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不名誉な称号を授けられたホップ10選 + 番外編

前書き

「玉ねぎ爆弾」

「日焼け止めローション」

「猫のトイレ」

「パルメザンチーズ焼きポテト」

「レモンの香りの家具用ワックス」——。

これらは紛れもなくホップを使用した者たちのリアリティのある表現であり、期待通りの結果が得られなかったブルワーたちの「恨み節」あるいは「痰《たん》」みたいなものなのかもしれません。

最初に申し上げておきます。これは私の言葉ではありません。断じて。海外のビール狂たちが自分のお金と時間をドブに捨てた瞬間に、血涙とともに刻んだ言葉たちです。

私はただ、それを丁寧に拾い集めただけです。拾い集めて、きれいに並べただけです。信じてもらえないと思いますが、悪意は一切ございません。

ビールを1バッチ仕込むとはどういうことか。数週間から数ヶ月の時間と、決して安くない原材料を注ぎ込み、発酵タンクを占領した液体がサンプルコックから注がれるあの緊張感たるや。

そのグラスの先に待っているのが、想定外の「玉ねぎスープ」や「猫のトイレ」であった日の絶望——。その絶望が言葉になります。言葉は鋭くなります。そして、インターネットに残ります。

海外ホームブルワーたちの痰壺…失礼、ではなくホームブルワーたちの本音が集まるフォーラム(Reddit r/Homebrewing、Homebrew Talk、ProBrewer等)では、そのトラウマが転じて、ホップ品種への辛辣なあだ名や「不名誉な称号」として定着してきた歴史があります。

今回は、その愛憎入り混じったスラングの世界を、エビデンスと科学的背景つきで全11品種まとめました。

繰り返しますが、私は拾っただけです。


本編——海外コミュニティ選出 10品種


No.01 Summit(サミット)

不名誉な称号:「玉ねぎとニンニクの爆弾(The Onion / Garlic Bomb)」

高アルファ酸で扱いやすいはずの万能選手として登場しながら、特に収穫時期の遅いロットの品質に疑いがもたれているようです。Summitに限らず、収穫時期が遅いホップは一部のチオール類・硫黄化合物が過剰になることで、レイトホップやドライホップ使用時に「ネギ爆弾」が炸裂するとは言われています。

不名誉な称号・コメント:

原文:「Summit hops are probably the cause. Tastes like a six month old bag of decayed onions.」

日本語訳:「6ヶ月腐らせた玉ねぎ袋の味がする。」

参考:URL: https://www.homebrewtalk.com/threads/onion-garlic-flavor.418169

科学的背景: 収穫時期の遅延によりプレニル化チオール(prenylated thiols)が過剰生成され、硫黄・ネギ系フレーバーが突出します。ロットの当たり外れが大きく、同じ銘柄でも全く異なる結果になりうる。

筆者コメント:これはApolloホップなどでも問題になりがちですね。収穫時期が終盤だと品種に限らず問題になりがちですが、品種によって程度の差はおそらくあるのだと思います。

しかしながら、玉ねぎって腐りにくいはずなんですけど、なぜか6ヶ月腐らせた玉ねぎの味を知っているお前のつくるビールは怖くて飲めねえよって感情を禁じ得ません…。


No.02 Sorachi Ace(ソラチエース)

不名誉な称号:「家具用ワックス(レモンの香り)」(pledge like lemony)

1970年代に北海道・サッポロビールが開発した、日本生まれの伝説的ホップ。多くの記述で「レモングラス」「ディル」と記されますが、国内外では評価が真っ二つに割れることでも有名です。

「Pledge(プレッジ)」とはアメリカの家庭に必ずある定番レモン風味の家具ワックススプレーだそうです。私は知りませんでした。なんとなく香りの想像はつきますよね。日本で言うと「マジックリン」みたいなものかと。ところで、家具からレモンの香りする必要あるか?

そのケミカルで人工的な柑橘感が「Sorachi Aceをシングルホップで使ったときの仕上がり」にそっくりだと、ホームブルワーのフォーラムで投稿する者がいました。ディルのハーブ感が強すぎて「ピクルスの液」と評されることも(ピクルスの液ってディルで風味付けてるんですね)。

不名誉な称号・コメント:

原文:「Ended up almost pledge like lemony.」

日本語訳:「結果、まるで洗剤のようなレモン風味になってしまった。」

参考:Reddit r/Homebrewing — "Sorachi Ace Experience"

科学的背景: ウッディ(木質)な精油成分とレモングラス感の組み合わせが、酸化・高温条件下でケミカルな方向へ傾くことが知られています。ビール・料理ともに相性の幅が狭く、腕が要るホップです。

