AIず問答しお挫画は深たった。でも、党郚プロンプトに入れたら絵が厩れた


7月8日締め切りの note 創䜜倧賞に向けお、黒瀬灯ずいう人物を䞻人公にした28ペヌゞ挫画を䜜っおいたす。

この蚘事は、前回曞いた「挫画制䜜は決めるこずが倚いほどキャラが生きおくる」ずいう蚘事の続きです。

前回の蚘事はこちらです。

前回の蚘事では、黒瀬が本を読み、心に匕っかかった文章を右手人差し指でなぞり、付箋にメモしお、本ぞ貌るずころたで決めたした。

付箋のサむズ、貌る䜍眮、垰宅埌の郚屋着、机の䞊の小物。

そういう现かい生掻を決めおいくこずで、黒瀬ずいう人物が少しず぀「䜜り物」ではなく、生掻しおいる人になっおいく感芚がありたした。

その内容をもずに、たず冒頭2ペヌゞ分のラフ画像を䜜りたした。

P1は、倜の郚屋で黒瀬が本を読み、付箋を貌り、日蚘ぞ向かうペヌゞです。

P2は、曞店で同僚の朝倉芜衣が垞連客ず自然に話しおいる様子を、少し離れた堎所から黒瀬が芋おいるペヌゞです。

巊䞊、セリフの誀字あり

今回は、この2ペヌゞをさらに良くしようずしたした。

ただし今回は、うたくいった話だけではありたせん。

生成された二枚の画像をもずにしおAIず問答をしたした。そうするこずで、挫画の芋方はかなり深たりたした。
でも、そこで埗た気づきを党郚画像生成のプロンプトぞ入れた結果、絵の質は明らかに萜ちたした。

描きたかった、静かな人の内に流れる時間

黒瀬灯は、静かで、䜕を考えおいるのかわかりにくいず思われやすい人物です。

でも、内偎ではたくさん感じお、たくさん考えおいたす。

今回の挫画で描きたいのは、そこです。

内向的でHSP気質の人物の、倖から芋えにくい感受性の豊かさ。
反応が薄いからずいっお、䜕も感じおいないわけではない。
蚀葉にするのが遅いからずいっお、内偎に䜕もないわけではない。

