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シャドーイングは録音を毎回するべき?頻度の目安とおすすめのやり方


録音した方がいいのは分かっている。
でも、毎回やるとなると急に重く感じる。ここで止まりやすい方は多いです。最初は頑張っていても、だんだん減っていって、いつの間にかやめてしまうことも珍しくありません。

録音は大事です。けれど、毎回きっちり入れようとすると、シャドーイングそのものが重くなりやすいです。だから、毎回やるか、まったくやらないか、の二択で考えない方が続きます。ここは、理想論より、実際に回る形で考えた方がうまくいきます。

毎回録音しなくていいです

ここは、かなりはっきり言えます。

録音は大事です。
でも、毎回きっちりやる必要まではありません。

録音は、シャドーイングそのものではなく、確認のための手段です。
だから、毎回入れなくても機能します。

むしろ毎回録音にすると、
録る。
聞く。
比べる。
直す。
という工程が毎回増えて、シャドーイングそのものが重くなりやすいです。

実際、受講生さまの中でも、最初は録音を頑張っていたのに、毎回入れようとしたことで続かなくなった方はいました。

録音の価値がないからではありません。
やはり毎回だと負荷が高いんですね。

でも、ゼロ回はもったいないです

毎回ではなくていい。
ここまではその通りです。

ただ、ゼロ回のまま進めるのはやはりもったいないです。

自分では言えているつもりでも、録音して聞くと
「あれ、思ったより言えていない」
ということはよくあります。

だから、毎回でなくていいけれど、録音を一度も入れないまま終わるのは避けたいです。

テニスでも、打っているときは感覚が悪くないのに、動画を見るとラケットの入り方や体の向きが思っていたのと違うことがありますよね。
その場の感覚だけで続けると、直した方がいいところが見えないまま進みやすいです。

シャドーイングの録音も、それにかなり近いです。

どれくらいの頻度が現実的か

私としては、まずは
1つの音声に対して1回から4回くらい
で考えるのがいちばん現実的です。

多くても3回から4回あれば十分ですし、どうしても重い方は最後に1回だけでも意味があります。

感覚としては、
40回前後まわすなら、10回に1回くらい録れたら理想的
です。

たとえば、

  • 10回目あたり

  • 20回目あたり

  • 30回目あたり

  • 最後

このくらいです。

もちろん、ぴったり10回ごとである必要はありません。
大事なのは、
節目を作ること
です。

ずっと感覚だけで進めるのではなく、
「ここで一度確認しよう」
というタイミングを入れる。
このくらいの設計の方が、録音の効果も出やすいですし、続けやすさも保ちやすいです。

録音しやすいのは、少し言える感じが出てきたときです

録音は、回数だけで決めなくても大丈夫です。

かなりおすすめなのは、
前より少し言える感じがしてきたとき
です。

前よりスムーズに出る。
前より止まる回数が減った気がする。
少し形が見えてきた気がする。

そういうタイミングで録ると、自分の感覚と実際のズレが分かりやすいです。

逆に、最初の段階でまったく追えないまま毎回録音しても、しんどくなるだけのことがあります。

最初から完璧に入れようとするより、
少し形が見えてきたところで録る
方が、録音の意味は出やすいです。

録音しやすいタイミングで入れて大丈夫です

ここは、もっと気楽に考えていいです。

録音は、理論通りに完璧に入れることより、実際に続く形にすることの方が大切です。

声を出しやすい時間帯がある。
家にいるタイミングの方が録りやすい。
週末の方が余裕がある。

そういうものがあるなら、そのタイミングで入れて大丈夫です。

受講生さまを見ていても、毎日きれいに回す方ばかりではありません。
でも、録れる日にまとめて入れる方が、結果としてちゃんと続くことがあります。

理想通りにできるかより、現実に回るかの方が大事です。

完成度を上げたい人は、少し増やしてもいいです

録音の回数を少し増やす価値があるのは、完成度をかなり上げたい方です。

発音やリズムを細かく詰めたい。
モデル音声との差をもっと縮めたい。
提出や本番に近い形で仕上げたい。

こういう方は、録音回数を少し増やしてもいいです。

ただ、それでも毎回である必要はあまりありません。

録音回数が増えるほど気づきは増えます。
でも、そのぶん負荷も上がります。

なので、完成度を上げたい方でも、
節目で録る
形の方が続けやすいことが多いです。

まず続けたい人は、最後に1回だけでも十分です

一方で、

録音の習慣がまだない。
毎回やろうとすると気が重い。
まずはシャドーイングそのものを続けたい。

そういう方は、最後に1回だけでも大丈夫です。

理想は3回から4回。
でも、どうしても重いなら1回でも十分意味があります。

ゼロ回より、1回の方がかなりいいです。

ここを厳しくしすぎると、かえって続きません。

最初は最後に1回。
それができたら、次は途中でもう1回。
このくらいの増やし方でも十分です。

録音したあとに大事なのは、全部を直そうとしないことです

録音すると、気になるところがたくさん見つかることがあります。

でも、そこで全部を一度に直そうとすると、かえって散ります。

おすすめなのは、
弱いところを1つか2つに絞ること
です。

この語尾が落ちる。
このフレーズだけリズムが崩れる。
この音だけつながっていない。

そのくらいまで絞ると、次の練習に活かしやすいです。

録音は、ダメ出しを増やすためのものではありません。
直しどころを狭くするためのものです。

録音そのものの意味や、録音すると何が変わるのかを広く整理したい方は、
「シャドーイングは録音した方がいい?効果が変わる理由と、録音の使い方方」
の方を先に読んでいただくとつながりやすいです。

まとめ

シャドーイングの録音は、毎回やる必要はありません。

録音は大事です。
でも、毎回きっちり入れようとすると、学習そのものが重くなりやすいです。

だから、
毎回やるか、まったくやらないか、の二択で考えなくて大丈夫です。

1つの音声に対して1回から4回くらい。
理想を言えば10回に1回くらい。
少し言える感じが出てきたときや、終盤で仕上がってきたときに入れる。

このくらいが、かなり現実的です。

どうしても重いなら、最後に1回だけでも大丈夫です。
ただ、ゼロ回のまま終えるのはもったいないです。

録音は、理想通りに完璧に入れることより、続く形で入れることの方が大切です。
無理なく回る形を作れれば、録音はかなり強い味方になります。

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