筆者コメント:好き嫌いの分かれるホップとしても有名ですが、ブルワーとしてはこの癖のあるホップを巧みに使いこなすことが技であり、センスなのかなと思います。

一概にこのホップを使ったことが原因で失敗したと断罪するのはあまりにも他責思考すぎるかなと思います。実際に、私自身も強すぎるソラチエースのフレーバーは得意ではないものの、一要素としてこれまでの様々な銘柄に取り込ませて頂きました。やはり、ブルワーの素材理解(情報収集・予習)不足をまずは疑いたいですよね。

私の大好きな日本のロックバンド・the pillowsの楽曲「Funny Bunny」の替え歌でお気持ち表明しておきます。

「君のビールが解せないのはソラチのせいじゃないぜ!」


No.03 Fuggles(ファグル)

不名誉な称号:「泥の塊( Mud Dirt)」

英国の伝統的ノーブルホップとして150年以上の歴史を誇る品種が、モダンなUSホップ全盛の時代においては「退屈」の象徴として扱われてしまうことがあります。クラシカルなイングリッシュ・エールやポーターには欠かせない存在ながら、CitraやMosaicに慣れきった比較的若手のブルワーたちから容赦ない評価を受けています。

「雨の日の校庭の泥」「濡れた犬の毛」
「ヴィクトリア朝の絶望(Victorian Despair)を液体にしたようだ」

Geminiの誤った情報

「ヴィクトリア朝の絶望(Victorian Despair)を液体にした」!?

なんだこの意味のわからない表現は、と思ってしっかりとエビデンスチェックしたら、さすがに上記の記述はGeminiの嘘でした。最初に情報収集していたときは、外国人って悪口の描写や表現がえげつないなと思っていましたが1つ1つ丁寧にエビデンスチェックしていったら嘘だということが分かりました。

全然、話が逸れますが同じプロンプトで別のAIと比較検証したところ、Geminiの誤情報率が顕著に高かった。最近は「Claude」派な私です。Gemiニキ最近どうしたんだ?

という情報はどうでも良くて…。

Fugglesが実際にどのように言われていかというと…こちらです。

不名誉な称号・コメント:

①「sweaty feet(汗臭い足)」

原文:「Even though fuggles smells like sweaty feet, I like it in an american brown ale.」

日本語訳:「ファグルは汗臭い足の匂いがするけど、アメリカンブラウンエールには好きで使ってる。」

https://www.homebrewtalk.com/threads/are-there-any-hops-you-actually-dislike.382345/

②「dirt clod hop(土の塊ホップ)」
 「dirt clod machine(土塊製造機)」


原文:「Fuggles the infamous hop that thirty years ago was purported to make any beer it touched taste like dirt clods. Fuggles, the dirt clod hop, widely reviled on homebrew forums.」

日本語訳:「30年前、触れたビールをすべて土の塊の味にすると言われた悪名高いホップ、ファグルズ。ホームブルーフォーラムで広く嫌われている土の塊ホップ。」

https://www.homebrewtalk.com/threads/dirt-clod-its-all-citrus-and-tropical-now.734470/

③「大量の土」

原文:「someone added dirt to my fermenter in a large quantity.


日本語訳:「誰かが発酵タンクに大量の土を入れたみたい。

https://www.homebrewtalk.com/threads/fuggles-flavor.218075/

いや…Geminiの創作と負けず劣らずひでえ。Fugglesさん、気の毒すぎる。なんだか、娘に臭いと嫌われるお父さんのようなホップですね。

「う〜ん、マンダム」

科学的背景: Fugglesが「土っぽい」と感じられる直接の原因は、精油組成にある可能性がります。Fugglesはフムレン(Humulene)の比率が精油全体の35〜40%と非常に高い品種です。フムレンは「アーシー(土っぽさ)・ウッディ(木質)・スパイシー」を主要なアロマとするテルペン化合物です。これがFugglesの個性の核心です。

筆者コメント:悪口を言われる理由は、やはり品質や品種の問題ではなく、「フムレン高・ゲラニオール低・チオール(4MMP)ほぼゼロ」という純粋な化学組成が、Hazy IPAやWest Coast IPAのアロマ設計と根本的に相性が悪いだけです。イングリッシュビターやポーターでは同じ成分が「深み・複雑さ」として機能しますから。Fugglesパパは何も悪いことをしていません。


No.04 Sabro(サブロ)

不名誉な称号:「日焼け止めローション(Suntan Lotion)」


2018年にHop Breeding Companyがリリースした、アメリカ固有の野生種(Neomexicanus/ホップの亜種)由来の個性派。ココナッツ・ライチ・タンジェリン・ミント・ハーブ・ライムが複雑に絡み合うトロピカルなアロマは本物ですが、その「暴君性」もまた本物です。大量投入したらビール全体が安物の日焼けローション(Suntan Lotion)の香りに支配された、という報告が後を絶ちません。

不名誉な称号・コメント:

「日焼け止めローションが支配的」

原文:「once you start using it in larger amounts (especially when dry hopping), that's when the weird cedar, cream, coconut, suntan lotion starts to dominate.」

