4.高校中退の半年後、とうとう『その時』が来た
前回は
『高校中退後3ヶ月ほどで
ヒマに耐えかねてバイトを始めた』
そんな私自身の経験があったので、長男が高校中退後にゲーム三昧の日々を送っていても
『どうせ退屈で何か始めるだろう』
そう思ってまったく気にしてなかったけど、この考えが大大誤算だった・・・
というところまででした。
では続きです。
高卒認定終了後も動き出さない長男に焦り始める
高校中退から高卒認定試験を受けるまでは3ヵ月あり
『その間は好きに過ごせばいいかな~』
なんて何も気にしていなかったのですが、11月の高卒認定試験が終わった後も、長男が動き始める気配がありません。
『ずっと家にいて、退屈じゃないの??』
疑問に思いつつも
この時はまだ大学に行くと思っていたので、大学受験の予備校に通い始める4月まで、ウォーミングアップとして何か興味のあることを学ぶように勧めました。
3ヶ月以上ダラダラしていて、いきなり独学で受験勉強を始めるのは難しいと思ったからです。
長男が選んだのは、以前から興味があった動画作成の専門学校のネット講座でした。
でも実際に始めてみると課題の提出も遅れがちで、結局最後まで続かずやめてしまいました。
このあたりからでしょうか。
私が『アレ?』と思い始めたのは。
昼夜逆転どころか、いつ起きていつ寝てるのかわからない状態だし。
全然外に出ないし。
会話も少なくなっているし。
表情もぼやーっとしてるし。
このままじゃ
・大学受験をする気力・体力が
なくなるんじゃないの??
・人と話したり、外に出たりする必要が
あるんじゃないの??
少し不安になってきたので
✔外に出る
✔体を動かす
✔家族以外と接する
✔受験勉強のウォーミングアップ
などいろいろ兼ねて、知人の元に習い事に通わせることにしました。
週1ペースで数ヶ月通いましたが、なかなかに楽しく、また知識もきちんと習得できたようで
知人の話によると、とりあえず『仕事にできる』ぐらいにはなったそうです。
ただ、長男はそれを仕事にするほど興味はなかったようで、実際に働いたことはありませんでした。
長男の突然の予想外な告白に脳みそがフリーズ
この習い事に通っている間に、私が感じた『アレ?』は
『もしかして・・・?』
に変わっていきました。
週1の習い事には何とか通っているものの、生活サイクルがめちゃくちゃなので寝坊して遅刻続きだし。
習い事のない日は一切外に出ず、食事やお風呂の時間以外、ほぼ自室にこもりっぱなしだし。
当然、大学受験に向けて勉強している気配もないし。
一応、週1で外に出てるけど・・・
『もしかしてコレって、ひきこもり?!』
そんな言葉が初めて頭の中をよぎりましたが、まだこの時点では
『まさか~ww ありえないでしょ?』
自分の中に浮かんだ疑いを、即座に打ち消す余裕がありました。
その後、相変わらずゲームばかりして何も行動しないまま、高校中退後、初めての年越しを迎え、そろそろ1月も終わろうかという頃・・・
『その時』は突然やってきました。
『お母さん
ボク対人恐怖症だと思う・・・』
何しろ10年前のことなので、その時に私が何と答えたかは忘れてしまったのですが
(対人恐怖症??
外に出れないってこと??)
あまりに予想外の長男の言葉に、一瞬脳みそがフリーズ。
そうして私は、やっと認めたのです。
『あぁ、私の息子はひきこもりなんだ』
と。
