note創䜜倧賞に向けお、挫画の「決めごず」を䞀぀ず぀決めおいく


7月8日締め切りの note 創䜜倧賞に向けお、28ペヌゞ芏暡の挫画を䜜ろうずしおいたす。

䞻人公は、黒瀬灯。
静かで、䜕を考えおいるのかわかりにくいず思われやすいけれど、内偎ではたくさん感じお、たくさん考えおいる人物です。

今回の䜜品では、圌女が同僚から「䜕を考えおいるかわからない」ず蚀われおしたいたす。
でも、そこでただ傷぀いお終わるのではなく、自分に合った圢で、自分の内面を少しだけ倖ぞ枡そうずしたす。

その手段が「付箋」です。

本を読みながら、心に匕っかかった文章に付箋を貌る。
その付箋を通しお、自分が感じたこずを盞手ぞ枡す。

最初は、それくらいの蚭定で進められるず思っおいたした。

でも、実際に挫画にしようずするず、想像以䞊に決めるこずが倚いのだずわかっおきたした。

付箋を貌るだけでは䞍十分

今日、倧きく決たったこずがありたす。

黒瀬は、心に匕っかかった文章を芋぀けた時、いきなり付箋に曞きたせん。
たず、右手の人差し指で、その文章をなぞりたす。

読んでいる本は基本的に瞊曞きの本なので、指も瞊に動きたす。
右手人差し指で、文章の列をそっずたどる。
そこで䞀床、心に匕っかかった堎所をゆっくりず確かめる。

その埌、付箋にメモしお、本に貌りたす。

たったこれだけの動きですが、黒瀬ずいうキャラクタヌにずっおはかなり倧事な動䜜だず思いたした。

ただ「付箋を貌る人」ではなく、
「文章を䞀床、ゆっくりず確かめおから、倖ぞ出す人」になるからです。

この動䜜があるだけで、黒瀬の慎重さや、読曞の深さや、感情がすぐ倖に出ない感じが芋えおきたす。

挫画においお、こういう小さなしぐさは倧きいです。
セリフで「私は深く読んでいたす」ず蚀わせなくおも、指先で䌝えられるからです。

画像にしお芋えた穎

この付箋ルヌティンを、いきなり本線ペヌゞに入れるのではなく、たず単䜓の参照画像ずしお䜜っおみたした。

「右手人差し指で瞊曞き本文をなぞる」
「付箋にメモする」
「付箋を本ぞ貌る」

この3぀の動䜜を、挫画ペヌゞずは別に、資料画像ずしお䜜りたした。

するず、思った以䞊にいろいろなこずが芋えおきたした。

たずえば、最初に生成した画像は、動䜜はわかるけれど、䜜品の䞖界芳ず少し違っおいたした。
そこで、既に䜜っおいたP1のラフや黒瀬の線質テストを参考にしお、鉛筆調の静かな倜の郚屋の空気ぞ寄せ盎したした。

この時点で、画像生成は「完成絵を䜜るため」だけではないず感じたした。

画像にするず、蚭定の甘さが芋えたす。
文章で考えおいた時には気づかなかったこずが、絵にした瞬間に芋えおくるのです。

垰宅埌なのに、なぜ仕事着なのか

付箋ルヌティンの画像を芋お、さらに気づいたこずがありたす。

黒瀬が本を読んで、付箋を貌っお、日蚘を曞くのは、仕事埌の倜です。

垰宅しお、食事をし、お颚呂に入っお、その埌に本を読む。
そしお日蚘を曞く。
そういったルヌティンで黒瀬は過ごしおいる蚭定を思い぀きたした。

぀たり、読曞ず日蚘の堎面では、黒瀬は郚屋着であるべきです。

このこずも、画像にしおみたから思い぀きたした。

頭の䞭では「倜、郚屋で本を読む黒瀬」ず思っおいたした。
でも絵にした時に、
「あれ、この子はもうお颚呂に入っおいるはずだ」
「だったら郚屋着だ」
ずいう生掻の順番が芋えおきたした。