日本語訳: 「大量に使い始めた瞬間(特にドライホップで)、あの奇妙なシダー・クリーム・コクナッツ・日焼けローションが支配的になる。」

https://www.homebrewtalk.com/threads/has-sabro-ruined-my-beer.730176/

科学的背景: ラクトン(lactone)化合物の含有量が非常に高く、ドライホップや大量添加時に閾値を超えてコクナッツ・クリーム系の香りが爆発的に増幅されます。

筆者コメント:Medusa、Zappa、Talus、DolcitaなどNeomexicanus系ホップ全般に見られる傾向で、ココナッツフレーバーを避けたい場合は全体の使用量の50%以下での配合を推奨します。飲めば使用しているホップが分かるくらい個性的なこのNeomexicanus系統。

他の不名誉な称号を授けられているホップ全般に言えますが、使い方や量の問題が多い気がしますね。もちろん、ロットのハズレも有るにはあるのですが大抵の場合で下調べ不足と、リスクヘッジできていないレシピや、設計ミスのように感じられます。

笑わないのはクソ客のせいだと悪態を吐く芸人にはなりたくないですねえ…。

芸人?


No.05 Cluster(クラスター)

不名誉な称号:「ビールを台無しにする(ruin a beer)」

アメリカ最古の商業用ホップ品種として、かつての大量生産ラガーを陰で支えてきた功労者。しかし、そのレガシーが現代では最大の「不名誉」になっています。「おじいちゃんが飲んでいたラガーの粗い苦味」という評価から逃れられず、クラフトシーンでは「ただ苦いだけの雑草(weed)」と切り捨てられることも…。

不名誉な称号・コメント:

原文:「if you want to ruin a beer, use Cluster.」

日本語訳:
「ビールを台無しにしたければClusterを使え。」

https://homebrewtalk.com/threads/cluster-hops-why-are-they-not-more-popular.523153/Homebrew Talk

原文:「I think they kind of taste like feet.」

日本語訳:「なんか足の臭いがする気がする」

https://www.homebrewtalk.com/threads/so-i-dont-like-cluster-hops.329132/ homebrewtalk

科学的背景: 管理条件によってキャティ(Catty:猫の尿のようなフレーバー)が発生しやすいとされており、これがブルワーたちに忌避される大きな原因です。高品質ロットでは個性的なアーシー感もあり、再評価の声も一部にあります。

筆者コメント:「ちょっと僕も使ったことないのでわからないですね…」という歯切れの悪いコメントになってしまいたくないので深掘りしました。

Clusterを「使う理由」が実はあります。Sierra Nevada創業者のKen Grossmanが1969年にホームブルーイングを始めた頃、米国のホップ市場の実に80%がClusterだったといいます。

つまりClusterは、アメリカのビールの原点そのものです。

禁酒法以前のクリームエール、カリフォルニア・コモン、アメリカン・ピルスナー、これらアメリカ固有のスタイルを歴史的に再現するなら、Clusterはむしろ正解のホップです。クリームエールのレシピでは「ビタリングにもアロマにも最も伝統的なのはClusterだ」と明記されているものも多く存在します。

そういう文脈で言えば、伝統的なビアスタイルの復刻や再現に興味があるブルワーにとってClusterはむしろ一択になります。「あの時代のあの味を再現したい」という動機が生まれたとき、Clusterは主役になれるホップかもしれません。

一応、誤解がないように言っておきますが、「Cluster」から金品の授受は元より、いかなる利益供与も一切ございません。


No.06 Nelson Sauvin(ネルソン・ソーヴィン)

不名誉な称号:「猫のトイレ(The Litter Box)」

ニュージーランド生まれの気高きホップ。教科書には「白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン)のような上品なキャラクター」と記されますが、海外では「高嶺の花だと思って近づいたら、実家がゴミ屋敷(猫の尿)だった」というような体験談が絶えません。

「Nelson Sauvin experience?」というスレッドには「芝生っぽさと強烈な猫の尿(cat pee)の風味がガッツリ出た」「期待値が高かった分、失敗したときのダメージが大きすぎる」という嘆きが積み重なっています。

不名誉な称号・コメント:

原文: 「it isn't 'mild' notes of cat piss... it's straight up cat piss. SWMBO identified it as cat piss as well, with no prompting or prejudice. She is in charge of our cat's litterbox, she is very familiar with the aroma of cat urine.」

日本語訳: 「ほのかな猫の尿っぽさ」じゃない…完全に猫の尿そのものだ。妻も何も教えていないのに同じことを言った。彼女はうちの猫のトイレ担当なので、猫の尿の臭いには精通している。」

https://www.homebrewtalk.com/threads/couple-issues-ag-2.201815/homebrewtalk

「うちの嫁が言うには…猫の尿に似た香りらしい。」
「ほなそれネルソン・ソーヴィンやないかい!」ってことか。

科学的背景: ネルソンソーヴィンは4MMP(4-メルカプト-4-メチルペンタン-2-オン)というチオール化合物を豊富に含むため、白ワイン風の上品なフレーバーが人によっては「猫の尿・アンモニア」に感じられるようです。

