人生は「ゆるめる」ことでうまくいく!
サックス、エレキギター、ボイストレーニングの練習を続けていくと、あるとき大きな気づきがありました。
サックスでは、両肩が上がり、顔が上下に傾くことで気道が塞がれ、正しい音が出ません。
猫背にならず、顔を真正面に向けることで、正しい音が出ます。
緊張で指が反っていると、キーを押さえるタイミングがコンマ何秒か遅くなり、正しい音が出ません。
エレキギターでは、弦を押さえる左手の4本の指、ピックを持つ右手の指の力を抜くこと。
つい初心者は、両手の指に力を入れて弾いてしまいますが、それだと滑らかな音が出ません。ピックも弦に弾かれて落としがちになる。
ボイストレーニングでは、両肩を上げず、上半身の力を抜き、肩甲骨を開き、顔を上下させず(理由はサックスと同じで気道が塞がれるから)、真正面に向けて声を出すことで、響くような声が出ます。
あなたは、この3つのトレーニングのポイントを見て、何を感じましたか?
サックスもエレキギターもボイストレーニングも、
「きれいな音や声を出すためには、いかにリラックスするかがとても重要」
ということです。
とくに上体をリラックス(ゆるめる)させることで、楽器を演奏するための正しい姿勢や指の形ができ、正しい音が生まれるのです。
この正しい形ができなければ、砂上の楼閣と一緒で、いくら練習を重ねても上達は難しいでしょう。
かつて太気拳という中国拳法を習っていたとき、先生から「立禅(立って行う禅。基礎練習)は、いかに上体をリラックスして構えるかが重要」だと教わりました。
健康書の編集でも、著者から「多くの病気はストレスが原因です。そのストレスを解消するためには、生活の中でいかにリラックスする時間をつくるかです」と言われました。
不妊治療の編集でも、著者から「妊娠するために最も大事なことは、お母さんの心と体をゆるめることです。ゆるめるから、赤ちゃんの魂は入っていくことができるのです」と言われました。
これらのエピソードでわかるように、楽器の練習であれ、武道であれ、健康であれ、
「うまくいくためには、いかに心と体をゆるめるか」
ということです。
すべて同じ法則が働いているんですね。