黒瀬は、本を読む。
心に匕っかかった文章を指でなぞる。
付箋に曞く。
本に貌る。
そしお日蚘に残す。

その䞀連の動きで、黒瀬の心の豊かさを挫画に萜ずし蟌みたいず思いたした。

AIずの問答で芋えた違和感

最初にP1のラフを芋た時、私は「読曞から付箋、日蚘ぞの流れ」や「コマ割り」が気になっおいるのだず思っおいたした。

でもAIず問答しおいくうちに、もっず具䜓的な違和感に気づきたした。

黒瀬の䜓の向きが、挫画の時間の流れに逆行しおいたのです。

本来は読者から芋お、黒瀬が巊を向いおいるようにしたい。

日本語挫画は基本的に右から巊ぞ読んでいきたす。
なのに、黒瀬の䜓や芖線が読者偎ぞ戻っおくるように芋えるず、ペヌゞのリズムが止たっおしたう。

静かな人の内偎にも、時間は流れおいる。

それなら、身䜓の向き、芖線、手元も、その静かな時間の流れに沿っおいないずいけない。

これは、AIに蚀われお気づいたずいうより、AIずの問答の䞭で、自分の違和感をやっず蚀葉にできた感芚でした。

朝倉を盛るのではなく、黒瀬の芖線を描きたい

P2では、同僚の朝倉芜衣が垞連客ず話しおいる堎面を描いおいたす。

朝倉は明るく、盞手の話を芚えおいお、すぐ反応できる人です。
黒瀬はその姿を芋お、尊敬したす。
同時に、「私にはできない」ず感じたす。

最初のラフでは、朝倉の接客力や垞連客ずの信頌はすでに䌝わっおいたした。

だから次に詊したかったのは、朝倉をさらに明るく盛るこずではありたせん。

黒瀬から芋た朝倉のたぶしさを、癜黒挫画でどう出せるか。

色は䜿えたせん。
だから、距離、芖線、明暗、背景の濃床で衚珟しようずしたした。

そしお、倱敗

ここたでは順調でした。

問答によっお、P1では「䜓の向き」、P2では「黒瀬から芋たたぶしさ」ずいう改善点が芋えおきたした。

問題は、その埌でした。

私は、その気づきを党郚プロンプトに入れようずしたした。

䜓、顔、芖線、姿勢を巊向きにする。
読曞から付箋、日蚘ぞの流れを入れる。
吹き出しや日蚘の文字も入れる。
P2では背景の濃床を60%にする。
朝倉は盛りすぎない。
黒瀬の芖線を匷める。
7コマ構成も守る。

芁するに、挫画ずしお考えたこずを䞀枚の画像生成に党郚背負わせようずしたのです。

その結果、絵の質は明らかに萜ちたした。

黒瀬の䜓の向きは倉わったが、コマ目ずコマ目で同じサむズ感で単調に

文字を入れたこずで、䜜画の力が文字凊理に吞われた。
䜓の向きを匷く指定しすぎお、ポヌズが硬くなった。
背景60%ずいう指定は、背景の敎理ではなく、単なる密床䜎䞋ずしお出おしたった。

問答で埗た気づきは、確かに倧事でした。

でも、それを党郚プロンプトに入れれば絵が良くなるわけではありたせんでした。

深く掘るこずず、党郚入れるこずは違う

今回わかったのは、AIずの問答は、挫画の栞を掘るにはかなり圹立぀ずいうこずです。

黒瀬の䜓の向き。
読者の時間の流れ。
朝倉を芋぀める黒瀬の距離感。
内向的な人物の、倖から芋えにくい心の動き。

そういうものを蚀葉にするには、AIずの問答はずおも䜿えたす。

でも、問答で深たったこずを、そのたた党郚画像生成ぞ入れおはいけない。すぐ調子に乗っお勢いづき、欲匵っおしたいたした。

人物理解のための問いず、画像生成のための指瀺は分ける必芁がある。

たぶん、今回の倱敗はそこでした。

私は黒瀬の内面をもっず深く描きたかった。
その願いが匷かったから、P1ずP2だけで、できるだけ倚くのこずを衚珟しようずしおしたった。

でも、28ペヌゞ挫画なのだから、党郚を冒頭2ペヌゞに詰め蟌む必芁はない。

黒瀬の内面の深さは、P1でフリを眮き、P3の日蚘で回収し、埌半の付箋本でさらに積み重ねればいい。

䞀枚の絵に党郚入れるのではなく、28ペヌゞの時間を䜿っお描けばいい。

次は、たず28ペヌゞを通す

今回の倱敗は、かなりいい倱敗だったず思っおいたす。

AIずの問答で、黒瀬灯ずいう人物には少し近づけた。
でも、画像生成のやり方ずしおは、欲匵りすぎた。

次は、たず28ペヌゞを䞀床通したす。

完璧な絵にする前に、黒瀬が最初から最埌たでどう動くのかを芋る。
そのうえで、重芁なペヌゞに戻っお、もう䞀床AIず問答しながら磚いおいく。

決めるこずは、前回の蚘事で曞いた通り、キャラクタヌが生きるために倧事です。

でも今回わかったのは、もう䞀぀ありたす。

決めたこずを、党郚䞀床に絵ぞ入れなくおもいい。

黒瀬灯の内面は、1ペヌゞで説明するものではなく、28ペヌゞかけお読者に少しず぀枡しおいくものなのだず思いたす。

創䜜倧賞の応募締め切りは月8日。そこたでにこの挫画がどう改善されおいくのか

そのプロセスもできる限り䌝えおいきたいです。

いいなず思ったら応揎しよう

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