筆者コメント:個人的にNelson Sauvinは大好きなホップです。3本指に入るかもしれない。使いこなせたときの白ワイン感、グーズベリー感は唯一無二です。最近のネルソンソーヴィンは「ディーゼル」っぽいですね。ネガティブに感じる人は「焦げたゴム」のように感じる方もいるみたいですが個人的にはこのフレーバーは好物です。たしかに失敗したときのリスクは高いですが、それだけに仕込んだ直後あるいは完成前の緊張感もまたひとしおじゃないですか。

という当たり障りのないコメントだと物足りないですか?

余談ですが、最近のNelson Sauvinは凄いんですよ。ロットで選べるようになってきていまして、複数のサンプルが送られてきて、実際に自分で嗅いだり、ビールに溶け込ませて、品質をチェックできるほか、収穫時期まで開示されていたりします。やはり収穫早いのロットから在庫がなくなっているように見受けられますが、個人的には収穫時期後期のものでもNelson Sauvinは品質のブレが少ないように感じます。ディーゼル臭プンプンのロット、引き当てたいものです。


No.07 Simcoe(シムコー)

不名誉な称号:「純粋な猫のション便(pure cat piss)」

West Coast IPAの歴史を支えた偉大なホップ。しかも、Mosaicのお母さんですからね!偉大なお母さんですよ。しかしながら、松・シトラス・パッションフルーツという素晴らしいアロマを誇りながら、Nelson Sauvinと並び「猫尿系ホップ」と揶揄される複雑な立場にいます。

「一口目は最高に美味しかったのに、二口目から明確に猫の尿の臭いがした。妻に隠して飲ませたら妻も全く同じことを言った」という衝撃的な書き出しで始まるスレッドが今も読まれています。

不名誉な称号・コメント:

原文:「I hate Simcoe. I know it's supposed to be like the greatest thing since oral sex, but I just can't stand it. It smells and tastes like cat pee smells.」

日本語訳:「Simcoeが嫌いだ。オーラルセックス以来の最高の発明みたいに言われているのは知ってるが、とにかく我慢できない。猫の尿の匂いと味がする。」

https://www.homebrewtalk.com/threads/are-there-any-hops-you-actually-dislike.382345/

原文:「I did something similar last year…..and it really sucked. But pure cat piss…..won't do that again.」

日本語訳:「去年同じことをやったが最悪だった。純粋な猫のション便。二度とやらない。」

「I did something similar last year.....and it really sucked. But pure cat piss.....won't do that again.」 URL:https://www.homebrewtalk.com/threads/dipa-does-anybody-love-simcoe-this-much.583795homebrewtalk

「〇〇以来の最高の発明」は原文のママです。とりあえずスルーしておきまして、やっぱりチオール過多は好き嫌いが分かれるところなんですね。猫のション便とトロピカルは紙一重!世の中不思議なことばかり!

科学的背景: Nelsonと同様に4MMP(チオール)を多く含むロットが存在し、ワールプールやドライホップの条件によって「ダンク(大麻)と尿の境界線上」にある風味が出やすくなる。現在も科学的議論が盛んに続いています。

筆者コメント:個人的には大好きなホップの1つです。SimcoeはWest Coast IPAの歴史そのものでもあり、そのポテンシャルを引き出せたときの松・シトラス・パッションフルーツの組み合わせは格別です。経験則的に年度差、ロット差は大きい気がしています。変動性ってやつですね。失敗できないビールで使用する際は、潰しの効くレシピで試し打ちをしてみるべきかと。

逃げずに向き合いたい品種です!


No.08 Polaris(ポラリス)

不名誉な称号:「ミント・草・玉ねぎのマウスウォッシュ(Like a mint, grass, and onion mouthwash)」

2012年、ドイツ・ハル(Hüll)のホップ研究所が生み出した超高アルファ酸品種です。アルファ酸は最大24.4%と、一般的なホップの2〜3倍。ビタリング効率だけで言えばモンスター級です。

名前の由来は北極星(Polaris)。そのアロマは「ミントキャンディ」。聞こえは悪くないのですが、問題は精油総量がup to 4.4 ml/100gと通常ホップの2〜4倍という「過剰な個性」にあります。

「歯磨き粉になる」「マウスウォッシュと草の味」——これらはすべて使い方を誤ったときの話です。ただその誤りやすさもまた、Polarisの「個性」です。

不名誉な称号・コメント:

原文:「Utterly undrinkable. Like a mint, grass, and onion mouthwash. We then dry-hopped it and that just made it even worse. In the whole time I worked there that was the only batch we even considered pouring down the drain.」

