルプスの最南端に位置し、最高峰の剣ヶ峰(標高3,026m)をはじめとする峰々の総称であり、紛れもない " アルプス " だ。

しかしこのコースのスタート地点である畳平は、既に標高が2,700mに達していて、バスでのアクセスが可能となっている。


バスを降りたらこの景色



冬となれば話は別だが、夏の山行であれば初心者でも難なく歩くことができるようだ。

(偉そうに説明をしておりますが、全く知りませんでした…       初心者で出不精の私はそういう情報に乏しいのです。)

なのであくまでこれは『アルプス体験コース』であり
『アルプスデビュー』ではないことと認識をしている。

ただ、
自分がその場所に立って何を感じるのか

それが知りたかった。

今後の山との向き合い方?モヤモヤの先にそんなものが見えてくるかも…   知れない。


3026mの剣ヶ峰へと向かう


8月25日🌤️


乗鞍高原観光センター


乗鞍高原観光センターから7:00発 畳平行きのバスに乗る。
晴れ間が広がってきて天気も上々だ。

シャトルバス乗り場には大勢の人たちが並んでいてバスが2台用意された。

こんなに大きなバスが細い峠道をクネクネと小一時間をかけて登って行くと、ちょっとしたアトラクションのようで楽しい。


8:00    畳平着 14℃




『イワヒバリ』との出会い


雷鳥に関する説明が刻まれてる


今回の山歩きで私は密かに『雷鳥』さんとの出会いを期待していた。

雷鳥は警戒心が低めということと、アルプスの標高が高い場所であれば高確率で会うことができるのだろうと勝手に想像を膨らませていた。

しかし結果的に会うことは出来ず、周りの方々も特に雷鳥の話題で盛り上がっている様子はなかった。

それでも注視して歩いていた私は小さな鳥の存在に気づくことが出来た。

ん? 雀? こんなところに?

iPhoneの調べによると『イワヒバリ』という小さな鳥だった。

この鳥も警戒心が低くめで、ジロジロ見る私にお付き合いしてくれた。

雷鳥には出会えなかったけれども、アルプスで出会えた記念すべき生き物 "1号" となった。


" イワヒバリ "
「雷鳥さんはあなたにはまだ早いわよ。」




剣ヶ峰


3026m  剣ヶ峰へ


登り始めるといきなり鶴ヶ池からの派手な絶景パノラマが広がった。
何とも贅沢な景色や…

鶴ヶ池


富士見岳から登って剣ヶ峰へと向かう。


富士見岳から
や、槍〜っ


薄々その存在を背中に感じ取ってはいたが、振り返るとあれは槍ヶ岳ではないか。

その異彩っぷりは素人の私でもわかる。

「己〜、待っていろよ〜っ」
と、取り敢えず心の中で叫んでおいた。



いわゆる森林限界の先であるこの場所は、目に飛び込んで来る全てが壮大すぎて実感が湧かないまま歩いていた。

キーンと来る冷たい風。
低山では冬にしか見ることのできないような青さが全身に沁み渡る。



剣ヶ峰が間近に迫る稜線では、風の轟音と共に下から山肌を駆け上がって来たガスが、そのまま空へと突き抜けて行く場面が印象的だった。



山頂小屋の方いわく、剣ヶ峰付近は朝の時間帯以外はほぼガスに覆われているとのこと。

時間に余裕があったので本当ならこの場所で暫くぼーっとしていたかったけれど、

山頂は狭くて人も多く、眺望は期待できなそうだったので早々に折り返した。




アルプスを歩いて思ったこと


なぜアルプスに魅了されるのか?

正直まだ上手く言葉では言い表せないけれど、日本とは思えないような "リアルハイジ" な世界。

長い年月を経て造り上げられた筋書きのない自然のアートみたいな…      ノンフィクションであること。

全身で感じ取った感触を、帰ってゆっくりと噛み締めてみよう。





モヤモヤの正体


私はいつも思い立ったら直ちに行きたい。

でもそれは近めの低山だからできることであり、アルプスとなるとそうは行かず、日帰りでは限界がある。

今回いちばんキツかったのは山行ではなく移動だった。

本気度を一段上げて先ずは計画性を持とう!
と思った。いまさら…

更には装備と移動の費用も増え、体力とも相談しなければならない。

そしてオリジナルでマイペースが故の知識の少なさとその信憑性…

当たり前の小さな問題であっても、そう簡単にクリアできないのが現実で、それらが積もり不安へ変わりモヤモヤとなる。

山での課題は山積みだ〜




山行前の自分は…


私は未だ、山を歩いている夢を見たことがない。

睡眠中に見る夢は、脳が自身(脳内)を整理するときに起こる現象なのだそう。

きっとまだ私の山の遍歴は、整理する迄に至っていないということなのだろう。

この枠は今こうして山行前に書いている。

きっと晴れたときの3000mの空気やそこからの景色は「天国の」とか「天空の」とかいう表現をしてしまうだろう。

しかし労せずしてそこへ立つことは本当ではない。
樹林帯の土の道から一歩ずつ登って辿り着き、初めて得ることができるもの。

そして自分を育ててくれている低山への敬意。

この気持ちは山行後も忘れずに持っておこうと思う。





下山メシは松本のスープカレー



松本市には特別な名物でなくとも魅力的なご飯屋さんが沢山ある。

今回はスープカレーが食べたい衝動に駆られてこちらへ来ました。


「10種野菜のスープカレー」
鶏のたつた揚げ(トッピング)


スープカレーのトッピングの野菜って素揚げしてあるんですよね。

新鮮な野菜を素揚げするとその旨味が増して更に美味しい。

HAYATEブレンド


こちらの珈琲は酸味も苦味もキツくないのにしっかりとした飲みごたえがある。

これは豆なのか、ブレンドの匠なのか、淹れ方なのか、わからないけれど個人的には感動の珈琲でした。

最後は味噌蔵の味噌ソフトで締める目論みでいたが、残念ながらこの日は既に売り切れとのことで、今回は下山スイーツまで至らず…


見学してすっかり観光気分
白味噌と味噌チョコサンドを購入


帰りに諏訪湖SAのスタバに寄り、芳醇巨峰フローズンティーなるものを諏訪湖が見えるテラス席でいただきました。






最後までお読みいただき
ありがとうございました。
( •ө•)و✧ ≡≡≡  🏔️🦉

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