1977
以前も「1977」という曲のことを書いた。
クラッシュの曲、そして10年後に日本語で
カバーしたスタークラブバージョンに
ついて。
今回は、バースデイの「1977」。
これはカバーではなく、
バースデイのオリジナルだ。
内容も、クラッシュのように
「1977年には、エルビスも、ビートルズも
ストーンズもいない!」という挑発的なものではなく、そのような矜持で活動したクラッシュを
始め「1977」年に躍動したパンクバンド群への
憧憬の念の歌だ。
年齢から考えて、チバが「1977」年のバンドを聴いたのは後追いだ。
後追いだからこそ、より憧憬の念が生まれる。
リアルタイムでは、モッズやルースターズなどのめんたいロックで、そこから遡ったと
聞いたことがある。
チバはインタビューで言っている
「1977年やパンクロックっていうのは
やっぱ特別でしょ」
「1977」年リアルタイムの世代は、
チバよりも、5、6年先に生まれている
ヒロトとマーシーあたりだろう。
チバより6年あとに生まれた自分は、
バンドブーム時のジュンスカ辺りのルーツ、
ということで、めんたいロックを聴き、
「1977」年に遡った。
自分も「1977」年に対する憧憬の年は強い。
憧憬の【年】もあるが、リアルタイムで
体験できたことを誇りに思う【年】もある。
ブルーハーツがメジャーデビューし、
後のバンドブームを牽引するバンドが多数
メジャーデビューした「1987」年。
そして、ミッシェル・ガン・エレファントが
躍進した年、「チキンゾンビーズ」ツアー〜
伝説のフジロック〜名盤「ギヤ・ブルーズ」
リリース〜そして当時前代未聞だった、
オールスタンディングのアリーナツアーを
スタートさせた「1998」年。
生きている間に、自分が熱狂できるムーブメントをまた体験したいものだ。
初めてルージュの味を覚えたあの娘みたいさ
1977 いつだって俺らは心から爪先まで
持ってかれて 帰れない 帰れない
帰らない 帰らない