日本語訳:「完全に飲めなかった。ミント・草・玉ねぎのマウスウォッシュのようだった。ドライホップしたらさらにひどくなった。あの職場で廃棄を検討したのはあのバッチだけだった」

https://homebrewtalk.com/threads/polaris-hops-what-do-you-think.424526/

原文:「right now it tastes like mouthwash and fresh grass clippings.」/「Too much is toothpaste.」

日本語訳:「今のところマウスウォッシュと刈りたての草の味がする」/「使いすぎると歯磨き粉になる」

https://www.homebrewtalk.com/threads/polaris-hop-mess.403505/

科学的背景: 精油総量がup to 4.4 ml/100gと通常ホップの2〜4倍。ミント・メンソール系の精油成分(リナロール類)が極めて高濃度で、レイトホップ・ドライホップ添加時に一気に閾値を超えてマウスウォッシュ化します。アルファ酸も最大24.4%と超高域で、ビタリング専用か超少量使いに限られます。

筆者コメント: やはりPolaris自体が悪いホップというわけではなく、「個性が強すぎて使いこなせない」ブルワーが多いという話です。

また、ビタリング添加なら基本的に問題はありません。しかし、レイトホップやドライホップで使った瞬間、ミントが暴走します。

PolarisやApolloはホップ界の「扱いを誤ったら終わる」系品種です。白状しますが、私もかつて1回壮大な失敗がありました。まだブルワーとして経験が浅いも浅い、そんな時代のことです。思い出すのも嫌なくらい、ひどいものを生み出してしまいました…。だから、このホップのインパクトは脳裏に焼き付いていますが、このホップが悪かったわけではないことは確かです。

ブルワー2年目の悲劇…。忘れましょう…。


No.09 Apollo(アポロ)

不名誉な称号:「パルメザンチーズ焼きポテト(parmesan baked potato )」

やはりランクインするApollo。2000年にHopsteinerが育種し2006年に商業リリース。Zeusの娘品種で、α酸15〜19%という超高アルファ酸ホップです。ビタリング用途で優秀な一方、レイトホップやドライホップに大量に使うと…悲劇が繰り返されます。

不名誉な称号・コメント:

原文:「I used 4 oz of Apollo dry hop for 2 gallons of beer. Boy, could I taste it!! The beer took on a flavor reminiscent of a parmesan baked potato to my taste. It is a similar character to Summit for sure, but even more intense.」

日本語訳:「2ガロンのビールにApollo 4ozをドライホップした。確かに味がした!!パルメザンチーズ焼きポテトのような風味になった。Summitに似ているが、さらに強烈だ」

https://homebrewtalk.com/threads/review-of-30-dry-hops.448562/

パルメザンチーズ焼きポテト!美味しそうじゃありませんか!違うか…。

科学的背景: ダークベリー・レザー・レジン系の精油成分が高濃度で含まれており、現代のフルーティーで軽快なHazy IPA・West Coast IPA志向の味覚とは根本的にベクトルが異なります。英国のダークエールやポーターには今でも一定の需要があります。

筆者コメント: Apolloはビタリング専用として使う分には非常にクリーンで優秀な品種です。問題はそれをドライホップにぶち込むブルワーの判断力にある気がします。詳しくは下記の過去記事をご覧ください。


No.10 Cashmere(カシミア)

不名誉な称号:「没個性的(Lost individuality)」

2013年にUSDA(米国農務省)のプログラムでリリースされ、「CascadeとNorthern Brewerのハイブリッド」「シルクのように滑らかな口当たりと、レモン・ライム・メロンの複雑なアロマ」と華々しくデビューしたCashmere。名前の響きはおしゃれの極みですが、期待値が高すぎた反動か、フォーラムでは「騙された」というブルワーたちの呪詛が定期的にポストされました。最近は使用される頻度も減った印象です。

不名誉な称号・コメント:

原文:「It was very soft when we used it, which I really liked, but it did not seem to be an overly potent hop compared to some of the other new hops.」

日本語訳:「使ったとき非常にソフトで好きだったが、他の新しいホップと比べると特別強力とは言えなかった。」

https://www.homebrewtalk.com/threads/cashmere-hops.634802/ / Homebrew Talk

原文:「I've used them and drunk a fair few commercials with them. I'm yet to have a strong opinion about what they contribute.」

日本語訳:「使ったし市販品も何杯か飲んだ。でも彼らが何を貢献しているのか、いまだに強い意見が持てない。」

https://www.brewersfriend.com/forum/goto/post?id=182042 / Brewer's Friend

科学的背景: Cashmereの精油構造の最大の特徴は、Cascadeの約2倍のフムレン比率(26〜29%)にあります。フムレンはウッディ・スパイシーな酸化物を生成する成分で、これがCashmereのレモン・ライム・メロン系の明るいフレーバーの「下に敷かれた重み」として作用しているのではないだろうか。