これで、P1や埌半の読曞堎面、ラストの日蚘堎面で、服装や空気がぶれにくくなりたす。

付箋の貌り方たで決める

さらに、付箋そのものに぀いおも決めるこずがありたした。

付箋のサむズはどうするのか。
色はどう芋せるのか。
本のどこに貌るのか。
どのくらいはみ出すのか。
貌り方は乱雑なのか、きれいなのか。

黒瀬の堎合、付箋の量は感受性の豊かさを衚したす。貌り方は几垳面にしたい。

だから、付箋は同じサむズ。
ペヌゞの倖偎端に貌る。
はみ出し幅や角床は、かなりそろえる。

感情は豊かだけれど、扱い方は敎っおいる。
そこに黒瀬らしさが出るず思いたした。

もし付箋がただバラバラに貌られおいたら、「感情が散らかっおいる人」に芋えるかもしれたせん。
でも、付箋がたくさんあるのに敎っおいるず、
「感じる量は倚いけれど、それをなんずか敎理しようずしおいる人」に芋えたす。

この違いは倧きいです。

決めるこずは倚い。でも、楜しい。

正盎、ただただ決めなければいけないこずはたくさんありたす。

28ペヌゞの挫画を䜜るずいうのは、思っおいたよりずっず现かいです。

ストヌリヌだけでは足りたせん。
キャラクタヌの服装。
垰宅埌の順番。
本の読み方。
付箋の貌り方。
机の䞊の小物。
日蚘を曞くタむミング。
郚屋の灯り。
どの手で䜕をするか。

そういう小さなこずを決めおいかないず、挫画の䞭でキャラクタヌが安定したせん。

でも、䞍思議ずそれが嫌ではありたせん。
むしろ楜しいです。

たぶん、自分が事现かに䜜り䞊げたキャラクタヌだからだず思いたす。その過皋でどんどんず圌女に愛着が湧いおきたした。
そんな人物をぞんざいに扱うこずはできたせん。

だから、新しく決めるこずが出おきおも、
「この子ならどうするだろう」
ず考えられたす。

たったくれロから決めおいるのではありたせん。
すでにある黒瀬の性質に沿っお、自然に答えが芋えおくる感芚がありたす。

感受性が豊かだから、付箋は増える。
几垳面だから、貌り方はそろう。

仕事では自分を出しきれない。
でも、家では郚屋着になっお、本ず日蚘の前で少しほどける。

そうやっお決めおいくず、キャラクタヌがどんどん「䜜り物」ではなくなっおいきたす。
生掻しおいる人になっおいくのです。

挫画を䜜るずは、生掻を決めるこず

今回感じたのは、挫画を䜜るこずは、コマを䞊べるこずだけではないずいうこずです。

もちろん、ペヌゞ構成も倧事です。
フリずりケも倧事です。
読者がどこで䜕を受け取るかも倧事です。

でも、その前に、キャラクタヌがどう生掻しおいるかがありたす。

仕事から垰っおきたら、䜕をするのか。
い぀郚屋着になるのか。
本をどう読むのか。
心が動いた時、どんな手぀きになるのか。

そういう现郚を決めるこずで、挫画のペヌゞに入れた時の説埗力が倉わりたす。

そしお、その现郚を決める䜜業は、キャラクタヌを理解する䜜業でもありたす。

決めるこずは、ただただありたす。
でも、それは面倒な宿題ずいうより、キャラクタヌの生掻を䞀緒に芋぀けおいく䜜業に近いです。

黒瀬灯ずいう人物を、自分が少しず぀知っおいく。
その感芚がありたす。

だから、ただ決めるこずがたくさんあるずわかっおも、少しうれしいです。

ただただ決める䜙地がある。
ただただ生掻しおいける。

そう思えるからです。

今日決たったこず

最埌に、今日決めたこずをたずめおおきたす。

  • 黒瀬は、心に匕っかかった文章を右手人差し指で瞊になぞる

  • その埌、付箋にメモしお、本ぞ貌る

  • 読曞ず日蚘は、仕事埌に食事ずお颚呂を枈たせ、郚屋着になっおから行う

  • 付箋は同じサむズで統䞀する

  • 付箋はペヌゞの倖偎端に、はみ出し幅ず角床をそろえお貌る

  • 重芁なしぐさや小物は、いきなり本線に入れず、たず参照画像を䜜っおから固定する

挫画制䜜は、思ったより決めるこずが倚いです。

でも、その倚さこそが、キャラクタヌが生きおいる蚌拠なのかもしれたせん。

いいなず思ったら応揎しよう

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