筆者コメント: 個人的にメロン系のフレーバーも悪くないけど、メロン系のフレーバーと評されるホップは総じてフレーバー強度が弱い傾向にある気がしています。名前に冠しているあのホップもそうですね。メロン感を引き出すのもまあまあ難しいです。その結果、特別強い印象も残らないという評判になりがちです。故に「没個性」的な品種かもしれません。嫌われるだけのパンチもない——これはこれで一種の不名誉だとは思います…。

ただ個人的には、この穏やかさこそCashmereの美徳とも思っています。スムースな苦味、自己主張しすぎないアロマとフレーバー。ブレンドに加えたときに全体を壊さない「縁の下の力持ち」系ホップですかね。

「きっと君にも居場所はある!」


番外編—編集部(私的)選出


No.11 Loral(ローラル)

筆者選出・不名誉な称号:「オタサーの姫( The Princess of the Nerd Circle)」

本記事の10品種は、海外コミュニティで「玉ねぎ」「猫のトイレ」「日焼けローション」など、烈火のごとく罵倒された猛者たちです。しかし番外編の彼女は、そういう派手な悪名とは無縁のところで、静かに、穏やかに、ポジションを維持し続けています。

その存在が——あまりにも、オタサーの姫的なのです。

開発元のHop Breeding Company(CitraとMosaicを生んだあのHBC)は、Loralに「スーパーノーブル」という肩書きを授けました。肩書が良くn…。

「フローラル、ハーブ、レモン・シトラス、ダークフルーツ、ペッパー」。公式の紹介文は申し分ないです。「ピルスナーにも、ラガーにも、セゾンにも、そしてIPAにも使える。」ん?

IPAにも?本当にそうか?
では、評判を覗いてみましょう。

不名誉な称号・コメント:

「期待外れ(underwhelming)」

原文
:「I've had a few beers with Loral, most were a bit underwhelming.」

日本語訳:「Loralのビールを何杯か飲んだが、ほとんどが少し期待外れだった」

https://homebrewtalk.com/threads/herkules-and-loral-hops-what-do-they-cross-to.733335

IPAにLoralは合わない

原文:「I'm not a fan of Loral personally in IPAs.」

日本語訳:「個人的にはIPAにLoralは合わないと思う」

https://www.homebrewtalk.com/threads/loral-hops-hbc-291.591568/ /

原文:「Loral is more delicate and think it'd be lost.」

日本語訳:「Loralはデリケートすぎて、他のホップに埋もれてしまうと思う」

https://www.homebrewtalk.com/threads/loral-hops-hbc-291.591568/ /

原文:「I haven't gotten Calypso to ever pop for me, and Loral is pretty subtle. So unless I'm just Calypso ignorant, it could either live or die based on the fact that it'll probably be pretty low key.」

日本語訳:「Calypsoも自分には響かないし、Loralもかなり控えめだ。おそらくかなり地味な結果になるか、あるいは消えるかのどちらかだと思う」

https://www.homebrewtalk.com/threads/loral-hops-hbc-291.591568/ /

これらを見る限り必ずしも「批判」というワケではないことが分かります。

ただ——「期待に添わない」という、ある意味で最も静かな評価をされています。おっと…ついでにCalypsoも貰い事故してましたね(私自身、Calypsoもランクインさせるべきか悩みました)。

これらの評判からも「オタサーの姫」という称号はあながち間違いではないことがご理解いただけたはず。

IPAやPale Aleでは目立たないけど、ラガー、ピルスナー、ウィート、セゾンなどでは輝かしい存在感を放つ。それはそれで魅力的なことではないですか。だって、落ち着きのあるラガーやセゾンにMosaicとかを入れてしまうと煩いじゃないですか。それだけでビアスタイルを変えてしまうほどの威力があるわけです。ただただ純粋にテニスを楽しみたかったサークルにMosaicというパリピが入ってきて、飲みサー状態になってしまうみたいなことが起こりかねないですからね…。

そんな時にLoralはちょうど良い。


「オタサーの姫」とは
「オタサー」とは「オタクのサークル」の略。その場において特別扱いされる存在を指すスラングです。本人が悪意を持っているわけではなく、周囲の期待と持ち上げによって「特別な存在」として祭り上げられている状態。

Loralも同じです。「スーパーノーブル」という肩書き、CitraやMosaicを生んだHBCの新作という期待値、「全スタイル対応」という汎用性の高さ——周囲が彼女を「特別な子」として扱っています。


科学的背景と血統: Glacier(母)× Nugget の息子(父)の掛け合わせ。祖母はフランス・ブルゴーニュ産の欧州系ノーブルホップ Tardif de Bourgogne。アルファ酸は11〜14%とモダンホップとしては中程度。精油成分はフローラル・アーシー寄りで、4MMP(チオール)含量は低く、ネガティブフレーバーが出にくい安定したホップです。

筆者コメント:
誤解しないでいただきたいのは、Loralは「悪いホップ」では断じてありません。「全スタイル対応」という触れ込みはや誇張的ですが、フランス・ブルゴーニュ由来のTardif de Bourgoigneを祖母に持つ血統書付きで、フローラル・アーシーの上品な骨格は本物です。ピルスナーやブロンドエールなどの奥ゆかしい系ビアスタイルでは、その「主張しない品の良さ」がむしろ光ります。

それが、Loralです。

この記事を書きながら頭に流れていた曲は、This is Me / The Greatest Showman(ディス・イズ・ミー/グレイテストショーマン)でした。

Loralや他のホップたちに捧げたいと思います。


まとめ

本記事で取り上げた全11品種を俯瞰すると、「ひどい言われよう」には大きく4つのパターンがあることがわかります。

パターン①:使い方を間違えられたむしろ被害者パターン
(Summit・Polaris・Apollo・Sabro)

これらは「ビタリング専用」「少量限定」という使用条件を無視して、大量にドライホップなど使い方を間違えられた結果、玉ねぎ・マウスウォッシュ・パルメザン・日焼けローションという阿鼻叫喚が生まれました。品種の問題ではなく、ブルワーの問題がほとんどです。ホップは悪くない!

パターン②:チオール(4MMP)の濃度問題のパターン
(Nelson Sauvin・Simcoe・Cluster)

4MMPという化合物は、低濃度では白ワイン・ブラックカラント・トロピカルフルーツを生み出します。高濃度では猫の尿と感じる方もいます。紙一重です。ロット差、添加量、添加タイミング——その全てが結果を左右する繊細な品種群です。「嫌いだ」という人も、「最高だ」という人も、どちらも正しい体験をしています。好みの問題もあると思います。だから、こちらもホップは悪くない!

パターン③:時代的ミスマッチによる被害者パターン
(Fuggles・Cluster・Bullion系)

「土・木」のようなキャラクターは、イングリッシュエールやポーターの時代には「深み・複雑さ」として機能していました。しかし「ジューシー・トロピカル・シトラス」を正義とするIPA文化の台頭により、同じ成分が「泥・足・廃墟」と表現されるようになりました。品種は何も変わっていません。時代が変わったのです。こちらもまた、ホップは悪くない!

そして、パターン④:静けさという不名誉(余計なお世話)パターン
(Cashmere・Loral・Glacier)

激しく憎まれることもなく、熱狂的に愛されることもなく、「まあ、悪くないけど」という静かな評価の中に佇む品種たち。SummitやSimcoeが炎上系インフルエンサーなら、こちらは丁寧に仕事をこなすが誰にも気づかれない縁の下の力持ちです。それもまた、ひとつの生き方です。地味とか余計なお世話だわ!とホップたちはおっしゃっています。やはり、ホップは悪くない。

結論、「ホップは悪くない」というところに落ち着きました。
(あまり着地点を考えずに走り始めたので、芸術点を稼げる着地ができなかったのが心残り…。)


後書き

冒頭にも書きましたが、紹介したコメントは私の言葉ではありません。ただ——インターネットの海の底に沈んでいた言葉たちをすくい上げてしまったという罪は、確かにあります。誰にも読まれないまま静かに朽ちていくはずだった、ある夜の誰かの絶望を、私はここへ引き上げてしまいました。

引き上げておいてこう言うのもなんですが——ユーモラスな言葉たちだと思っています。

「パルメザンチーズ焼きポテト」
「純粋な猫のション便」

そして私はそれらを拾い集めながら、ずっと思っていたことがあります。

失敗したブルワーたちは全員、本気だったということです。本気で美味しいビールを作ろうとして、本気で材料を選んで、本気で仕込んで、そして本気でがっかりした。その本気の痕跡が、ホームブルーコミュニティのフォーラムのどこかに、今も残っています。

醸造とは、科学であり、技術であり、そして根拠のある博打です。どんなに優れたホップも、どんなに優れたブルワーも、「当たり外れ」と「使い方の誤り」と「時代のミスマッチ」を完全にコントロールできることはこの時代にはまだ不可能です。

この記事が、次の一バッチを仕込む誰かの、ほんの少しの助けになれば——そして、失敗した誰かの、ほんの少しの慰めになれば——それ以上のことはありません。

仕込みましょう。
転んでも、仕込みましょう。
腐らず醸し続けていきましょうね。


参考文献

【コミュニティ・フォーラム】

  1. Homebrew Talk — "Onion / Garlic Flavor"(Summit / 玉ねぎ問題スレッド) https://www.homebrewtalk.com/threads/onion-garlic-flavor.418169

  2. Homebrew Talk — "Summit Hops Onion Flavor"(Summit / 大量廃棄報告スレッド) https://homebrewtalk.com/threads/summit-hops-onion-flavor.161654/

  3. Homebrew Talk — "Are there any hops you actually dislike?" (Fuggles・Simcoe・Cluster・Citra 他 複数品種の悪口スレッド) https://www.homebrewtalk.com/threads/are-there-any-hops-you-actually-dislike.382345/

  4. Homebrew Talk — "Which hops do you dislike the most and why?" (Simcoe・Fuggles・Mosaic 他) https://www.homebrewtalk.com/threads/which-hops-do-you-dislike-the-most-and-why.599550/

  5. Homebrew Talk — "Dirt Clod: It's All Citrus and Tropical Now"(Fuggles / dirt clod hop スレッド) https://www.homebrewtalk.com/threads/dirt-clod-its-all-citrus-and-tropical-now.734470/

  6. Homebrew Talk — "Fuggles Flavor"(大量の土) https://www.homebrewtalk.com/threads/fuggles-flavor.218075/

  7. Homebrew Talk — "Has Sabro Ruined My Beer?"(Sabro / Suntan Lotion スレッド) https://www.homebrewtalk.com/threads/has-sabro-ruined-my-beer.730176/

  8. Homebrew Talk — "Cluster Hops: Why Are They Not More Popular?"("ruin a beer" スレッド) https://homebrewtalk.com/threads/cluster-hops-why-are-they-not-more-popular.523153/

  9. Homebrew Talk — "So I Don't Like Cluster Hops"("taste like feet" スレッド) https://www.homebrewtalk.com/threads/so-i-dont-like-cluster-hops.329132/

  10. Homebrew Talk — "Couple Issues AG #2"(Nelson Sauvin / 猫のトイレ・妻証言スレッド) https://www.homebrewtalk.com/threads/couple-issues-ag-2.201815/

  11. Homebrew Talk — "DIPA: Does Anybody Love Simcoe This Much?"("pure cat piss" スレッド) https://www.homebrewtalk.com/threads/dipa-does-anybody-love-simcoe-this-much.583795

  12. Homebrew Talk — "Polaris Hops: What Do You Think?"(マウスウォッシュ・廃棄検討スレッド) https://homebrewtalk.com/threads/polaris-hops-what-do-you-think.424526/

  13. Homebrew Talk — "Polaris Hop Mess"(歯磨き粉・草の味スレッド) https://www.homebrewtalk.com/threads/polaris-hop-mess.403505/

  14. Homebrew Talk — "Review of 30 Dry Hops"(Apollo / パルメザンチーズ焼きポテトスレッド) https://homebrewtalk.com/threads/review-of-30-dry-hops.448562/

  15. Homebrew Talk — "Cashmere Hops"("not overly potent" スレッド) https://www.homebrewtalk.com/threads/cashmere-hops.634802/

  16. Homebrew Talk — "Herkules and Loral Hops... What Do They Cross To?"("underwhelming" スレッド) https://homebrewtalk.com/threads/herkules-and-loral-hops-what-do-they-cross-to.733335/

  17. Homebrew Talk — "Loral Hops (HBC 291)"("not a fan in IPAs" / "delicate and lost" スレッド) https://www.homebrewtalk.com/threads/loral-hops-hbc-291.591568/

  18. Brewer's Friend Forum — "Cashmere Hops"("yet to have a strong opinion" スレッド) https://www.brewersfriend.com/forum/goto/post?id=182042

【科学・技術文献】

  1. Craft Beer & Brewing — "Hops Oils & Aroma: Uncharted Waters"(4MMP・精油・チオール化合物の科学的解説) https://www.beerandbrewing.com/hops-oils--aroma-uncharted-waters

  2. Brew Your Own (BYO) — "Mash Hopping"(チオール化合物「ビッグ4」の解説) https://byo.com/articles/mash-hopping/

  3. John I. Haas — "Hop Science Newsletter: August 2017"(4MMP濃度と知覚変化に関する研究) https://www.johnihaas.com/news-views/hop-science-newsletter-august-2017/

  4. Scott Janish — "Survivables: Unpacking Hot Side Hop Flavor"(チオール・ホットサイドホップの最新科学) http://scottjanish.com/survivables-unpacking-hot-side-hop-flavor/

  5. Beer Maverick — "The Science Behind Identifying Hop Aromas"(精油成分・アロマの科学的マッピング) https://beermaverick.com/the-science-behind-identifying-hop-aromas/

【品種スペック・公式情報】

  1. Yakima Valley Hops — Hop Specifications(各品種公式スペックページ) https://yakimavalleyhops.com

  2. Brewer's Friend — Hop Database(各品種精油・アルファ酸データ) https://www.brewersfriend.com/hops/

  3. BarthHaas — Polaris Hop Profile(ポラリス公式スペック) https://www.barthhaas.com/hops-and-products/hops/polaris

  4. Brülosophy — "The Hop Chronicles: Loral (2015) Pale Ale"(Loralシングルホップ官能評価) https://brulosophy.com/2017/03/23/the-hop-chronicles-loral/


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鈴木栄は黙らない。 こんなニッチでマニアックな記事にチップを送って頂き、ありがとうございます。創作意欲やモチベーションに繋がっています。眠気覚ましのコーヒー代にありがたく使わせて頂きます。